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拡大しました虫

 ツヤカニムシ、おはら野の虫たちの原点


 15 December, 2010

  体長8mmほどの小さなカニムシ


  こうして、おはら野の虫たちの生活誌が始まった。

  随分と昔、ここおはら野に移住したての頃、林縁に遊んだミャー♀が体につけて持ち帰った。それを見つけた子供が高校に持っていった。理科の先生は難儀したそうだ。数ヵ月後、標本となって却ってきた。

  10年以上経って今は雌猫ミャーから三代目が跡目を継いだがいまだ採ってこない。発見者の片割れ子供も、なかなか帰ってこないから、その後の採取はなされていない。

  ネットをググッて、ツヤカニムシ
Hesperochemes shinjoensis。  shinjoensis シャイン・ジェニス(命名者の名前か)なんかなあ、ツヤカニムシは学名か。難儀は続く。
  Hesperochemes →偽サソリ?カニムシ?
  英語でさえ理解できない私に、ラテン語を交えて学問せよと迫る。
  節足動物サソリの仲間で、主に土の中に棲んで、ダニなどを食しているようだ。探し出しにくい虫のようだ。

 おはら野には、かように虫たちが暮らしているのだ。

毛皮に付けて帰ったミャー、床を這うツヤカニムシを捕まえた子供、同定・標本にした先生に感謝。


  たつ  たかし                                   25 September, 2009  

  

25 September, 2009 撮影


  ツヤカニムシHesperochemes shinjoensis  体長 8mm位

採取者:ミャー、子供
標本、同定  高校の先生



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