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伊吹山と霊仙山、西の横山に囲まれた盆地の
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姉川水系・用水アルバム

   2009年  夏(姉川ダムからが我田引水) 
   2010年    2010年2月 冬  2010年 春 桜  2010年 夏 大雨の後  2010年夏 カエルvideo 2010年 秋 稲刈りの後 2010年12月
   2011年    暮れの姉川   冬の工事が始まった井ノ口円形分水      井之口円形分水、田植えの季節、一年で一番水量が多い   雛祭り    2011年 節分 
   2012年    1月15日 小正月 井之口円形分水   4月16日 田んぼが始まる。井之口円形分水

2009年  姉川ダムから我田引水まで、 

2009年 夏の用水   日付のない写真は2009年7月5・7日撮影 龍 隆

  この日、姉川ダムから私の田んぼまで、水がどう導かれているのか、ふと確かめたくなった。訪ねてみることにした。
 
甲津原→姉川ダム曲谷ダム→曲谷→甲賀→吉槻→上板並→下板並→大久保→小泉→途中出雲井・伊吹→道の駅伊吹の里→小田(やないだ)分水井之口円形分水
          google map view pointをあげました                          →五川分水→ヤンマー工場前→我田引水→琵琶湖
         レイアウトがくづれ読みづらい場合は、ブラウザの文字サイズを小にしてください。

奥伊吹スキー場→甲津原→
姉川ダム・曲谷ダム→曲谷
姉川ダム 下流に曲谷(まがたに)ダムがある。








    自動気象観測装置→
     このようなものに心ときめく


  ダム湖 白龍湖


  










  こんな使い方していいのか未チェック↓

国土地理院 地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
 ➪姉川ダム
     パカパカと新しいウインドウが開きます。適当に閉じてください。
     または地図上をスクロールして移動。
姉川ダムを下から こちらへは姉川ダム下流公園の案内に従う。  


    



 曲谷ダムへの進入路と同じ。
新道や旧道を知っていると、バスを運行するために開設された道が旧道。
このダムのために設けられた道が新道。
  それでこのダム周辺の管理道路は、旧道が使われている。


甲津原⇔姉川ダム トンネル中心の新道、このダムと一緒に作られた。 管理道路は旧道

姉川ダム⇔曲谷  大きくカーブする陸橋新道 管理道路は旧道 この旧道から入って姉川ダム下流公園・曲谷ダムへ

 姉川ダム下流公園の手前に曲谷ダム

     国土地理院 地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
      ➪曲谷ダム・姉川ダム下流公園
    ここが「 姉川ダム下流公園の案内」
姉川ふれあいプラザ   姉川ダム管理事務所の建物に同居している。
  来館者の少ないこと、去年4009人。
    毅然と立ち入りを拒んでいる風情ありあり。

  このダムへの進入路は施設管理道路となっていて、標識に乏しく見過ごすかも。


  このような施設・建物が点在している。


                     上から2つ目のPからダムを→



 この地図の周回道路は管理道路とのことで、ゲートが設けられていて進入禁止の標識ばかり。








国土地理院
 地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
 ➪反対側から姉川ダム


より大きな地図で 姉川水系・井之口円形分水・小田分水 を表示

 googleマップです。

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甲津原→姉川ダム湖周路→曲谷

  温見ぬくみ親水公園  

  ここから下に下ると、駐車場も身障者トイレもあるが、どのように昇り降りするんだろう。
  イベント開催時はフルサービス

  ダムを親しんでもらうに必要な施設は取り揃えました。個人ユースの使い勝手は、悪いです。


国土地理院 地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
  ➪温見親水公園 この辺り





ここから下に水辺が








  地元にいるとこのようなことは茶飯事で、行政に言って「入れてくれ、使いたい」といえば手はずを整えてくれる。

  勿論、体験交流だとか現地視察だとか、だとかでは地区住民総出で、そうではオーバー、出迎えてくれる。
 そのための、なんのための事業だし予算もある。個人でブラリの予算はかようの不便が強いられる。


奥甲津原姉川ダム トンネルとトンネルの間、山側→曲谷  伊吹ゆり園旧跡  寺谷ふれあい公園

行政が魂を籠めた伊吹ゆり園旧跡




  ダムの完成と同時期開園なんですけど、10年経たずに廃園。
  地元では曲谷のゆり園といわれていました。

ケータイは届きません。





国土地理院
 地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
  ➪この辺


  寺谷ふれあい公園
        この坂をどんどん歩いて下ってください。ふれあえます。

  ダム周辺案内図の少し濃いテープを貼って目隠しした辺りにあります。伊吹ゆり園旧跡も。

  私はけなしているだけで、なにの施設も無視すれば、熊や鹿、猪・猿、姉川ダムの放流時の増水なんかのリスクを自己負担すれば、どこからでも水辺にいけます。
  エコロジーを愚かにも履き違え、人が侵入しても危険がないように自然を捏造し配慮さていると思えばそれまで。
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奥伊吹スキー場→甲津原→姉川ダム下流公園・曲谷ダム→曲谷
    















国土地理院 地図閲覧サービス5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
  ➪曲谷ダム・姉川ダム下流公園 この辺りから下へ、また姉川ダムの直下へ行けます。

 曲谷ダムから姉川ダム下流の川の様子。カヌーのできるポイントを探しているんです。

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   小泉→途中→伊吹     これを曲谷ダムとばかり思っていました。

 違っていましたね、下流の小泉発電所の取水口でした。


  右の姉川に突き出した「さざれ石」とあわせて年代を経た情緒があります。

  伊吹山の西側は美濃赤坂、大理石とさざれ石の産地。その集積場が関ヶ原だったので今も関ヶ原は大理石集積と加工産地。

   東京都庁の大理石はここで加工されたことは地元では有名



国土地理院
 地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
 ➪小泉発電所取水口 この辺り

   さざれ石 この辺り

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 小泉小泉発電所・伊吹発電所・出雲井→伊吹→道の駅伊吹の里   
出雲井
 姉川から取水し、大原野・長浜市上坂など多くの水田に水を送る基点。




















堤のコンクリートの下を通って道路の反対側へサイフォンによって導かれている。
 伊吹発電所
   出雲井の対岸にある。この同じ敷地右に小泉発電所がある。


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       ➪小泉発電所・伊吹発電所・出雲井 この辺り

この地図では対岸を走る導水管が破線で示されている。2万5千地図をこよなく愛す。


 この小泉と伊吹の間に三本の道がある。今みんなが通る太い新道、バスを通すためにできた旧道、バス以前の道。
小泉発電所     
導水管が見える
 小泉出雲井・伊吹用水→小田(やないだ)分水→

出雲井

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       ➪出雲井


出雲井
・伊吹用水小田(やないだ)分水


あふれんばかりの水量

この出雲井堰からサイフォンで用水路になる。
小田(やないだ)分水までの水路は、自動車も通る道だが、水音のやさしい散歩道の風情。

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       ➪この辺り

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出雲井・伊吹→用水→小田(やないだ)分水

出雲井からここまで、用水路には柵がなく、怖い。

地元は慣れているのだろう。








ここを流れる水量に圧倒される。


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       ➪小田(やないだ)分水 この辺り

道路を伊吹山に向かうと道の駅がある。













道の駅から姉川沿いに上って出雲井・発電所、用水路に沿って下がると小田(やないだ)分水。
井之口円形分水へは道の駅からのほうが判りやすい。井之口円形分水は木陰の下でベンチもある。
 さあ五川分水、おはら野へあと一里。

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道の駅伊吹の里→小田(やないだ)分水井之口円形分水 

 井之口円形分水の隣、姉川

             井之口円形分水の下流、溜めかな?土砂のための


用水路は綺麗に草が刈ってある(2009年7月初旬)のは、この時期もっとも田んぼに水が欲しいし、また草刈はカメムシの発生を抑えるのに一番効果がある。

国土地理院 地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:虎御前山(岐阜)
 ➪井之口円形分水 この辺り

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小田分水→五川分水・間田→

 五川分水


  ここの地名、はさまた間田は古風だ。ハザマと濁れば地名も人名も多い。
  小をやないと読め、さらに困難か。



  農道を入っていくことになる。トラクターや軽トラが来る。路肩はゆるい、足場の良いところへ駐車。



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  ➪五分水 この辺り
左から右へと扇状に水路は広がっていく。




田畑を潤すとはこのことかも知れない。だけど水が確保できるようになったのはこの30年ほどのことで、それまでは日照りの年は鍬鎌かついで、夜通しの水番だった。

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小田分水→五川分水・間田→我田引水→黒田川→天の川→琵琶湖→淀川→大阪湾

左から  わが水田への最後の分水   ヤンマー工場からのポンプUP    不足する水を補うポンプ


仲屋敷へ我田引水

水口を開けて、関戸を閉める。姉川の水をこうして我が田に引く。

  
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  ➪水田 仲屋敷 この辺り

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2010年 

 2010年 正月
 
 08 January, 2010

 小田(やないだ)分水
  たっぷりの雪、快晴の空。







                                                         ↑小田分水と伊吹山。
                                                       あまりの雪に他の分水には近づけない。
                                                       もう少し溶けてから、出かけよう。

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 2010年2月 冬の用水
 22 February, 2010

 あまりの雪に近づけなかった
                            井之口円形分水
    土嚢が積んであった。水量が多くて、下流への分配を加減しているのだろうか。
田んぼに水が入らないこの時期、用水の工事があちこちで行われるので、そのためだろうか。
 
   










  途中はこんなんで、四駆の軽トラがウルトラローでもスタック。スバルの対向4気筒が仇になってます。


 ←小田(やないだ)分水 雪が融けましたね、川浚いをして出番まであと二カ月。

    2010年 4月、春の用水

10 April, 2010    井之口円形分水      野良日記の丸写しだが、おいおい書きかえる

  毎日が日曜な毎日を送っている。農作業は、これと言って一日を費やすまとまった仕事はない。あれをやりいの、これをかたずけいのスローワークだ。一言でいえば、シーズン初めのキャンプか。
  明日はこの姉川水系の出雲井から、水口に至る農業用水の一斉清掃・保守、地元言葉で言う川浚い。田んぼをやる農家が総出で、分担を決め行う。

  それで、私は五川分水から下途中までを何名かで川浚いする。一番上の出雲井の暗渠・サイフォンの中の土砂を取り除くので、水を抜く。それで下の用水全部の水が引く。

    井之口の円筒分水までお花見としゃれた。




  そんなんで明日は、農家の一年のはじまりのような、一年の始めのための準備のような、さあ今年も野良で仕事するぞ、のような日である。

  夏だけのつもりで始めた用水アルバムが春夏秋冬になりそうだ
                              

    井之口円形分水
   夏と違って陽射しが尖っていない。黄砂かなにか、昔の人は春霞と詠んだ。桜の花が淡いピンクなのは、ソメイヨシノが桜の代表になってから。

  冬にあった土嚢が取り除かれていた。





  この穴からクロマルハナバチが出入りしている。




  う~ん、だいぶ画像の左寄せ、右寄せのコツが判ってきた。上手くいくぞレイアウト。





  次は動画か音声入りだな。
  そこまではカメラの使い方が判らん。






  

  
   井之口円形分水から姉川越しに伊吹山。山裾のポツンポツンは桜。 この桜が藤に変わる頃が初夏。

  まあこういう風情だ。





  ボンボンのように丸く花が集まって咲いている。根がしっかりしていて、元気がいいんだそうだ。




  用水散策というより、お花見になったが、お花見なんだ。
  姉川沿いの堤防に桜が、道の駅「旬彩の森」まで続いている。そこからきたので、写真は逆になった。まずは円筒分水を見てから、だから。

   ほんと、いつ来てもこの水量に圧倒される。柵が近くて覗きこめるからか。

  小田分水(やないだ)




   反対からみた小田分水、見上げると伊吹山。↑

   五川分水。明日4月11日の川浚いの前、毎年この出雲井から下までの川浚いは第一日曜に決まっている、雨天決行。





  私の集落、市場の田には左から二つ目の分水が来る。この分水幅をめぐって騒動が起きる。それぞれの流域の田の面積や地形で、ああだこうだといいながらこのような幅になった。

  水利権とはそういうもので、治水(水運)と自治権(農業用水)の狭間で揺れ動くが、お代官さまと、ヤーサンと、庄屋さまと、、まるで水戸黄門ではないか。

  

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   2010年 6月はじめの用水

10 June, 2010
  カエル     井之口円形分水

  ダイブをためらっているのか、飛びこまない。動画を試みた。画像が粗い、デジカメの限界のようだ。テクニックも拙い。タイトルもエンデングもHPBのサンプルのまま。おいおい、向上するだろう、このようなことに熱中するタイプだ。


   動画はこちら→クリック 

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     2010年 7月、大雨の後 夏の用水

14 July, 2010    大雨の後
   井之口円形分水  大雨の後
  この数日の雨は、農業用水を濁らせている。普段より水量が少ないのは、姉川から取水する出雲井堰で水門を閉じているから。なので、この水は数キロの間の雨水を集めたもの。



   隣を流れる姉川。普段から清流とは言えないが、今日は濁っている。





  11~14日の雨量、193.0mm。久しぶりのまとまった雨。4日間、畑に出られず、野菜はすっかり水を吸って、細根が傷んだかもしれない。病気がでるかも。
 
  姉川の取水口、出雲井堰



  取水口の内側。水門は完全に閉まっている。

   




   水門から、コンクリートの堤防のように見える下に水路がある。暗渠になっていて、春にこの中の土砂と流木などを取り除く。米原市の旧山東地区、長浜市の一部の田に用水している重要な取水口になっている。


 ←
小田(やないだ)の分水


  ここで長浜・井之口方面と山東地区の大半に分水される。




   ←小田から山東地区を眺める



  左の小高い丘とその先の木が岡神社。この出雲井堰と田を切り開いた古人の縁の神社。
  遠くに碧く霞むのは鈴鹿山系の北の外れ、霊仙の山並み。



 

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     2010年10月 秋の用水

17 October, 2010
  秋の井之口円形分水。今朝、8℃まで気温が下がった。






  「危険!!立入禁止」とは無粋な。まだ立てたばかりのようだ、誰か柵を越えてはまったのだろうか。






  はまれば、危険な個所もあるから仕方ないにしても、無粋、興ざめ。



  向こうに見える田の緑は、ヒコバエ。刈り取った後の株から再び芽吹いて穂が上がる。





  ←主に井之口方面の田に用水される。





  ←姉川沿いに、長浜市方面まで続く。下手から撮影。春は桜が咲いていた。


  寒くなって思いだした、秋の分水の写真を撮っておかなきゃ、、、。

  もう少しあとで、紅葉・落葉の頃に写真しにこよう。11月初旬に伊吹山の初冠雪のころかな。


  写真を撮りに、道の駅「旬彩の森」から姉川堤防沿いに下ったら、サイクリングの一団に出会った。道連れが出来るって嬉しいものだ。聞けば、姉川を琵琶湖まで下るそうだ。姉川・琵琶湖水系を辿るんだそうだ。地元では農業用水であっても、琵琶湖・淀川水系、水利用なんだよなあ。


  周りの景色も含め、毎日見慣れた風景で、季節によって彩りが変わることはあっても、毎年、水路が変わるわけでなし、変われば困る。
 

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    2010年 12月 初冬の用水

05 December, 2010
  初冬の井之口円形分水。水が止まっていた。導管からこの中心に水が吹き出し、分水される。






  下で工事が行われている。そのためだろうか。






  水が流れていないので、吹き出しを覗きにいった。水量があると、その圧は相当のものなんではまれば危険。



  ヒコバエの生えてあった田は、秋の荒起こしで奇麗に鋤いてあった。





  初めて水の無い井ノ口円筒分水を見た。なんとなくあっけなくて、やっぱ水が流れていないとね。

  秋の仕舞が済んで、冬の佇まいをみせる井ノ口円形分水。


 

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 2011年2月 節分の用水 
04 February, 2011
    井之口円形分水

   正月以来の大雪で近づけないでいた。いつもは車で横付け無精をしている。散歩道を考えて”プロムナード”ルートを開発しようと、近くの集落からラッセル覚悟でスコップを杖代わりに歩き出した。

  有り難いことに、犬の散歩の方が、用水をぐるっと回るからついてき、とおっしゃる。とても独りではいけないあぜ道を歩いた。
  先人が、犬の散歩に踏み歩いてはいるが膝を超す。


     videoクリップはこちら →節分に







  どこまでも雪。歩く以外に手はない。おお汗、

       これから帰る道。人と犬のプロムナード










       ↑ 姉川から伊吹山               姉川の川床 ↑


 井ノ口の分水から分かれた用水が更に分かれて流れてツララ


  今日は節分、春節。明日は立春。

  もうすぐ春

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 2011年3月 雛祭りの用水 
03 March, 2011
  井之口円形分水

  すっかり雪が融けた。雛祭りはうっすら雪化粧だった。



  姉川は雪解け水で、濁って流れも速い。  →


 今日は趣向を変え、この分水で吹きあがるサイフォン・取水口を見に行った。







  なかなかの迫力だが、落ちると、暗渠を通って、さあここに浮き上がるかな。
  それより滝壺のごとく、浮かび上がらないかもしれない。独りじゃ怖い。
     昔、ここにイノシシが落ちたようだ。人力では上がらず、機械を使ったそうだ。下に吸い込まれているから、そう簡単には上がらない。はまらないうちに引き上げた。

  穏やかに吹きあがる分水を眺めているほうが、やっぱ良い。



  使わなくなった貯水池が辺りにあって、圃場整備して水の便を良くするまでの色々を偲ぶ。


   今でこそ、堤防でがっちり流路を固定しているが、そうじゃなかった昔、姉川は流路を一杯変えていたんだろうなあ。

           大きな岩と砂礫が層になっているのが見える。 →

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  2011年4月  田植えの季節
14 April, 2011
  井之口円形分水、田植えの季節、一年で一番水量が多い。





  隣の田の畔に咲いていた。



キランソウ。シソ科

別名ジゴクノカマノフタ





  桜と用水が同時に奇麗ってシーンがない。いいカメラ、でっかい画像がいるんかな。









  井之口円形分水から、姉川と伊吹山。 伊吹山の左肩が無くなっている。戦後からつい最近まで、セメントを作るためにセメント会社が削り取った。

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 2011年 8月 小田(やないだ)分水から、井之口円形分水を観る  
15 August, 2011
  小田(やないだ)分水から、井之口円形分水を観る。


  お盆の分水。よく通るんだが、写真するような光に恵まれることが少ない。早朝か夕暮か、光量が少ない時間帯でないと、緑が飛んでしまって、写真にならない。








  9月になると稲刈りが始まる。大体の田が9月11日(日)で終わるだろう。上の取水口からの水が減って水量が落ちる。
  特に台風など大雨があると、稲刈りに支障をきたす。


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  2011年 12月

01 December, 2011
                               冬の工事が始まった井之口円形分水

 
 暖かい日が続いて、紅葉が遅れていた。姉川から伊吹山。川にある堰が取水口に見えるが、そうではない。






  R365に沿って長浜市街地~琵琶湖へ流れるこの用水は農業灌漑用水であるとともに、生活用水でもある。





  小田(やないだ)分水から来た用水はここで、サイフォンになって地下に潜る。


  ちょっと怖い・吸い込まれると円形分水に吹きあがる・かな。







  ↓  円形分水になるまでの分水。戦後、この円形分水ができた。そのとき尽力した人は、完成後疲れから自殺した。それほど、水、水利は大変なことなんだ。






  

  多分、姉川が今の流れになるまでにできた地質が露出している。→








  大体、マーカーの辺り:日本シームレス地図 →http://riodb02.ibase.aist.go.jp/db084/maps.html  

  

    











  素人でも、それなりのことが判る便利な時代だ。

  【1】現在~1.8万年前 【170】~7万年前 【172】15~70万年前






  この辺り   国土地理院 地図閲覧サービス:     

    ほんと、便利な時代だ。

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29 December, 2011
                                          暮れの姉川

  ここ数年、大みそかから雪が降り出し、正月はすっぽり雪に埋もれた。今年はクリスマスから雪になって、多分このまま根雪だろう、麓のおおはら野はそこまでいかなんとええのにと願ってる。


  ← 小泉発電所の取水口



                   取水湖から、伊吹山の石灰岩採種場跡 →









  姉川ダム  すぐ下流の曲谷ダムが土砂で埋まりそうなんで、砂防目的で作られた。

  曲谷を越えて、大きく曲がる橋を越えた所に姉川ダムへの進入路がある。



  姉川ダム管理事務所はお休みだった。奥に見える建物までがダムの堤、完全に雪の中。






  除雪した雪が固まっている。その上に乗って写真した。

  




        氷が張ってた、中々の景色。







   甲津原

    姉川ダムの奥にある。
    この先は奥伊吹スキー場


  ここから先、奥伊吹スキー場への道路になる、奥伊吹の終点・甲津原


  縁切り、雪囲い。これを見たくてやって来た。

屋根から落ちた雪と、下から積み上がった雪がくっついてしまうと、雪が家を横に押す。家が壊れる。

 廂まで雪が積もって、陽が当たらなくなる。二階から出入りする、など話に聞いていた。

  雪囲い。雪が軒下に入って戸も窓も開かない、雪囲いをして防ぐ。
























すっかり除雪してある集落の中を歩く。







  姉川ダムの工事と並行して、曲谷からこの甲津原までの道路が拡福され、奥伊吹スキー場へは姉川に沿って集落の外を上がっていくようになった。
  それまでは集落の中を走る二本の道を週末には、上下一方通行にしてスキー客をさばいた。客は減ったろうが民宿もたくさんあり、京阪神・中京から近いスキー場として週末は大賑わいになってる(はず)。

  しかし、若い衆は、車でいつでもすぐ帰れるから、ふもとや長浜で結婚生活をするようになった、そのうち帰るからと。



  廂の下に雪囲いが見える。こんな風に、一階の軒先を保護し、明かり採りにもなる。


    




  次の雪までにこの屋根に覆いかぶさった雪を下ろすだろう。このまま雪が積もっていけば、家を横から押しつぶす。






  グーグルマップ:

              滋賀県米原市甲津原、高浜・美浜・もんじゅ・敦賀原発にとっても近いのが判る。
            西のほうは、滋賀県長浜市木之本町になる。その上が余呉町、雪のニュースでおなじみの柳ケ瀬。

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  2012年

15 January, 2012 

     
1月15日 小正月 井之口円形分水

  穏やかな年でありますようにと、毎年願ってきたが、そうはいかん、原発がなくなる日まで。







  R365に沿って長浜市街地~琵琶湖へ流れるこの用水は農業灌漑用水であるとともに、生活用水でもある。



                







16 April, 2012
姉川水系、井之口円形分水     
田んぼが始まる。井之口円形分水

  昨日の日曜、この辺りの川浚いが行われた。田んぼの始まるこの時期、姉川からの取水口出雲井堰からほとんどの用水路の砂や砂利の除去が行われる。。

井之口円形分水の側に咲くタチツボスミレ





  R365に沿って長浜市街地~琵琶湖へ流れるこの用水は農業灌漑用水であるとともに、生活用水でもある。

          


井之口円形分水から見た姉川と桜












  小田(やないだ)の分水に立つ道標: 左 長濱  右北國(ほっこく)

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