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    おはら野農園の取り組み 原発はいらない! 反戦・反核・反原発・反貧困・反差別 (に戻る)


09 August, 2011   (更新: 8月10日 写真追加  8月11日 文章訂正追加 写真追加  8月12日GoogleMap追加 )


2011年8月 9日  ふげん、敦賀原発 もんじゅ 美浜原発 おおい原発 高浜原発をみてきた  

  長浜IC →敦賀IC →R8
リラポート →福井原子力センターあっとほうむ →142
気比の松原公園 

  
→33→141→ 
ふげん、敦賀原発 →141→33→141→ もんじゅ、美浜原発 →

     
→141→33→R27→241→ 
おおい原発 →241→R27→ 

        
→R27→149→ 
高浜原発 →141→R27→(若狭町)→R303

       
   →R303→ 
熊川宿(福井/滋賀県境)   を見て来ました。  
                     GoogleMap
 →




  若狭の海/ 姫野洋三/ 歌詞とYoutubeは一番下に。  

                                                                              
                                                                                        より大きな地図で 若狭原発銀座 を表示(別ウインドウ)



敦賀リラポート:北陸トンネル掘削時に湧き出た冷泉を利用して作った温泉。敦賀市、32億円、2002年 
  福井原子力センターあっとほうむ

   なんともamuseな内容。
   敦賀原電への道路標識: 主要道路では、原発への案内がある。道に迷わない。
  敦賀市内、気比ノ松原交差点。左県道33、敦賀原発への道。


   
敦賀原発とふげん   

        クリアランス金属再利用製品のベンチ  →

   このような核廃棄物の再生品があるのは知っていたが。とても座る気がしない。

  ↓ 取水口



↓ 敦賀原子力館  

  原発に隣接して、このような施設がある。

  「反原発祈念」千社札を貼って廻ろうかと、近頃は器物破損で捕まるそうなんで止した。




  もんじゅ。白木集落の海水浴場から写真した。


  原発自体が数十年の歳月の中で、溶け込んでしまった感があった。同時にもっといかつく異様な建物・構造を想像していたので、その素っ気なさにあきれた。


  子供の頃なら泳いでいけそうな距離に建っているものだから、こんな風景が日常の姿で毎日があったら、体に馴染んでしまうわなあ。  が、正直な感想。


  3.11、日本が、世界が変わってしまった。この日常が一転して、人の住めない世界に変えてしまう、そんな核施設、原発の恐ろしさを思った。

                               ↓ 正面:もんじゅ入り口 左:白木集落へ
 



美浜原発

  漁港や集落に溶け込むほどに原発が馴染んでいる。悲しいことだ。



  カブリオレを買ったのは、二人で老後を楽しむには2シーターがよかろうと、、、。しかし、こんなツアーをすることになった。








  おおい原発


  





  高浜原発


  ← 高浜原発を行きすぎたところから。
    しきりに大型バスがいきかう。プレートをみると、ここから更に奥に、作業員の駐車場があるようだ。そこをシャトルしている。

        取水口。橋が跨いでいる。

   


  このトンネルの形、なんか変。県道の、半島、岬に向かう道路なのに、どこも歩道がなかった。生活道路の感覚がない。

  トンネル壁が横に大きく膨らんでいる。この構造のトンネルは、大型特殊車両を通行さすための最小の道路幅、断面なんだろうなあ。

  トンネルの前後、以前の道が草の中に消える。岬周りの狭い道を大きく広い道に、トンネルによって短縮されますっていわれたんだろうなあ。
  姉川ダムが出来た時、広い道、短縮するトンネルが作られ、それまでの奥伊吹に向かう狭い道は、姉川ダム管理道路になり、そこここに「判らん」施設ができた。いう所の地元補償だろう。













  モニタリングポスト。

  誰が、この電光掲示板を見に来るのか。地震の時はひっくり返るのかなあ。



  民宿・旅館がとても多かった。夏の海水浴客、釣り客を吸収する以上に多い気がした。原発ジプシーと呼ばれる長期・短期作業員の宿舎になるのだろうか。
  JR米原駅周辺にあった旅館はいまは見る影もない。伊吹山にあった大坂住友セメントが操業してた頃は周りに旅館が結構あった。今は観光客相手に僅かに残る。


  地元産業、地元雇用、生活基盤の整備どれを考えても、原発依存としか見えない。独自に発展する基盤・根拠を失っているように思う。

  都市が、地方の存在を破壊し自立できなくした典型がここにあるようだ。「都市の論理」が暴力的に「田舎」を破壊したようだ。



  幹線の国道27号を走る。パチンコが少なく、目立った工場がない。市街地をほとんど走っていないから判らないが、原発関連の企業はあっても、普通の(おかしな表現)工場は極端に少ないのだろうか。

  小浜には芝浦製作所(現日本電装シバウラ)がある。日本の重工業の名門、東京芝浦製作所のかたわれ。原発銀座の真ん中にあるこの重鎮企業は、いつまでここに留まるのだろうか。大きな事故があれば、たちまち操業停止になる。中国への輸出も厳しくなる。う〜ん、考えどころだろうなあ。






      帰路。  小浜をすぎ、若狭町からR303若狭鯖街道。


       福井県と滋賀県の県境   高島市21Km 長浜市59Km 大津市60Km 京都市60Km
                      ここから各市役所までの道路距離。

             R303に入って、あの山を越えたら高島市今津だようなあ、って言ってたら、あっと言う間の県境




     滋賀県米原市に住む身ならば、この距離、この存在感。ただ事ではない。今まで気付かなかった己が悔しい。



 

              ↑ 美浜の会から転載

若狭の海/ 姫野洋三/ ユーチューブ
                     http://www.youtube.com/watch?v=a4_mU9w2VtQ

若狭の海 /姫野洋三&おじさんアンサンブル
                                作詞・作曲 姫野洋三
                                補作詞 南 修治



    若狭の海に 雪が舞う
    あやしげな光りにつつまれ
    行き交う船に カもなく
    重くのしかかる 原発銀座

      ※夜をあんなに明るくしといて
        夏をあんなに寒くしといて
        まだまだ 足りないなんて

    足で扉を開けて
    足を使わず 階段昇る
    電気でお湯を沸かして
    電気で野菜をつくる

       (※ Ref.)

     味も香りもない放射能
     毎日せっせと作りつづけて
     孫の孫の……代まで
     汚れた世界だけを残すという

        (※ Ref.)

     若狭の海に立てば
     暗闇の静けさの中
     生命の叫びを聞く
     生命の叫びを聞く

        (※ Ref.)
 
 

 ↓ あまりに生々しいので、無断でお借りしました。

写真判読の世界
http://www.edu.i.hosei.ac.jp/
~airphoto/RemoteSensing_4.Thermal%20infrared.html


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図1 若狭湾沿岸における原子力発電所からの温排水流出状況
(Landsat7号のband6を使用)