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2012年1月9日 原発再開問題をめぐって〜
欧州のストレステスト批判と日本の現状

                               ヨーロッパの原子力撤退と新しいエネルギー政策を語る

 2012年1月
 原発はいらない! 反戦・反核・反原発・反貧困・反差別  に戻る   (外部へのリンクは新しいウインドウが開きます)               おはら野農園  龍  隆

準備中
   全て書きかけ。主催者からいずれ報告があると思うので、私の感想にとどめる。

09 January, 2012
1月9日 欧州のストレステスト批判と日本の現状

                   ヨーロッパの原子力撤退と新しいエネルギー政策を語る  原発運転再開問題をめぐって〜
                                                                     エル・おおさか606号室
                                      
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会 )→http://www.jca.apc.org/mihama 


   当日用の案内  →http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20120109.htm  

   司会:アイリーン・スミス氏(グリーンアクション代表)       →グリーンアクション http://www.greenaction-japan.org/modules/jptop1/  

 

レベッカ・ハームス氏

 欧州緑グループ・欧州自由連盟所属、ドイツ緑の欧州議会議員のスポークス・パーソン。2004年以降、ヨーロッパ議会の産業、研究&エネルギー委員会メンバーとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率利用、原子力問題などの課題に取り組む。

  迫力だった。ドイツなまりの英語、それはいい。彼ら・彼女らは演説・講演の迫力が違う、うん、そうそうと納得してしまう。


  『原子力発電所に対する欧州「ストレステスト」
    欧州議会内緑の党/欧州自由連合会派の委託による評価報告 ボン, 2011 年10 月』 日本語版
   →http://www.greens-efa.eu/fileadmin/dam/Documents/Studies/Stresstests%20(JP).pdf

                        →グリーンアクション http://www.greenaction-japan.org/modules/jptop1/ 

 

ゲオルギ・カスチエフ氏 Dr.Georgui Kastchiev

 37年にわたり原子力発電所の運転、管理規制等の技術研究 に携わり、1997〜2001年までブルガリア原子力安全庁長官。2011年、欧州議会の委託により作成したEUの原子力発電所ストレステストの評価報告にて「残余リスク」部分を担当。元東京工業大学客員教授。


(欧州の)原発ストレステストは「安全、安全というための」政府の作りだしたシャレードだ。3.11の前に福1のストレステストをしていれば、どんな結果が出ていたのか?ストレステストで原発が安全になるわけではない。

An Account of Events in Nuclear Power Plants Since Chernobyl Accident in 1986/MAY 2007 今なら当時提案された「大惨事の崖っぷちの前で」だ。

「欧州ストレステストの結果報告は、エンジニア ジャッジだ。「あんたにとっては受け入れっれても、私には受け入れられない」といったレベル。
  
  美浜の会 PDFファイル→ カスチエフ氏の当日の資料  (16 January, 2012 UP)
  

  8.An Account of Events in Nuclear Power Plants
         Since Chernobyl Accident in 1986  /MAY 2007 

      今なら当時、レベッカ・ハームスが提案した「大惨事の崖っぷちの前で」だ。



   スナメリチャンネル

       →http://sunamerichannel.jimdo.com/

  「ストレステストで原発の安全は担保されない」
  1:18:34頃 →http://sunamerichannel.jimdo.com/2012/01/11/....
    この「大惨事の崖っぷちの前で」の英語表記が語られているんだが、私では聞き取れない。 
 
 
 

  18.欧州原発のストレステスト

  3.11の前に福島第一原発のストレステストをしていれば、どんな結果が出ていたか?

    (多分、安全だ、、、)


   ストレステストで原発が安全になるわけではない。
 


井野 博満氏

 東京大学名誉教授、柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表。
主な著書:『福島原発事故はなぜ起きたか』(編著、藤原書店、2011年6月刊)、『徹底検証 21世紀の全技術』(現代技術史研究会編、責任編集、藤原書店、2010年10月刊)


技術的問題を論じる際には、データの客観性とともに、何を重視しどう考えるのかが重要で、それはその人の立場性や思想性が現われる。(エンジニア ジャッジに潜む問題点)

市民・住民の参加が何故必要か−ストレステストは、大事故がおこらないことを証明するものではない。とするならば、テストの結果が再稼働の条件として適切なものかどうかについて意見を述べ判断する主体は、住民・地域住民(一部略)

   「ストレステスト意見聴取会で 何が議論されているのか」 −井野 博満氏
1、ストレステストの目的
2、日本でのストレステストの経緯
   ・これまで、11冊の報告書が提出されている。
   ・レベッカ・ハームス氏・ゲオルギ・カスチエフ氏の指摘−欧州での問題

3、ストレステストの問題点
  ・テストは机上のシュミレーション。シナリオ次第で、恣意的な結論を導くことができる。
  ・弱点の把握や改善のための道具たり得ても、絶対的な安全評価はできない。
  ・シュミレーションのためのシナリオは設計基準評価(想定外は含まれない)に基づくもの
  ・事故は〜
 
  意見聴取会の委員になること(井野博満氏、後藤政志氏)に、反対意見もあったが、@意見聴取会の中で、問題を指摘すること、A議論の中身を報告することは大事である。


 
 
 
 

  ゲオルギ・カスチエフ氏 レベッカ・ハームス氏 井野 博満氏、三氏による対談と質疑応答。
     欧州におけるストレステストの問題点、日本に引き寄せた動機と方法に疑問。エンジニアジャッジ。地域住民・市民による運動が肝要。などなど、いずれ美浜の会とグリーンアクションから報告があがると思うが、まずは私の感想。


   グリーンアクション HP →http://www.greenaction-japan.org/modules/jptop1/  
         1月11・12日:欧州のストレステスト批判と日本の現状 
 
                         ●2012年1月11日(水)18:30〜20:30  東京しごとセンター 地下2階講堂 (東京・飯田橋)
                    ●2012年1月12日(木)14:30〜16:00  衆議院第二議員会館第1会議室 (東京・永田町)
                                        案内 http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=545  
  
         ゲスト講師に、井野氏に変わり◆川井康郎(プラント技術者の会):プラントエンジニアリング企業勤務を経て、現在、コンサルタント会社代表。
                                 約40年間にわたって、主にエネルギー関連プラントの設計ならびにプロジェクトマネジメントに携わる。

                                                                        
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