このデモが「女子デモ・だれデモ」であることについて

　今回、実行委は「 女子中心でデモをつくる」「原発はいらない」という旗印の下に集まりました。しかし、会議を重ねる毎に、それぞれの間に、いろいろな異なる考え方や立場があることが、はっきりとわかりました。「女子」という括りのなかで起こっている、つながり、矛盾し、共感し、はみ出し、ぶつかり合うという運動こそが、このデモの原動力です。だから、このデモに向けたそれぞれの声を、一文にまとめたりすることなく、そのまま提示することが、このデモのらしさを表す方法だと思うのです。（デモをつくるやりとりの中で、実行委としては発言しづらくなったと感じる人の意見も了解のもと載せています）

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夜、お酒を飲みながら会議とかって、子連れには参加しにくいのです。女子デモなら、子連れでも関われるかなと思いました。

「女の立場から」というのを特に主張したくないけど、一応、女の立場で生きているので、自然と女の立場で感じること、考えることが、私の原発についての主張にもつながっていると思います。

いまはまだ多くの人たちにとって、デモに参加することのハードルが高い状況だと思います。とにかく、原発いややという人には誰でも来てもらいたいし、交流してつながりを広げたい。「女子色」が出れば、来る層はこれまでと違ってくるだろうし、雰囲気も変わるはずだと思います。

自分の子供を被曝させたくない、っていうこともそうだし、自分自身のからだを大事にしたい、ということももっと大きな声をあげていいと思います。それは決してわがままじゃないし、福島の人々をないがしろにしていることにはならないはずです。

今回の原発事故のおかげで、自分の体や妊娠や、子どもを持つ/持たないなどに、イヤでも向き合わさせられている今の状態とか、「母性」を強制されるかんじとか、「女」だからかんじるイヤなこと、言えること、言えないこと、は結構あると思います。

人間を男と女だけにわけるのは、できるだけしたくないと思っています。

いくつかのデモの主催付近に関わって見てきたのは男中心の運営、実務であり、そうならざるをえない状況（デモの会議設定可能な時間・場所や場のつくりかた、人間関係など）でした。そのことによってデモのつくりかたが男とされる人たちに合ったものになっている面があるなと思っていました。例えば、話し方、話の聞き方、役割のつくりかた。これまで主催に入ってほしいといっても、参加しにくいひともいるのではないかと感じていました。

母だけで子ども連れて避難してきたけど、父は全然危機感ないとかという話もよく聞きます。逆（父が危機感強くて、母はぼやぼやしてるってこと）ってあまり聞かへんよなーとか思うと、やはりこの原発の問題って、子どもを守ること、女の身体のリスクが大きいとかいうので、やはり女とすごい結びつき強いんかなって思います。

誰だってゲバラにあこがれる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HASTA LA VICTORIA SIMPRE　アスタ　ラ　ビクトリア　シエンプレ

　　　　　彼の手紙にいつも書かれた言葉。勝利に向かって、勝利の日まで。
　　　　　　　　　　　　　　　　祖国か死か、彼の決意と人々、家族への愛情がほとばしった言葉だ。

おかしいよねヒューマンエラーだぜ　もうバレバレだよ　全世界が見てるよ　今世界中がこの日本に襲ってきた痛みを日本人がどう乗り越えるか注目してるよ　日本の若者がどう行動するか　アーティストやミュージシャンがこの痛みをどうアートにして訴えて思いを込めて乗り越えるのか世界中のみんなが見てるぜ　日本は一大事なんだよ　揚げ足を取り合いしてる場合じゃねーんだよ　もう寝てる場合じゃねーんだよ　原発なんてもう時代遅れ　 - 　human ERROR/frying Dutchman




　









　　　　　　　　　　　　　　JAMBO HABARI YAKO SAWASAWA 　ジャンボ　ハバリ　アコ　サワサワ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんにちわ 　お元気　　　ぼちぼち




大きな渦は小さな渦を伴い
　　小さな渦は大きな渦の速度を糧とする
小さな渦はさらに小さな渦を伴い
　　輪廻の果に粘性となる

　　　　　　　　　（広中監訳、マンデルブロー「フラクタル幾何学」）