こちらに最初に入ってこられた方に。おはら野農園日誌の虫たちの生活詩の拡大写真です。本文へはクリックして移動してください
拡大しました虫
ウリキンウワバガの幼虫、蛹
13 September, 2009
ウリキンウワバガの蛹。×20で撮影しようかと想ったが大きすぎた。ライトを当てて透かしてみようと、
08 September, 2009
シャクトリムシ(シャクガの幼虫)か?と思いつつも、キュウリの葉の裏にびっしりついた様から??だった。
上の繭から、ウリキンウワバガにした。
左の葉の根元をこのように齧られるので破れ傘となる。
14 September, 2009→
カボチャについていたウリキンウワバガの蛹。
その気になれば、見つけるようになった。
15 September, 2009
破れ傘。幼虫はまずこのように葉裏を食べる。その後、葉先をゆっくり食する。
このような食べ方をする虫は多い。やはりウリ科の葉を食べるウリハムシは葉を円形に食べ、その中をゆっくり食べる。
これは、植物が出す酵素の毒から身を守るためだと言われている。パパイアやイチジクなどの乳液も同じだとされる。
植物の戦略、虫たちの戦略。なにものも捨て置かれるものはいない。
16 September, 2009→
一枚の葉に四家族同居。カイコ部屋か。この言葉もワンルームマンションに置き換えてそのつましさを忘れた。家庭で子供部屋を与えた親は子の独立にそのような部屋をやり、結婚時には家を用意する。生活向上、生活改善のさもしいこと。
育つ環境に卵を産み、子供は子供からの独立のため繭をつむぎ蛹になる。小さかった子は小さい眉を、大きかった幼虫は大きな繭を。
自立とか独立とは、そういう自身の変身をいうのではなかったのか。
米原市の源氏ホタルは、親子同世代を過ごすらしい、公式シンボルマークにはそう描いてある。多分、米原市在住のホタル愛好家や保護活動をしている団体からの異議申し立てしてないから、ホタルの生態をそうみているのだろう。