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おはら野の四季は
伊吹山と霊仙山、西の横山に囲まれた盆地の
風景から生まれる

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 秋、9月の稲刈りが終わり、冬仕舞いを終え、、、、伊吹山の初冠雪を迎えるまで 

 2006年   2008年

 2006年11月   2008年11月 

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2009年 10月
      11月

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2010年  9月 未完
       10月
       11月

 2011年 | 9月 |10月  | 11月 | 

2011年   9月 未完  ハクモクレンの実
       10月
       11月

 2012年 | 9月 |10月  | 11月 | 

     準備中



 2006年、2008年の秋 

2006年 秋、9月

24 September,2006

稲刈りの後の田んぼと彼岸花

真夏の喧騒が終わったとシミジミ思う。

田植え、畦草刈り、毎日の水入れと、あぜ道で声をかけあったシーズン終了。
 ふゆう柿


  だいぶ色んできた。おいしくなった柿からカラスが食べている。残りを人間様が食べる。
秋ですね

  伊吹しぐれが、毎日のように降ります。通り雨。

北西の風が伊吹山にぶつかって、はぐれ雲が雨を、



   
 11月始め、伊吹山に初冠雪、二度目は山すそまで、三度目はふもとの田畑に雪が積もる   晩秋から初冬、11月
 
  05 December, 2006 ?11月?

  伊吹山の初冠雪、これで秋が終わり冬が来る。 
 

2008年 秋、11月

19 November, 2008

  去年も19日に初冠雪を見た。秋の終わりと、冬の訪れ。
  

  
19 November, 2008

  この鴨を食べたい。越夏鴨の南限地なれば、特別天然物に指定されていて狩猟禁止。指定されているのは、指定を申請したからなんだが。現在では、合鴨との交雑が全国的に進んで、越夏鴨の同定が不可能とのこと。この三島池も同様だろうが、誰かが指定解除の申請をしなければこのままだろう。ヒトの生臭さが気になる。

  越夏鴨。北国へ帰らず、夏を過ごす鴨の南限地。周辺の道路を渡る鴨たちの愛嬌、それはそれで楽しい。そんな鴨まで食べようという心算はないし、養殖してカモネギ、、、、、。
19 November, 2008


  三島池の銀杏、早朝の散歩コースなれば、ギンナン採りをするには朝の日の出と共に。
  21 November, 2008


  今年の初霜、ここまで秋。次は冬で。
 
 

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 2009年の秋 10月
 31 October, 2009
  森越の渋柿、この柿で甘ん干しを50連こしらえた。
  今日あたりには、最初の手入れ。もみもみと柿をもむ。旨くなる。
正月前に食べてしまって年を越さない。

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2009年 初冬11月 

 
 11月始め、伊吹山に初冠雪、二度目は山すそまで、三度目はふもとの田畑に雪が積もる   晩秋から初冬、11月

03 November, 2009

伊吹山の初冠雪

この日から おはら野は冬になる。
 
 03 November, 2009
 2009年 初冠雪

  この数年、初冠雪が11月中旬だった。久しぶりに初旬の寒波到来。
この日から、数度の冠雪と伊吹時雨をくりかえしながら、おはら野に雪をもたらす。

            のんたん あばば。寒かったやろ、大きくなったか。コンフリの葉を着せてもらったハヤトウリ  


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2010年


 2010年の秋 


2010年 9月   2010.9.15ヒヨドリジョウゴ

04 September, 2010
  ヒメイワダレソウの花の蜜を吸う蛾
   ホバリングしながら、蜜を吸っている。長い口吻を出し、前足で花をつかんで、吸っている。なんて云う蛾か?また調べよう。匠の技にしばし見とれていた。

  ホバリングして、蜜を吸う蛾はそう多くいない。羽が透明なスカシバか、羽に色がついているホウジャクか、だから、写真の蛾はホウジャクの仲間。

  ホシヒメホウジャクにしておこう。

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06 September, 2010
  イヌホオズキと思ってたんですけど、、、
   随分と小さなホオズキはイヌホオズキと思ってたんですけどお。図鑑に載るイヌホオズキは、この辺りでいうワルナスだった。だったら、あなた、おまえは誰?

  とりあえず、ヤマホオズキ、センナリホオズキ、ヒロハフウセンホオズキあたりのようだ。


     08 September, 2010

  この辺りではワルナス、ワルナスビとも云う。これがイヌホオズキなんだそうだ。→

  ホオズキと言っても、苞がふくらんでいないんですけど。ナス科 一年草。畑の雑草、そう困るほどはびこらない。畑の隅や、あまり草引きをしない所に生える。


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05 September, 2010



  熱い、夏はまだ終わらない。
  スズバチ、巣を冷やしている。
   スズバチ:トックリバチ科 泥で巣を作る。

  先日、座敷の踏み石の周りの草を刈ったら、巣がむき出しになった。前に置いてあるブロッコリーの苗と巣とを往復する。花も咲いていないし、虫もいないのに。

  葉についている水滴を集めて巣に置いている。巣の表面に、浸み出したような水滴がいくつもある。





  スズバチさん、あんたはエライ。連れ合いは日除けをした。

  巣を冷やすために、水を巣にかけるってはな氏を、話を聞いたことがある。初めて見た。


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09 September, 2010
  キチョウ:夏型、最後の婚活か
   キチョウ:シロチョウ科 夏型。秋型になると黒の文様が無くなる。次の世代は、秋型なんだろうか。


  モンシロチョウは、アブラナ科が大好き。今も本葉が出たところのキャベツや、ブロッコリーにやってきて卵を産んでいる。

  しかし、このキチョウは、萩やクサネムが好き。アブラナ科には卵を産まない。



     マムシグサ:テンナンショウ科 マムシグサ。コンニャクの仲間、この実が赤くなる。

  連れ合いが、この実を採って種まきしたら、芽が出るかなという。出るだろうけど、この大きさに育つまで、花が咲くようになるまで、何年かかるだろうか。


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  11 September, 2010
  台風のあと、秋風が吹く。夏と秋が交代しながら秋本番になる。あと数日で、彼岸花が田の畔に芽をだすだろう。
← 森越の畑から伊吹山、手前は収穫のはじまったゴマ。下から順に成熟して裂果する。全体の3分の1くらい色んだところで刈り採って、逆さにして置いておく。アズキと一緒で手間な作物。開けゴマ!と実が開いてしまうと、こぼれてしまう。

  今のように、成熟しても実が上を向いたままの品種が開発されて、ゴマが現代企業の、プランテーション、モノカルチャー生産できるようになった。有名なセサミストリートは、このゴマ生産会社が従業員の子供向けに開発したTV番組。

  新しい試みのようだが、インドがイギリス統治下だった昔から、紅茶栽培プランテーションの現地従業員(作業員)はコロニ―に住んで、衣食住のみならず、病院・学校まで企業によって運営されていた。その戦後版、アメリカ国内版と思ったらいい。
  セサミストリートは、NHK教育TVで放映されていた頃はよくみていた。その後こちらに移住してみなくなった。大変面白い番組だった。  ゴマ、セサミ、なんといってもクッキーモンスター。

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  11 September, 2010
  ウドの花。ウコギ科 タラノキ属 多年草。春の新芽、ウドが有名。こちらはウドの花。少し小麦粉をふって素あげが美味。




  茎についているのは、アオバハゴロモ:アオバハゴロモ科 アオバハゴロモ、ウンカの仲間。
   ウドやクワ、茶が好き。


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  15 September, 2010
  カラスウリ:ウリ科 カラスウリ属 ツル性の多年草 。赤い実をつける。ようやく二つ実がとまったようだ。



  こちらは実がいびつなんで果たして肥大するだろうか。→

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  15 September, 2010
  ヒヨドリジョウゴ:ナス科 ナス属 多年草 鵯上戸。赤い実をつける。森越の畑、可愛い花である。



  今年も新しい樹液を出している。秋から冬へ固くなっていく。


 

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  17 September, 2010
  昼前まで、伊吹時雨を思い起こすような空だった。余呉湖辺りは雨だったかもしれない。



   去年は咲いていた彼岸花は、明日あたり咲くだろう。

  トラクターで播き直しの大根・カブラのために耕した。トウモロコシやほかの根をうない込むために5センチくらいか、それでも土がふくらむので10センチくらい耕したように見える。

  お彼岸もまだなのに、初秋を通り過ぎたような空模様が続く。


  気分は晩秋のようになってしまった。

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  19 September, 2010
  猫と遭遇したマダラカマドウマ:バッタ目 カマドウマ科 便所コウロギ 。家では、便所や押し入れの中など薄暗闇、湿気を帯びた所にいる。

  そのマダラカマドウマが猫♀と遭遇した。マダラカマドウマが日の当たる場所へ、わざわざ出てこない。連れ合いが玄関先のプランターを片付けたり、大きく掃除をした。
  それで、追い出された格好で、出てきてしまった。だからそう人とは遭遇しないはずなのに、猫にまで遭遇してしまった。

      続きは→虫たちの生活誌→マダラカマドウマ

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  19 September, 2010
  ママコノシリヌグイ:タデ科 イヌタデ属 1年草 。道端や隣縁に生える。他の木や草にからむように大きなツル背丈になる。



  継子の尻拭い。凄い名をもらったもんだ。この草に絡みやすいように生えている葉や茎のやすりのようなもんで尻を拭えば心地良くはなかろう。世界で、トイレットペーパーを使う人口は一握りだそうだ。
  かつてオイルショックの時、トイレットペーパーが無くなるってんで、賢い主婦が、トイレットペーパーを買いに走った。

  戦後、地方から都市に出かけた人たちの住まいは、台所・トイレは共同の共同住宅。住宅難から、公営住宅が建設され、台所・トイレがついた。その上をいったのが、風呂もある文化住宅。

  大阪府が工場誘致と雇用を目論んで建設されたのが、「門真・守口」の松下。松下は戦前からその点は理に聡い。まあ、文化住宅発祥の地として世界文化遺産に登録して、保存地区にでもすれば。
  日本において「文化」の使われ方はそのようなものだった。その折角手に入れた文化住宅は、水洗トイレだったものだからトイレットペーパーが無くなるとは、「文化」が無くなると同義だった。
  ママコノシリヌグイどころではなかった。


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  20 September, 2010
  ハクモクレンの実:モクレン目 モクレン科 モクレン属 。もう少し実が熟すと、中から出てくる。
    初めて見たので云う。果実は丸い、房なりになるか、丸いころんとしたものでなくてはならない。
  同属にコブシがある。こちらはきっぱりコブシという名の由来通り、実が握りしめた拳のようである。

    するとモクレンの実は拳のような実をつけるとでもいうのか、それともコブシのような実をつけるというのか。本家争いが起きそうである。
  草木を愛でて、争い事は好まぬようで、このような果実を集合果と、誰かが名付けた。集合果は概念であり、コブシは実体とでもいおうか。そこで問う。この果実は、房が融合したものか、これから房へ向かおうとする途中なのか。種の起源を問うなら、進化の途中をなんと呼べばいいのか。如何せん、まだ答えをだした人はいない。いない以上、どっちゃでもええやんかという、ええ加減がまかりとおっている。最近の数学は「あいまいさ」を数学するところまできている。さしあたり、収束に向かっているのか、離散に向かっているのか、振動であるなら、双極を別の面からみるだけだと、同時に扱う事ができると、云う。私には、なんのこっちゃ、なんだが、願わくばこのような実がすでにこの世にあるわけだから、スゲエ!と驚嘆する機会に、写真して皆と分かち合えるように。


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  20 September, 2010
  ヒナタイノコヅチ日向猪の子槌:ナデシコ目 ヒユ科 イノコヅチ属  多年草。もう少し実が熟すと、衣服にクッツキむし。

  日陰には、ヒカゲイノコヅチが生えていた。そちらの写真は、映りが悪かった。


                        こんなの→

  日陰でモヤシになっただけじゃないかと思ってしまう。こちらのほうが藪ん中に入って、服にくっついてしまって、こんなに汚して、こっちはかぎ裂きやないのと、怒られたものだ。なんでばれるの、判らいでか。

  同じヒユ科にヒユナがある。ヒユナが食えるから、こちらも食えると思うが、あんまり畑の真ん中にある雑草ではない。

    山草・野草、雑草・野菜、蔬菜と、昔風に区別してみてはどうだろうか。
  蔬菜:栽培植物。
  野菜:栽培はしていないが畑にあって、たまに喰う植物。
  雑草:蔬菜を栽培すると必ず付いて回る植物。
  山草・野草:野山にあって、採りにいって食べる植物。

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  24 September, 2010
  キノコ
    キノコじゃ判らん?分類学上、キノコなんて判らんほうが多いんだから、食えるか喰えないか、近戸町の畑で、ニッキョリしていた、というほうが重要ではなかろうか。

  たまたま、このキノコを見た方に:最近のおはら野農園日誌は判らんと、トップページは、2〜3カ月のスパンでご覧いただく写真が載っている。
  おはら野の四季は、草・花・虫が、季節を感じる風景がアトランダムに載っている。
  農園日誌は、農家の仕事のあれこれが、載っている。
  野良日記は、他に分類しようがない整理できないままの記事が載っている。
  遊びたいは、オーディオ・レコードのあれこれが整理されないまま載っている。
  おはら野のママは、連れ合いが深くかかわったおはら野のあれこれが載っている。
  リンクは、この1年、更新整理しないまま、園長の無関心と怠惰を象徴する内容になっている。

  総じて、とっちらかったオモチャ箱状態だが、それぞれのページの関連性は、園長の頭にはとっちらかったままなので、みなさんの関心があるページだけご覧いただいて充分だと思っている。

    つまり、キノコ状態なわけで、決して危ないマッシュルームに汚染されている訳ではない。
  最近、園長が気がかりなのは、写真がワンパターンになっていることで、なるほどプロならネタ切れ、注文が途絶えた。ってことになるだろう。しかし、私は写真で収入を得ている訳ではない。すこぶる、今の写真がパターン化しているのを単に危惧しているだけだ。
   写真を見ながらでないと文がわきあがってこない、だから写真をまず載せる。従って写真だけを眺めていただいただけでも私は充分満足する。
  その写真が、パターン化しているってことに、自分が気付いた。そういうことだ。次はきっと、文がパターン化していることに気づくだろう、否その予感がしているとだけ書いておこう。

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  24 September, 2010
  ??の花:カラスノゴマ?: シナノキ科 カラスノゴマ属 1年草 烏の胡麻
    初めて見た可愛い花。
    なんて云う花だろうか。家の前、北野の畑、コンニャクの間に咲いている。
    カラスノゴマかと思う。ガクが開花とともに反りかえる。実の形が良く似ている。それで、とりあえずそうしている。


  画像をググッてみると、花弁の数が5枚ばかり、ピントを合わせるために手のひらを入れた画像をトリミングして確かめた。

  5枚のようだ。明日、確かめよう。ますます、カラスノゴマだと思えてきた。実は炸果で熟すと、はじけるようだ。カタバミみたいなやっちゃな。


  私のデジカメはオートフォーカス。接写モードにして5センチまで近づくと、どこにピントがあうか、その時々で違ってくる。小さな被写体だと、困ってしまう。それで、手のひらを当てがって、ピントの合う場所を限定的にしてやることを覚えた。
  汚れた手が映るのでちと困る。


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  26 September, 2010
  ザクロ石榴(柘榴): ザクロ科 ザクロ属 。西アジア、南ヨーロッパまたは、カルタゴ北アフリカ原産など諸説がある。原産地より、カルタゴ説の古代フェニキア(現在のパレスチナ)を中心とした歴史の嵐の中で語ったほうが似合う。
   ザクロを喰いたいと、買い求めたが、どうやら観賞用だったようだ。しかし、イチジク同様、パキスタン、パンジャブからアフガン、イラン、イラクそしてパレスチナ、トルコ、エジプト、リビア、アルジェリアなどが世界史を作り、まだギリシャもローマも世界史に介入できなかった時代に浪漫を馳せるに格好の果実と思うのは私だけか。

  別に。子供時代の庭にこのザクロが実を赤くし出す頃、彦根城の石垣の下の藪の中も、秋色になっていた。運動会のおやつにバナナが供される家庭と、この庭の柘榴と柿がゴザの上にころんと転がる様の違いが、金持ちと貧乏の違いでもあったようだ。そのように、子供時代に貧乏が実感できない今日のありようは、森永ミルクキャラメルが双方のポケットに入っていて境界線のようだった昔とはほど遠い。

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  28 September, 2010
  タバコガの幼虫: ヤガ科 タバコガ亜科 ナス科などを食す。葉を喰って、実を喰って、まあ困りもの。実に穴があいて中から出てくる。ハウスのトマトにいる。この夏、あまりの多いので、写真する気にもならなかった。

  タバコガとオオタバコガといて、区別しずらい、いっしょくたにおはら野農園では取り扱う。

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  28 September, 2010

  なんとかのなんとか: メヒシバの穂が上がらず、ぷっくりふくらんでいると、こんなん。カビです、びっしり胞子になっている。下のように、黒い粉になっている。

  とりあえず、ここまで。興味わくなあ。


  
稲霊いなだま、稲こうじ:稲の穂に、はじけたような黒いだまができる。穂が上がりかけた頃、低温・湿度の条件が整うと、黒麹菌A.nigerニガー:こうじカビ Aspergillusアスペルギルス属 )が発芽して胞子のうを作る。豊年病とも。激発しない限り問題はない。黄色い黄麹菌もある。
  モミのふちにシミ出るように黒くなるのは、墨黒穂病で別物。米の検査でこの稲こうじ菌に汚染された玄米が混じった米はは規格外とされるので注意。
  9月24日にキノコを写真したが、この頃から、気温が下がり、雨模様がつづいたので、このようにメヒシバ(メイシバ)に菌が出たんだろう。

  拡大して(×20)見ようと試みたが、1日経って乾燥していた。→



キノコもカビも菌で、変わりないし、稲もメイシバもイネ科だから、まあ珍しいものを見せてもらった。

  この黒麹菌を使って、上質の日本酒が作れるから、何も稲の病害菌に指定することもなかろう。が、政府が行う今の検査の基準では混じっていると規格外にされる。私は、この検査の在り方のほうが問題だと思っている。


  発酵/小泉武夫/中公新書/1989 p86 から


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  30 September, 2010

  キノコ: モミガラ一杯のブロッコリーの傍ににょっきり。学術的には専門的には、カビとキノコは明快な境界があって、区別されるんだろう。ただ、粘菌という、判らん一派があって、業界ではそれなりに苦慮される面もある。

  しかし私は、いきなり、バーっとでたり、ニョッキリだったりするから驚きがあって、感心もする。

  メイシバに出た粉チョコレートが黒ならこちらは白チョコでまぶしたようだわ。
  それはそうと、雨模様の中、ハウスでタバコガの幼虫採りを試みた。トマトの葉っぱや、実に頭を突っ込んだ子など、100匹を超した。
  シーズンの終わった今頃、ではあるが「一杯いるなああ、埒あかんで、来年に向けて、どう術」と考えた。答えはでんので、その時考えることにする。


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2010年 10月

  03 October, 2010

  ドロバチ、トックリバチ、スズバチ???: 堆肥をつくっている一角の草刈りをした。壁にコンクリートブロックを使っている。そこに巣があった。穴が開いているので、幼虫は羽化したもぬけのからだろう。
  堆肥を作っていると、書いたが正確には作り続けている。刈り草や、不要になったモミガラなどを積む。そこへ野菜くずも投げ捨てるからいつまでも堆肥として畑に戻せない。そのうちに、そのうちにと思っているが野菜くずが上に溜まるのでいつまでたっても、、、。

  ドロバチ、トックリバチ、スズバチと書き連ねた。区別がつかない。巣作り中の成虫を中々見ないので、同定出来ないでいる。
  中に、エサとなる虫を入れて卵を産む。他の虫に寄生されないように蓋をしてしまう。
  やがて卵から孵った幼虫は、エサを食べながら大きくなる。そして羽化して出ていく。

  種によって食虫が違うが、畑のイモムシやクモを捕り集めるので、益虫に分類してもよい、しかし食って食われる世界で、そうそう人に都合よいようになっている訳でもなかろう。


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  06 October, 2010

  アゲハ: 森越の畑で、




  彼岸花に。畑の中には、キアゲハがセリに卵を産みに来ていた。

  1週間もすると、セリを食するイモムシがいるだろう。今年、最後になるだろう。


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  10 October, 2010

  イモムシ???: ヤーコンの葉を食している。よく見かけるイモムシ、何者だろう。


  最近は判らないまま載せることが多くなった。以前はそこそこググってこの子かなあって具合で、名前をあげていたが、まあ、いいかが多くなった。さぼっているんだが、そうでもしないと日の目を見ない子たちばかりが、デジカメ・データに残って、後で確か写真あったようなあ、どこだったかなあ、など、もう探す気も失せてほったらかしになってしまう。

  それで、「虫たちの生活誌」に載せず、こうしておはら野の四季_ダイジェスト」を賑わしてしまう。その後に整理しないのは、私の性格で、そのうちに、そのうちにと先延ばし。
  さらには、作物を食している訳だから、おはら野農園の栽培管理なんかに纏めてもよさそう。しかし、防除・防疫、農薬なんかで、ネットで載ることのほうが多い虫たちでもあれば、そうは人さまの都合で食い別けてるわけではないわな、と反論が聞こえてきそうだし。


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  10 October, 2010

  ダイコンサルハムシの幼虫: 必死になって虫とりをしていた。今日は、その幼虫が発生しているのを見た。世代交代で、カブラ、大根を食する。とにかく大食漢である。

  台所洗剤を薄めたペットボトルに、捕らえて入れる。洗剤を子葉するのは、界面活性剤の作用で、虫が溺れさすため。洗剤には毒性はない。

  去年は、成虫と幼虫で、カブラ・ハクサイが全滅した。今年は捕って捕って、捕りまくって防衛している。


  思い出したくない去年の惨状
                →虫たちの生活誌「ハムシ」



  ぱっと見、黒くって同じように見える菜の黒虫(ナノクロムシ)は、ダイコンハバチの幼虫。
  ハムシやテントウムシの幼虫は似ている。ダイコンハバチの幼虫は蝶やハチの仲間なのでイモムシである。


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  11 October, 2010

  トリ???: 鳥としか言えないのが少し悲しい。。


  朝、家の裏の梢で啼いていた。×16、FMアンテナの奥、と狙い定めてカッシャ。デジカメの手振れ防止機構がなければ、三脚無しで撮影は難しかろう。

  からす、すずめ、キジ、それくらいか、すぐに「判るのは。


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  12 October, 2010

  シャクガ???: 奇麗ですね。もってのほか蛾の幼虫。シャクガの仲間かと思う。


  花が奇麗なら、ウンコも奇麗?かな。



  いろいろ、様々。奇麗を写して、さて、この虫たちが、買っていただいた中におったら。

  それは異物混入。
  でもね、この筒の中にハチが迷い込んで出るに出られず、などたまにあるんです。

  パッケージングの時に見つければ、取り除きますが、いまどきのちりめんじゃこは、タコだのイカだのエビだのカニだのを手作業で取り除いているようだし、、、。









  食餌を待ってるハナグモ。生きるための戦略、言えば(生きるための)と前を呑みこんで戦略。

  そうすると、生き物たちの戦略などと事を構えずに、生活誌なんだと。


  それで、トリミングして拡大しました。
  「もってのほか」は食用菊。筒状になった花びらがとても奇麗で、う〜ん、なんと形容しよう、、、。



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  13 October, 2010

  どこにでもいるガ???: まだ名前を調べていない。


  ジャガイモの葉で休んでいた。アキジャガは珍しいんだ思う。さて、なんていうガだろう。


  名前も生態も知らない虫を載せ始めた。そもそも、畑にいる虫の全部を知るよしもない、しって農薬を探し求めるわけでもない。ただ、知らない虫が一杯いるなあって、感慨を述べるにとどまる。

  この子は、どんな悪さするのか、とりあえずシューしちゃいましょなら、ググッてみれば、それなりに答えはかえってくる。しかし、この子は何をしているのか、どんなよいことをしているのかで調べると意外に答えはない。

  今、名古屋で生物多様性が湧いている。身の周りの多様性に感応している私としては、漢語や横文字に反応する前に「いるわな」程度でも、眺めていたい。


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  14 October, 2010

  伊吹山とソバ: 伊吹山はソバの発祥の地と言われている。さてこの蕎麦は、伊吹そば?信州大ソバ?


  その蕎麦の発祥の地で、伊吹在来と、信州大ソバが栽培されている。名のとおり、大ソバがいいのか、小粒であっても独特の風味を賞するのか。意見も分かれよう。
  この伊吹の山裾に伊吹野ソバを復活させようとはじめられた頃、丁度私が移住した頃であった。7月から8月初めに種播きなんだが、丁度梅雨明けの豪雨、台風、と発芽の時の雨で、種が流されたり、冠水して折角の芽が枯れたり、結構気難しくてその後の作付面積が拡大せずにいる。

  おいしい蕎麦はオーストラリア産と聞く。それでも上質とそれ以外に分かれるという。バルクで運ばれてくるソバは、そのロットで風味が違う。日本では、単位作付面積が小さく、入庫するたびに品質が違い、そのばらつき故に製粉工場は一定の品質を、この場合間違ってはならないのはロットごとに品質を安定させることが重要なんで、維持するのが難しいそうだ。
  それで、粉にこだわる蕎麦屋は、国内の少量生産のその単位を求めて、農家限定の買い付け、契約栽培に走る。それ以外に一定の蕎麦粉を得難い。


  近くの田に、降りて食餌する
白鷺。ここの田は、水はけが悪く、否多分、水鳥のためにわざとシル田にしているみたい。

  近くに三島池があって、もうじき鴨が飛来すると思う。でも、稲刈りのあとの田を、水鳥のために水を張っておこうなんて活動は聞こえない。もっと、「越夏カモの南限地」を売り込むための努力ってもんをアピールすればいいのに。聞こえてこない。
  でも、カモは夕暮れに飛び立って食餌するから見るための工夫がいるが。



  
ヒメアカタテハ?:タテハチョウ科 タテハチョウ亜科 アカタテハ属 ヒメアカタテハ亜属 ヒメアカタテハ 幼虫の食餌はヨモギなどキク科。
  ヒメアカタテハは畑や草地を飛び、羽の先端がアカタテハほど黒くない。アカタテハは林間、林縁を飛ぶ。
             →虫たちの生活誌 →タテハ

  東雲菊の小さな花びらにチョウやガやハチが集まっている。埒のいかん食餌だ。この菊もスプレーのように一杯咲いていると奇麗。切り花に向かないのと、葉が枯れて遠目でないと奇麗でないから野に咲く花のような愛で方にどうしてもなる。



  花??:去年も咲いた。葉や花のつきようからヒルガオ科 ツル性と思う、田の畔などでよく見かけるから、知らないのは私だけかも知れない。


  10月も半ば。冬に向かって駆け足のようなおはら野。


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  15 October, 2010

  ?アオクサカメムシ?ミナミアオカメムシ??: さてどちらの幼虫だろうか。成虫になると緑一色のいわゆるカメムシになる。
     ミナミアオカメムシは、近年熱帯地方から北上している。越冬世代から1〜4世代交代し、3、4世代が越冬する。イネ科に卵をうみ、幼虫期から食餌する。

  半翅目のカメムシは、サナギにならない不完全変態。


  幼虫から形・色を変えながら成虫になる。昨夜、NHKの番組で、新しい知識を手に入れた。

  生物の色は、「構造色」と「色素色」にとって発色すると。表皮の構造によって反射する色によって発色する場合、成長に伴って変化する表皮構造によって色が変わる。同時に、色素の変化によっても変わる。これはいいことを知った。





  19 October, 2010
  
アオクサカメムシの成虫:
  その根拠
    触角:
黒のまだらが3つ。ミナミアオカメムシは褐色
    背中(翅の裏):黒。ミナミアオカメムシは緑。翅をとると判りやすいが、透けて見える感じで区別。



  ネットをググッてみた。ミナミアオカメムシの記事は、この数年で増えてきている。最新の情報かどうか、内容を確認しないといけない。とりあえず、まとまっていて、さらに検索するに便利な2つをあげた。

  愛知県農業総合試験場環境基盤研究部病害虫防除グループ
    http://www.pref.aichi.jp/byogaichu/2009/shiryou/minamiao091.pdf


 ミナミアオカメムシ(Nezara viridula)とアオクサカメムシ(N. antennata)の岡山県及び四国における分布
  岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科
 http://www.ous.ac.jp/garden/kenkyuhoukoku/11/Naturalistae11-1-8.pdf


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  17 October, 2010

  井ノ口円形分水: 今朝、この秋初めて10℃を切って、8℃まで下がった。


  稲刈りもとっくに過ぎた農業用水、目新しい「危険!!立入禁止」の看板があった。誰か中に入ってはまってしまったのだろうか、無粋だ。




  
コセンダングサ:キク科 センダングサ属 一年草 帰化植物。この草の実はヒッツキムシ。オナモミより剥がすのに手強い、井ノ口円形分水の周りに咲いていた。



  秋の井ノ口円形分水→続きは姉川水系・用水アルバム


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  18 October, 2010

  コセンダングサ: 家の前の畑、北野に咲いている。

  
        オナモミ:こちらも北野の畑。→


  どちらもわざわざ出かけていって探し出す草ではない。農家やってて、草はやだなあって思っていると、まあ生えている草ばかり。








  花弁が白いコシロノセンダングサ:コセンダングサの色変わり。森越の畑、サツマイモのツルの間から。



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  19 October, 2010

  ぶちひげかめむし: クサギカメムシとにているが、ブチヒゲにした。


  インゲンを食餌していた。


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  21 October, 2010

  タバコガがカビにやられた: 庭草のハウス。冬虫夏草なら貴重だけど、これもまたよし。

      トマトの葉に、メンガタスズメの幼虫。 →
    随分とくたびれた色をしている。だいぶ寒いのだろう。



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  21 October, 2010

  カラスウリ: 家の前、北野の畑。受精していなくて何度も落ちた。さてこの子はどうだ。

       そのカラスウリの葉に、ハチ?アブ? →


  もう一つ、縞模様の消えたカラスウリ ↓


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  22 October, 2010
  アキノノゲシ: キク科 アキノノゲシ属。 ノゲシが春に咲き、こちらが秋に咲く。前年、当年に発芽しロゼッタで過ごし、夏から背が伸び秋に花が咲く。
   葉の写真と、ホソバアキノノゲシを探そう。


       24 October, 2010
            ホソバアキノノゲシ  →

           葉が細い、サツマイモの軸をかたずけるためバーコンした。
           花がぼけてしまった。葉だけ観賞。

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  23 October, 2010
  ジャコウアゲハの幼虫とウマノスズクサ:家の前、北野の畑、パパイアの根元。

     ジャコウアゲハ:アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ属
     ウマノスズクサ:ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属 ツル性多年草。

    ウマノスズクサにジャコウアゲハがいた。食草だから当然なんだが、このジャコウアゲハの優雅な姿(そう思うのは私だけか )と、これまたウマノスズクサの珍妙な生態を知ると、ニッチ、棲み分け、福岡伸一のいわんとすることも納得してしまう。

  今西や日高の直系か、、随分と分野は違うが。



ウマノスズクサ→ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AF%E3%82%B5

福岡研究室のホームページにようこそ→   http://www.chem.aoyama.ac.jp/fukuokalab/









  24 October, 2010
  奇麗だよなあ


                            29 October, 2010→

             
オウムのように怒っている。ツンツクして怒らしたのは私だ。
             オレンジにひかるジャコウアゲハの幼虫。角まで出して。

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  23 October, 2010
  ←この子は???: 判らん?コメナモミか、メナモミ(キク科)にしておく。葉はオナモミだと思う。 


                  
この子は????

              ギシギシを食している。あっけなく判ってしまった。ネットさまさまである。
    
ハグロハバチの幼虫:それで、ハグロハバチとは何者だとなる。成虫の画像を探して、ふ〜んとなる。これを畑で探すことになるが、成虫はブ〜ンとすぐ飛んでしまう。

  ギシギシの仲間にルバーブやソレイユがある。多分こちらも食するんだろう。しかし、どちらも、ギシギシ、スイバのほうが畑に圧倒的に多い。


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  25 October, 2010
  コメツキ:バッタ目 バッタ科 精霊バッタ、ショウジョウバッタとも。秋になるとこのような灰褐色の色の成虫が現れると思っている。でっかい個体なんで、メスかと思う。

   秋が終わる。明日は寒いという。夕日の色が変わってきた。

  北西の風が冷たい、灯油を求めた、@77そんなもんだろう。きっと明日の朝はストーブの音で目覚めるんだろう予感。

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  25 October, 2010
  サワフタギ: ハイノキ科。 

   実がとまっている。もうじき紫色になる。花が奇麗な頃に、UPしてあるはずなんだが、見当たらない。家の近く。

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  26 October, 2010
  キツネノエフデ:スッポンタケ科  キツネノロウソク属

   ハヤトウリの傍、もうこれ以上キノコ以外のなにものでもないと主張していた。



  それで、キツネノエフデだ、というキノコ的確信がどこからきたのか。絶対に載っていた、この本だ。→キノコの不思議/森毅編


  異臭がするそうだ。私は匂わなかった。この子実体に群がった虫が体に胞子をつけて別のところへ運ぶそうだ。





  キジがいる。ヒヨドリもいる。狸もいる。キツネもいる。そしてキツネノエフデもいた。おはら野は人里離れた、里山なんだろうか。
  人里には人を騙す人や、、魔物が住むという。絵を描くキツネが、おはら野に住む。

  
  ヒヨドリ:4羽ほど柿をついばんでいた。
    あんたそれは渋柿やで、となりの木のはまだ食べたらあかんのやで。
  と、4個採って連れ合いは納得していた。



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  27 October, 2010
  季節は進む。

   朝日がだいぶと南寄りから昇る。この時間、5.3℃まで下がった。今日は、庭の埋立地にチビッコたちが来る。連れ合いはいつにも増して気合が入っている。

  枝豆をゆでるんだと。豆乳じゃないんだから、似合わないと思うが、黒豆の枝豆がゆうべとってもおいしかったからだろう。




        秋の名残、西の空、残月。

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  29 October, 2010
  秋の色:今年の渋柿、あまんぼを作る。



   猫♀が、木に登り、カニさんに投げおろした。んな訳ないか。
  今年は、なりものはまったく駄目で、かろうじて確保した渋柿はこれだけ。



                こちらは→サンシュ

     秋色は色々、赤くなる子、柿色になる子。










  
ホトケノザ:シソ科 オドリコソウ属 ホトケノザ 1年草。雪の解けた早春から花が咲く。
    花が咲いた、春草(七草のホトケノザは、コオニタビラコ:キク科→おはら野四季 冬 春の七草)。


    夏草が枯れ出して、冬草・春草が被い出している。となりのツルナは季節外れ。何回かツルナのおしたしを食べられそうだ。

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  30 October, 2010
  この草は何者? 調べてみなければ。

  ムラサキハナナ紫花菜:アブラナ科 オオアラセイトウ属 1年草。

諸葛菜とも、オオアラセイトウとも。

  なあんだ。数年前に種を播いたムラサキハナナの種が飛んで、随分と離れた所に芽吹いたから、??だった。でも見覚えおある葉っぱだと思ったんだ。

  アブラナの色変わりくらいにしか思っていなかったもんで、アブラナとは葉っぱが違うし、逆にムラサキハナナの葉っぱはアブラナとは違うなあと思っていたし、う〜ん、思いこみで観てるから、駄目だなあ。

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  11月始め、伊吹山に初冠雪、二度目は山すそまで、三度目はふもとの田畑に雪が積もる


2010年 11月

  03 November, 2010
    ヨモギハムシ:ハムシ科 ヨモギやキクなどの葉を食するという。食用菊「もってのほか」にいた。

  同じような光沢のある青い色をしているダイコンサルハムシより、ひとまわりもふたまわりも大きい。

  前にも見たことがるような気がする。
                     卵を抱えた♀→
       この子は、どこぞへ卵を産んで、来年に備えるのだろう。

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  03 November, 2010
   ←ノゲシ?:キク科 ノゲシ属 1年草(越年) 史前帰化植物 ハルノノゲシとも。あまり見かけないが、森越の畑にそこそこ生えた。この森越の畑は去年まで水田だったし、三方が水田なので、田と畑の両方の草が見られる。葉は食用になる。


  史前帰化植物。田畑の雑草を知るに重要な言葉
  →植物生態研究室(波田研)(岡山理科大学
  →
史前帰化植物 「水田と雑草 −稲刈り後は麦畑−」http://had0.big.ous.ac.jp/ecologicaldic/s/sizenkikasyokubutsu.htm




    →?イヌガラシ???:アブラナ科 イヌガラシ属。
  一年草、秋から翌年にかけて稲刈りの終わった田に多く咲く。

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  03 November, 2010
    カラスウリの種:ウリ科 カラスウリ属 ツル性多年草 雌雄異株。ついに種が採れた。もっと大きな実がなるので、こんなに小さくて種ができていると思っていなかった。3粒入っている、種を播いて来年が楽しみ。




    雌株しか周りになかったので、あのスズメガが受粉しに現れたのだろうなあ。

  感激、 

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  04 November, 2010
    初霜:うっすらと霜が降りた。毎年、この頃に初霜がある。



  チカラシバの露が凍った。




 あまんぼはまだ透きとおらない。

  ぷよんぷよんしてくると食べられる。固く乾燥するまでに半分以上食べてしまう。
 カラスと競争、くちばしでうまく掬って持って行ってしまう。






   ジョロウグモは無精者で、巣を繕うことはあまりない。けさは珍しく糸取りをしていた。器用なもんだ。お尻から糸を出しながら、前足、後ろ足、横に移動したり、下がっていったり忙しそうだった。




  家の前。駐車場が陽だまりになって、暖かく感じる。

最低気温:アメダス米原 2.0℃、彦根 5.8℃、長浜 4.4℃
  天気予報の湖北地方は、おおむね彦根の気温を表示するので、この温度差に、いつも注意している。
  特に、最低気温(夜温)は、霜や生育に大きな影響がある。


  百葉箱は1mくらいにあるので、地表の温度となると、このように微妙だ。


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  10 November, 2010
    天狗岩:おはら野の南西、西の横山が迫ってくる所にある。




    一度は写真しておこうと思っている。もう少し紅葉が奇麗なころにあらためて撮ろう。

  昔、この岩に天狗がいたそうだ。今でもいてよさそうなもんだが、『山東昔がたり』に収録されている。
  10年くらい前に登ったが、岩のくぼみにいつも水たまりがあって、確かにあった、お賽銭まであった。

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  13 November, 2010
    モズのはやにえ:オクラにモズがカエルを刺していた。


  去年の速贄→虫たちの生活誌 (ばったのなかま01 December, 2009)




  典型的な両生類の骨格、山椒魚も足が無ければこんな感じ。

  昨日、種採りのため残していたオクラを刈り採った。整理しながら、なんだこれ?!


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  14 November, 2010
  季節外れ ジシバリの花:キク科 ニガナ属 多年草。イワニガナの別称。


     コスモスの花芽が上がっている。この秋咲いた花からこぼれ種で、たくさん芽を出している。その中で、早くに芽が出たコスモスからつぼみが出来た。

  10月から、比較的暖かいから、このような、花が咲いたりする。
  金木犀が二度咲きするかと期待している、こちらは咲いていない。


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  16 November, 2010

  
霜の朝。畑の景色を変える。




  カラスの渋柿。モズかも、ヒヨドリかも。3個は残しておく。









               毎年、たくさんこぼれ種で生えてくるボリジが1株しか見当たらない。→
 
   17 November, 2010
   うすく雲がたなびいて奇麗だったから、もうなにも収穫する野菜がなくなった庭草の畑から伊吹山。

  ぐんと冷え込む日と、緩む日が繰り返しながら、冬景色に変わっていく。




  

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  21 November, 2010
  キノコ:トガリアミガサタケ、違うかもしれない。判らない。

    カエデの下からキノコ。

           23 November, 2010→

  カニノツメ
:スッポンタケ目 アカカゴタケ科
  だそうだ。ネットは大変お世話になってます。確かに蟹の爪のような形をしている。トガリアミガサタケの隣に生えていた。




  昨日は雨で、見に行けなかった。それで、今日の姿。ふにゃっとなってました。


  こちらは去年から、よく見かける。モミガラから生えてくる。

  ハタケチャダイゴケ:チャダイゴケ科 チャダイゴケ属
  
  もうまったく、感心する。
  ”モミガラに生えるキノコ”検索で、ヒットするんだから。
  
  27 November, 2010

  畑にこんなキノコ

  キノコはどこにでも出てくる。キノコの写真を撮るプロは→のような写真では、何というキノコか判らんから駄目だという。

  抜いてやったわ。これでどうだ!と自慢しても仕方ない、少し食えるかも知れないと、心の隅で思うから、調べるには根元・軸・傘の裏くらいは判る写真を撮ろうとした。

  さてなんていうキノコか。
  14 December, 2010
  
  
もうここまでくると、皆目判らん。

  キノコなのか、
  

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  23 November, 2010
  晩秋 ダイコン干し:沢庵用に干した。今年は一つ沢庵を漬けてみよう、と連れ合いが呟いた。


   二人で食べる沢庵はしれている。桶一つ、25本漬けるそうだ。








    あまんぼが出来た。これくらいが固くもなく丁度いいか。柿が不作で80連ばかりのあまんぼになった。上の写真の渋柿の木からは、20個ばかりしかとれず、例年なら打ち捨ておく小ぶりの渋柿まで動員しての話。


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  27 November, 2010
  あんた、ここにいたの:冬越しをしようとするモンシロチョウのサナギ


   中ハウスのビニールを剥がしていて見つけた。このハウスの隣のキャベツ・ブロッコリー・カリフラワーに一杯、アオムシが居て、毎日数百匹捕っていた連れ合いが、
  「あんなけ捕ったのに、まだいたんやね、いいよ、一匹や2匹、来年またイタチゴッコしようね」

  う〜ん、サナギにも黒い紋があるんや。

  おはら野農園 2010年10月の記録
     →アオムシ捕り、キャベツ・ブロッコリー




  

28 November, 2010

  コガネグモの卵嚢
:小屋の間仕切りのカーテンに。このような袋を作って卵を産む。


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  27 November, 2010
  Automatic Gear Fault:雪を待つ奥伊吹スキー場


     206ccのギアの入り様がおかしい。今日はなんでもない場面で、
   警告音と共にAutomatic Gear Faultと表示される。

  広域農道、道の駅「旬彩の森」から、登っていく、伊吹・小泉の集落を越えて、さあこれからってとこで、Automatic Gear Fault!!確かに、右カーブを切りこんでいくのに、ブレーキングしました。インに鼻を振って、アクセル・オン、当たり前のこと。
  オートマチック君は、ギアを選択できず、「失敗、失敗」と申す。

  全開、もとえ前回のR303では、ギアボックスが鳴りました。それで、再現テストを兼ねて走りに来たんですけど。3000回転もまわってないし、60Kmも出てないし、


  この奥伊吹スキー場は、かつてスノボ禁止だった。大丈夫かなって思っていたらいつの間にか「スノボOK」に変わっていた。それからですね、週末雪が降ったら、どっと人がくるようになったのは。

  今日登ったら、駐車場の増設工事の最中でした。
  この206ccを停めたこの場所はシーズン中は乗り入れ禁止になります。








  三本の道。奥伊吹からの帰り道、伊吹集落の手前。

  路線バスが通じる前の道(登り坂)、軽自動車がやっと
  バスが走るように下に道をつけた、戦後の道。
  今の道。2車線の道路、20年ほど前にできた。右端は姉川。


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30 November, 2010
 
   2010年の初雪。昨夜の雨とさほど下がらなかった夜温が、朝霧となった。


     伊吹山の初雪が遅くなった、明日は12月。




  ほんのわずかの冠雪


  もう少し積もって欲しかった。
朝日と伊吹山





  黒豆のケムシ
  本格の冬の前に、明日はこの黒豆を刈りいれる。
       この子の居場所が無くなる。




  手前の枯れたツルは、ハヤトウリ。今日、ツル手繰りをした。
  

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2011月9月 未完

2011年10月   カモが飛来した三島池  新幹線とコスモスと伊吹山  おはら野 柴栗を拾いに

23 October, 2011




  カモが飛来した三島池

   
今年もカモの季節がやってきた。

  今日は日曜、たくさんの人がポップコーンやパンを与える。野鳥が好きな人は、外道と思うかも知れない。

  確かに、ここが日本のカモが越夏する南限地として特別天然記念物になったのは40年以上前、今は各地にありそうで、遊園地公園のカモのようになってしまった。

  「どこからきたの、遠かったやろ、よう来たね」と連れ合いが声をかける。彼女が、この三島池の隣にある中学生だった頃、理科の先生と、カモやガン(ヒシクイ)などの数を数えていた。
  その調査・研究をまとめた先生が「越夏カモの南限地」を報告して、天然記念物指定となった。













  ポップコーンをもらってまどろんでいる猫。きょうはこの子だけ見かけた。平日は、ごはん頂戴と何匹もの猫が現れるんだが。


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21 October, 2011




  伊吹山と雲
   

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18 October, 2011
  新幹線とコスモスと伊吹山
   米原市北方付近。毎年、コスモスを休耕田に咲かせる。景観作物として、補助金が出る。種播き、草刈り、後始末を考えるとチャラだ。しかし、ここは花が咲く頃にはまわりの草を刈ったり、手入れが入って、人を集めている。

  景色、いいもんな。





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17 October, 2011
  おはら野 柴栗を拾いに
   きゅっと挟んで、ぐいっとね。ほ〜らね、むけるんです。おはら野、南のほう、小山があって、栗拾い。

  柴栗の旨さは、なんというか、旨い。大きな栗にはない、ほどよい甘さと、風味。皮をむいて、炒ったり焚きこんだり、小さいから埒があかない、でも旨い。


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  11月始め、伊吹山に初冠雪、二度目は山すそまで、三度目はふもとの田畑に雪が積もる

2011年11月

26 November, 2011
  三度目の冠雪。麓も氷点下になった。−0.9℃
        晴れ渡った日の暮れ、夕日に伊吹山が赤く染まった。



  
  

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