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おはら野の四季は
伊吹山と霊仙山、西の横山に囲まれた盆地の
風景から生まれる

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夏、田植えが終わって、毎日の水入れが始まる。
                  夏野菜は、陽射しが増すにつれ大きく育っていく
   

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 2009年  8月   ケリがトンビを追い回している

  2010年 |  6月|  7月 | 8月

 2010年  6月  せっこく石斛   ヒナ、ヒバリ   いきものがかり 動物班       雨季の到来、猫♀の天気予報      梅雨の花 ベルガモットスイートピー     姉川の上流へ ほたるぶくろ 
                梅雨の花 アジサイ

       7月   カラスウリ     7月2日は半夏生     ヤブカンゾウ      おはら野の北のはずれ 竹林    井ノ口円形分水 大雨の後  おはら野の夏 Halloweenのカボチャ
                  梅雨明け、伊吹山、パラグライダー
       8月  暦は8月、ますます盛ん。判らんまま載せる      おまはんら、熱いやろ。夏服用意してるんか   三島池の越夏カモ

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未完

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未完




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2006年


2006年
08 Summer, 2006

畑の向日葵


この奥にキュウリとゴーヤが育っている。

目隠し

24 June, 2006

アジサイ

梅雨です。でもまだ大雨は来ない。畑も田んぼもお湿り程度だから、夜露にぬれたような、日中にはからから


なんも世話していない

笹の中から、それでも花が咲く

土中のアルミ基と反応して青色に発色する。山中の紫陽花のあざやかな青は土がやせている印。

庭や、畑ではこうはいかない。それなりに肥があるから。

リン酸は有機燐、リン酸第一鉄、リン酸第二鉄、リン酸カルシューム、リン酸アルミニュームの形をとって土中にある。リン酸カルシュームはさらに多くの結合形態を持っていて植物に有効に吸収される形態から無用なものまである。

紫陽花の話だから、アルミとの結合の話。
AL+3とPO₃-³と強い結びつきをする。

アルミ基の多い土壌では燐が効かない原因である、火山性の土に多い。

燐が効くようにするには、有機燐を作るのがもっとも有効でいいが1年や2年でそのような土を作ることはできない。
即効的に燐を有効化するにはカルシュームである。
第一リン酸カルシューム、第二リン酸カルシュームの形だと結合が緩やかで、植物も分離しやすく吸収することができる。

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2009年 夏


 2009年 7月
 
  05 July, 2009  井之口円形分水

 夏は涼しいものだと。  
     →姉川水系・用水アルバム


                                             この円形分水の歴史や農業用水の役割とかしばし忘れよう。
今はこの美しさだろう。


05 July, 2009  姉川ダム



                今は無い伊吹ゆり園の直進看板。→


05 July, 2009  出雲井
 


 ここから大原野への農業用水は始まる。歴史は古い。
  現在の位置になったのは対岸にある関西電力伊吹発電所が建設されたとき。
  そしてこの姉川取水路に変更になったのは奥への道路が新設されたとき。
堤防のコンクリートの下は水路になっておりサイフォンで用水路へと繋がっている。



                                              関西電力伊吹発電所→

05 July, 2009  小田(やないだ)分水

  出雲井から流れて来た用水は右の写真のように幅が広がって左の写真のように分水される。

  ここにいたる用水には柵もなくその流量からして大変危険なんだが?そのようなものだんだろう流される人がでるまで。





     井之口円筒分水  
05 July, 2009


  小田分水で分かれた用水はここでさらに分水する。用水路の落差を利用してサイフォン、導水管を通って噴出する。
美しいものだ。


  夏の草刈が終わった直後だったので水路の堤はきれいだった。美観ではなくて農業のために年二回行われている。
05 July, 2009  五分水  いよいよおはら野に近づいた

  小田で分水されてここへ来る。ここで5分割される。 



      05 July, 2009  ヤンマー工場前分水

                        五分水から来た水は、また分割される。
                         私のおはら野農園の田んぼまであとわずか。




                                  この続きは 姉川水系・用水アルバム
 10 July, 2009 もうすぐ梅雨明け、伊吹山
 
夏草が茂ってきた庭草の畑と伊吹山。

 つるを伸ばすカボチャより茂る夏草。こうなると手で草を刈るなんてできない。ハンマーナイフ・ロータリーモアを使う。






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2009年 8月
2009年 8月11日
  ケリがトンビを追い回している

  縄張りに入ってきた鳥を、ケリは相手が大きくても追い出そうとする。仲屋敷の田で。
10 July, 2009 もうすぐ梅雨明け、伊吹山

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2010年 夏


2010年 6月

2010年 6月

03 June, 2010

夏は来ぬ
             佐佐木 信綱 作詞
             小山 作之助 作曲

卯の花の におうかきねに
時鳥 早もき鳴きて
しのび音もらす
夏はきぬ

五月雨の そそぐ山田に
早乙女が 裳裾ぬらして
玉苗植うる
夏はきぬ

橘の かおる軒ばの
窓ちかく ほたるとびかい
おこたり諌むる
夏はきぬ

楝散る 川辺の宿の
門遠く 水鶏声して
夕日涼しき
夏はきぬ

五月やみ ほたるとびかい
水鶏鳴き 卯の花さきて
早苗植えわたす
夏はきぬ

  せっこく石斛
  近所の義弟の庭。彼は花が好き、蘭科が特に好き。20年以上前に庭石に取り付けたそうだ。


















  いつも季節を教えてくれる庭。
  石斛:蘭科 セッコク属 長生蘭は東洋ランの中の分類に使われ同じもの

  岩や木にコケなどとともにへばりついて生えている。

佐佐木 信綱:ささき のぶつな 明治5年6月3日(1872年7月8日) - 昭和38年(1963年) 12月2日)は、日本の歌人、国文学者
卯の花:ウツギ(空木、Deutzia crenata)の別称 アジサイ科の落葉低木 5-6月に白い花を咲かせる。
時鳥:ホトトギス(杜鵑、学名 Cuculus poliocephalus) カッコウ目・カッコウ科
しのび音:ホトトギスのその年の始めての啼き声。特許許可局、忍び音というより、早朝、安眠を貪る私に夜は明けたぞと、けたたましくい。

  女学生は是非、唄って欲しい。ジョシコーセーには似合わんな。

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04 June, 2010

 スズメノテッポウ:イネ科 スズメノテッポウ属
     一年草 穂を抜いて、ピーピー鳴らす。
   よく似るセトガヤは、近縁種で花が荒く咲く
  ヒナ、ヒバリ 

こんなのが飛び出すとは


  庭草の畑をバーコンでけたたましく草刈りをしていた。突然、目の前を鳥が飛びだした。産毛のまだあるヒバリのヒナが窪みにうずくまっている。親鳥は?近くの畔で心配そう。ムギがだいぶ色んできている、巣立ちとムギ刈り、どちらが早い。以前は、ムギを刈り残したりしていたものだが、最近は、バァっと刈ってまう畑が多い。

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05 June, 2010

 カヤ:イネ科のススキ、ヨシなど カヤツリグサ科のスゲなど、緑肥やシバなどに用いられる草の総称。
     そこそこの背丈があって枯れ草緑肥に使いやすく、また畑の畔に生えるので、敷き藁用に別途刈りこんだ。
  いきものがかり 動物班 

  多分ネズミの巣。奇麗に刈り込んだカヤの群。この中に巣を作っていた。

  そんな訳で、手刈りしたら、出てきた。ネズミには迷惑な話、暖かく涼しい巣を作って子育てする。家の前の北野の畑にもこんな巣があるのだろう、猫♀が尻を振るとネズミが飛び出す。口にくわえて鼻息も荒く帰ってくる時は、ヒゲがぐわっと前に張り詰めてそれは得意げである。

  連れ合いは、巣なので鼻腔をふわっとふくらますだけだった。でも得意げであるのだ。

  ひょっとしたらカヤネズミの巣かも。地上1mくらいにカヤなどを使って空中に営巣する。この春一番の草刈りの時にもネズミの巣を刈りこんだ。その時は逃げるネズミたちを目撃している。

  猫♀がカヤネズミをゲットしている。2009年10月?日の野良日記。
文字化けしていて、字は読めないが写真は判る。
          → 野良日記  2009年10月?日


  

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09 June, 2010




奇麗/サザンオールスターズ
/VIH-28132/1983/MD-1017
      やっぱ夏はこれ!
  雨季の到来、猫♀の天気予報 

  おはら野に雨季が到来した。昼を食べる隣で猫♀が、耳の後ろまでお手入れをする、ちょっと雨と宣告する。



  それで、今日は夕立がくるだろう、どしゃっとふるといいねえ、暫く雨がなく、ギシギシまでもが熱い!としおれている。

  ほんのちょっと、ぽつぽつと滴が落ちた。地面に落ちるまでに乾くんじゃないか、というほどだったが、滴雨。



時を忘れずコスモス

  

  モグラとネズミ、ヘビの通り穴。田んぼの畔にこんな穴がいっぱい開いている。これが田んぼの漏水の最大原因。モグラが食道を掘る、ネズミが拝借して走る。ネズミを追いかけてヘビがスネークダンス。
  今日は、シマヘビが踊りながら入っていった。

  
  穴と言えば、サナギ。悪い事をした、ワケギをひいていたらサナギも引いた。ぽっかりの穴、サナギ。
  セミのような、私はガのサナギだと思う。調査、夜が更ける。

  ~そんなヒロシに騙されて~
                原坊は佳祐に~

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14 June, 2010
  梅雨入り 

  昨日、梅雨入りした。去年の日記を読むと、夏至の21日に梅雨入りしたとある。去年より早いが例年より遅い。TVニュースは例年より遅いとだけ言う。
  今年はヘロヘロ偏西風のいたづらか、天候が例年と違う。先日、「雨季に入った」と書いたが、梅雨入りを捉えるより、雨季を捉えてお天気周りを考えたほうがよさそうだ。「桜前線」廃止しかり、この数年の「梅雨が明けたようだ」予想しかり、極めつけは、自治体単位での異常気象、警報発令など、気象台の本来業務が変わってしまったようだ。未来予測を確実にして、不測の事態を除外しようとする自治体・政府のキレイキレイ、安心・安全病の餌食になってしまったのか。


  麦秋。小麦が実った。刈り入れを待っている。雨の晴れ間、乾くのを待って刈り入れ。兼業農家や営農組合のように週末に、と思う農家は晴れを願う。
  伊吹山は前山まで雲が下がっている。



  道端のキャットニップ。なんともないハーブ、猫が好き。猫♀がかじる。花を咲かせ、自生えで育っている。

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21 June, 2010
  梅雨の花  ベルガモット スイートピー
  梅雨の花はアジサイ。そう園長は素直ではない。枯れた香りが好きなモナルダ:松明花、ベルガモット、シソ科。
  そうか、シソ科か、ならば香りがいいのが判る。多年草。
  それで、何故梅雨の花か。花が先か、うどんこ病が先か。花芽が上がる丁度その頃、うどんこ病が広がり、切り花にできなくなる。それが、去年、今年と、うどんこ病の広がるのが遅く、奇麗な切り花ができる。う~んと唸って答えをだした。去年の梅雨入りが21日、今年が13日、これで、判った。高温・乾燥の日が続いたので、病気のでるのが遅れているんだ。な~んだ、である。
  花が終わると、刈りこんで芝生状態にする。春にも刈りこんで芝生、踏み歩くと香りが上がって心地よい。

  ホップ:ビールの苦みの原料、我が家では夏のピロー。アサ科の多年草。ツルがとにかく上に伸びる。3m以上の支柱をまっすぐ登っている。梯子を用意して写真した。
  雌雄異株、雄株は香りがなくまた結実させると香りが飛ぶという。従って原産地のヨーロッパでは見つけ次第、雄株は抜くと言う。日本へは一応雌株しか入っていないので、考えなくてよいそうだ。
  上にあがって写真したのは、この横にヘブンリーブルー(朝顔)のポットがあって、これを天蓋仕立てにしようと天井に格子を取りつけていたときに、目の前にホップの花がさいていたというわけ。

   

  宿根スイートピー。3色揃い咲きした。 

  アジサイやザクロ、姫ヒマワリなどはまた今度に。


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22 June, 2010




  ↑焦点がぼけているが、このショットで我慢
  姉川の上流へ  ほたるぶくろ




  ホタルブクロを見に、姉川の上流へ行った。小泉発電所への取水口。ここから導水管を使って伊吹にある発電所へ送られる。小泉・伊吹と二つの発電所が並んでいる。もう一つの伊吹発電所は更に上流の曲谷ダムから水が送られる。その曲谷ダムはすぐ上流の姉川ダムの姉川ダム下流公園への途中にある。

  右の写真はこの取水口から見た伊吹山。丁度、石灰岩採掘現場跡の地肌が痛々しい。地球が何万年をかけて行う浸食を、わずか60年ほどでやってのけた。後始末も程々に大阪住友セメントは去った。



  このホタルブクロに絡むツルは、ツルマメだろうか。秋が楽しみだ。捕まえたホタルをこの花の中に入れて灯火にして遊んだというのが名前のいわれ。今、そんな遊びをしたら、両方から怒られそうだ。
  だけどそのような自然保護や環境保全をいうのは、山を削って塗り固めた都市の「里山」志向であって、拒否する思想があって良いと思っているが、かように削るの任せた地元っていうふしだらもある。あっ、ふしだらって、節操のなさってこと。

  ヤマホタルブクロ:キキョウ科 ホタルブクロ属 ヤマホタルブクロ、萼片の間に反り返る付属片がなく、盛り上がっているだけ。火垂れ(ほたれ)、Campanulaカンパニュラ(小さな鐘)、punctata花の内側の赤く小さな点が可愛い。カンパニュラ釣り鐘草は同属
  オドリコソウ     オドリコソウ:シソ科 オドリコソウ属 多年草、ホトケノザやヒメオドリコソウは同属。ここでいうホトケノザは春の七草、コオニタビラコではない。
  ツツジやホタルブクロと一緒に咲いているから風情だが、畑にあれば次々抜かれてしまう。


       ツツジ:こちらも屋敷の庭に咲くツツジとどう違う

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22 June, 2010


  アジサイの写真は中々大変で、草を刈ってとりださにといけない。梅雨前には刈っておこうと思うのだ、今年はできた。


  ↓ガクアジサイ



  ガクアジサイは随分と昔、求めた。ブロッコリーを思わせるのは食いけか、死なんなあ。
  梅雨の花  アジサイ
  梅雨の花はアジサイ。季節の花にふさわしい。去年は株が大きくなりすぎ、根元から刈りこんだ、それであまり咲かなかった。今年はいつものようにずぼらしたから、形よく立ちあがって咲いた。
   観賞するには雨の日は、外にでないし、曇天では写真映りがわるい。ふさわしい光の時間帯となると、そうない。
   
  


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2010年 7月

 2010年 7月

01 July, 2010
  カラスウリ 
  去年、たくさんの花を咲かせたカラスウリ。実はおはら野の畑にもあった。今年はこの妖艶な花を間近に見ようと支柱とネットを奮発した。
  このカラスウリより、花弁があでやかなのが、キカラスウリ。

  キカラスウリ:ウリ科 カラスウリ属、多年草。この根をさらして天花粉テンカフンを作る。子供の湯あがりに首筋から顔まで真っ白にして花火に興じる姿は夏の風物詩。
  夏休みがはじまった頃、日没から(8時過ぎくらいから)白い花を咲かせる。この花を受粉させるのはヤガ。

  去年のキカラスウリは  →おはら野の草花カラスウリ

  31 July, 2010

    カラスウリが咲いた。内蔵のフラッシュではこの程度しか映らない。白が潰れる。再度挑戦。

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04 July, 2010

  7月2日は半夏生

   カラスビシャク烏柄杓:半夏。サトイモ科 ハンゲ属。 テンナンショウ属に近い。この半夏が生えてくる頃、それで7月2日くらいを半夏生と言う。

  写真のカラスビシャクはハウスの中に出てくるので、もっと早くから生えていて、この子は何度もむしられた何代目か。

  ←カラスビシャク



           マムシグサ:サトイモ科 テンナンショウ属   →

                     この時期、実を付けている。




  ←コンニャク:サトイモ科 コンニャク属。右のように茎が如きっと出てその先で、左のように葉が展開する。

   熱帯から亜熱帯に生息する。日本へは根栽食文化ととも伝わった。
   タロイモやサトイモなどイモや根を食べる文化は、水さらしや煮るなどでアク抜きをして食する。
  栽培植物とその料理文化は切り離すことができない。つまり、土の中から掘り上げて、水さらしなどアク抜きをして食べる文化は、次々同じようにして食べる訳で、この栽培文化を抜きにして栽培植物の伝来は語れない。



 ←サトイモ:サトイモ科 サトイモ属。この4者、同じように見えるのは私だけか。


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06 July, 2010
  空芯菜の花  食べるに惜しい
  クウシンサイ:ヒルガオ科 サツマイモ属 多年草。サツマイモと同じで多年草だが、日本では寒くなって枯死する。
  茎が空洞で、炒めてもシャキシャキが残り、とっても美味。

  最近は、スプラウトが流行っている。このモヤシ状態のスプラウト栽培は水耕栽培、野菜工場でとても簡単に生産でき、あたかも工業製品かの如き。

   食い気をそそる花。

   しかし、このように昼顔を大輪にしたような艶っぽい花を愛でようと思うと、盛夏、路地に限る。昨年は秋播きで晩秋まで食したが、サツマイモの収穫時期後に寒さで枯死して、種は採れなかった。今年は種採りするぞ。


   こちらは薄く紫が入っている。別のカブは白花。

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06 July, 2010
  ヤブカンゾウ
  ヤブカンゾウ:ユリ科 ワスレナグサ属 多年草。ヤブカンゾウが八重咲き、ノカンゾウは一重。どちらも一日花。
  庭草の畑に咲いている。毎年は草に埋もれて、今年になって、草をはやめに刈るようになって、初めて見た。それほど草刈りが嫌い。


  若芽や花を食用にするそうだ。そうだの中に、若芽は一回は食べているので、花だな。愛でていると食う機会を逃す。まあいいじゃない、そうなんでもかんでも食べなくても。

   大きな花。迫力がある。一日花なんで、切り花にはしにくい。お茶席に活けるとコイキかもしれない。



  

←食い気はこちら、
 ノカンゾウの酢味噌和え

 21 April, 2010


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08 July, 2010
  卵を抱くクモ
  迷惑そうにしていた。レタスが傷んできたから、全部採った。そのレタスの葉に卵を抱くクモがいた。卵が気になるらしくそうそう移動しない。迷惑そうに睨んでいた。


   あんたは誰と聞くが返事してくれない。そうとう不機嫌である。


 
   こんな穴を残した子がいる。モグラなら開けっぱなしにしない。ヘビはトンネルを掘らない。トンネルを掘ったモグラが、プファーと息つぎをしたところへ、カラスが舞い降りたか。ウ~ン、わからん。


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10 July, 2010
  おはら野の北のはずれ  竹林
  用があって朝に出かけた。小さくなったおはら野に、竹林が残っている。ほとんどが手入れされていない。この北のはずれの竹林は手入れが行き届いている。朝の陽射しが木漏れ日となって気持ち良い。

  里山がブームだが、里山といっても手軽に足を踏み入れることのできる雑木林は少ない。ここでも持ち主が丁寧に下草を刈ったり、雑木・倒木を取り除いているから奇麗なわけで、かつてはこのような「山」、山と呼び習わしていた、山は焚きつけ用のシバや、田畑に鋤きこむ下草刈りなど四季を通じて足しげく通ったものだ。

  だから雑木林が雑木林として維持できた。言い換えれば人の営みが雑木林を必要とし、その限りで美しさが保たれた。今のように「里山の保全」が公園や遊園地の延長のごとく捉えられ、分け入る事の危険を排除した景観でしかなくなった所に「里山の死」がある。

  都市は里山まで、踏み込んだが、山里は都市ではないので、ほおっておかれる。それはそれでいいことだ。


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10 July, 2010
  7羽いた
  ピー、ピー、ピーピーと賑やかに現れた。全部で7羽、親♂が引率している、おかまいなくあちこちをつついている。
  春に現れたキジのハーレムの子供たちだろう。丁度彼らが隠れるほどの草丈なんで安心しているんだろう。先の藪の中へ親♂に連れられて消えた。
  人家の近くで巣を作り、こうして散歩する。人との距離が近いから、20mくらいの先で食餌する。

    春のキジは、 おはら野の四季 →おはら野の草花 →キジ


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10 July, 2010
  おはら野の夏  ひまわり 月見草
  花は季節を伝える。ひまわりが咲いた。花輪は咲きながら大きくなる。月見草は花を次々咲かせながら賑やかになる。



  このヒマワリは何代目かもう判らなくなっている。今年は買わなかったが、例年種を買って育てている。畑に降ろしているから、スズメがついばんだこぼれ種でそこここに生える。食用菊のもってのほかを植えたところを占拠した。菊が下草になってしまった。
  もってのほかは、梅雨明けまでに活着するように、挿し木をする。だから、下草でもいいのである。ただヒマワリに場所をとられたので、挿し木する場所を見つけないといけなくなった。


  「月見草が群落を作っている、草刈りで残した」、「ンモー、刈ってもたらええのに」とは言うが、「月見草が咲いた」と報告もする。秋の枯れ野の枯れススキと思って残したカヤは要らなかったみたい。奇麗に刈ってしまった。隅のほうに残っているから中秋の名月にはイモ煮が食えそうだ。


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14 July, 2010
  井ノ口円形分水  大雨の後
  この数日の雨は、農業用水を濁らせている。普段より水量が少ないのは、姉川から取水する出雲井堰で水門を閉じているから。なので、この水は数キロの間の雨水を集めたもの。


  11~14日の雨量、193.0mm。久しぶりのまとまった雨。4日間、畑に出られず、野菜はすっかり水を吸って、細根が傷んだかもしれない。病気がでるかも。



 続きは
姉川水系・用水アルバム
   


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14 July, 2010
  おはら野の夏  Halloweenのカボチャ
  おはら野だって、ハロウイン10/31が来る。ジャコランタンはおかあさんと一緒だけではない。Jack-o'-lantern、オレンジ色のカボチャの中をくりぬいて目鼻口をつけ、日が暮れるとロウソクを灯して窓辺に飾る。



  ナスとキュウリで人形を作り、精霊流しをするんではない。私はさだまさしと谷村新司は好きくない。しかし、このようにカボチャとキュウリを並べると、昔キュウリだとお馬さんが似合うかもしれない。記憶の中の地蔵盆。今のキュウリはもっと鼻が長いサラブレットなんか。


  こうも早く色んでしまって、どすんねん。


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15 July, 2010
  コガネグモ  庭草ハウスの中
  ハウスの中のコガネグモ。コガネグモにも色々あるようだが、そこまでは突き止めていない。彼らの食欲はどの程度なんだろう。体ほどある獲物を捕まえて体液を吸うんだから、一日に1匹も捕れば十分すぎるのかもしれない。

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17 July, 2010
  シンクイムシ  千両ナスの茎に住む
  千両なすの枝がしおれている。茎に粉が吹くので、虫が入っていると判る。ゴウヤにたくさんいて、つぎつぎ枝がしおれる。こちらは、つぎつぎ脇芽をだすので、根っこのほうで喰われない限りそう害はない。

  ナスやオクラとなるとそう枝分かれしないので、被害は大きい。見つけてつぶす。つぶしたからといって枝が回復するわけもなく、ふみつぶ~すの刑で気を鎮める。

  さて蛾の幼虫だが、それ以上は調べていない。ネットをググルとそれはもう「害虫、害虫、シュッしちゃいましょ」だ。おはら野は農園だけど、ここはこらえて、おはら野の四季、その後は「虫たちの生活誌」に移動。
  フキノメイガの幼虫だそうだ。いろんな野菜の茎に入ってその先を駄目にする。

フキノメイガ:  ツトガ科 ノメイガ亜種 良く似た蛾でアワノメイガがいる。こちらはイネ科を食する。

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18 July, 2010
  アカスジカメムシ ニンジンの花にいた
  日本ニンジンの花にいた。赤いストライプが奇麗なカメムシ。セリ科の花や種子が大好きで群がって吸っている。このニンジンは種とりをしようと花を咲かせている。


  交尾中のアカスジカメムシ→

  確かに害虫、しかし、花や種子を激しく食害されて困るセリ科を思い浮かべようとしているが、花を愛でるに困るセリ科はあるだろうが、食べるセリ科で困るのが思い浮かばない。

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18 July, 2010
  アオハナムグリ
  日本ニンジンの花にいた。コガネムシ科

  この子は花粉を食べるそうだ。この小さなニンジンの花から花粉を食べに来ているんだろう。見かけによらず美食家と見た。

  どこにでもいるし、土をほじったら、また幼虫がいくらでもいる。特に作物の根を食害するとは聞いていないから、おっおるな、で済ましている。今日は、アカスジカメムシと一緒にいたし、この小さな花に首をつっこんでいるので、写真した。


  毎日、腰ポケットにデジカメを入れて畑仕事している。構えて写真を撮ろうとは思っていない。それより今日は、伊吹山を撮っていたら、イタチが走った、と連れ合い。こういう時、カメラを振っても、イタチが撮れるわけではない。ファインダー越しではなく、しっかりこの目で見たかった。イタチは可愛い。

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19 July, 2010
  梅雨明け、伊吹山、パラグライダー
  梅雨明け、この時期大気が安定し、快晴が続く。伊吹山登山も7月一杯が絶好となる。夏の伊吹山に夜間運転するリフトの明かりがきれいだったが、伊吹山スキー場の休業(再開の見通しはない)のため見られない。



  道の駅「旬彩の森」の駐車場にある看板。県と市のやっつけ仕事、どのような事業なのか、事業主体が誰なのか、皆目判らない。判らないが、予算を付けた県や市に問えば、事業報告が判る。判るが、今誰が運営し、維持しているのか事業主体の詳細は不明。やがて朽ちるのを待つ。そのころにはまた違う看板が隣にあがっているだろう。

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21 July, 2010
  コガネムシ
  コガネムシは葉っぱを食し、カナブンは樹液を食す。コガネムシ科、カブトムシのなかま。
  この子は、ジャンボモロッコインゲンの葉裏にいた。丁寧に見ていると、畑にはいろんな虫がいる。が、まだ害虫という虫は見ていない。

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26 July, 2010
  オニユリ  森越しの畑のとなりお宮さんの境内
  境内にオニユリが群落を作っている。先日の境内の草刈り、刈り残してあった。


  カワセリの花、セリ科の花は小さいので似たりよったりと言えば似たりよったり。でもこの糞暑い中では涼しげでグー。

  熱いオニユリが、境内の木陰で咲いて、涼しい。積もった落ち葉の中から芽を出して、上根を伸ばす。なるほど、大輪のユリを咲かせるには、上根を出させることか。

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27 July, 2010
  ノコンギク(野紺菊)   ヒマワリ(向日葵)
  ノコンギク、キク科 シオン属 多年草:ハウスの中に咲いている。サイドとトマトの間に一群。草引きのとき、ここだけ連れ合いが残した。咲かせたと言うべきか。
  ノコンギクと、ヨメナ、オオユウガギクは良く似ている。野菊で括って楽しみたい。

  野菜が育つ場所から数センチ離れ、通路になるようなところの草は、そのまま育つ。花が奇麗とか、背丈が伸びないとか、こちらの都合にもよるが。繰り返しが多い作業の中で、ちょっと手をとめるのに良い。
 

  残念ながら朝露が太陽にきらめく、にならなかった。

  朝から、ぼーっと立ち止っている。何見つけたんや。朝露が奇麗と言う。こちらのヒマワリは、まだ熟してもいないのに、スズメがついばんだみたい。食餌が無いのかな。と訊く。経済効率とは無縁に畑仕事が始まる。



  空を向いたままのヒマワリ、待ってれば日向かいになることになるが、
















  この子はつぼみの時から上を向いたまま咲いてしまった。こうだからこうだにならない。


  ようく見ると芸術点をあげたい姿をしている。繰り返しのリズム、フラクタルっぽい繰り返し、植物界まで括ると共振・共鳴してしまう何かがあるんだろう。



  先日、学童保育のちびっこたちが訪れた時、交信している子がいたが、連れ合いなんぞは、いまだ交信する能力を保持しているんじゃないの、と思ってしまう。

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27 July, 2010
  捨てられたクモの巣にかかった蛾
  今年もメンガタスズメが現れた。今は一匹しか見かけないが、そのうちたくさんのメンガタがでてくるんだろう。



  芽かきした枝についていたのを、移した。なじめなくてとりあえずしがみついたって感じだ。それとも熱くって、ウナギメンガタになったのだろうか。

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2010年 8月

 2010年 8月

01 August, 2010
  暦は8月、ますます盛ん。判らんまま載せる
  サシガメか、カメムシ。いずれにしても幼齢。触角が長く、足も長い。羽が生えていたような、う~ん判らんまま載せる。


          こちらはゾウムシ→

  交尾中だと、かなりじっとしていてくれる。ヤーコンの葉裏で。

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06 August, 2010
  明日は立秋、エエイ暑苦しいわ、モクメ。みてみい、涼しげなヒメイワダレソウ。
  なんとかモクメが3匹、ウンコ並べて食している。チコリかなにかキク科の葉。熱くってゆだって名前がでてこん。


          こちらはヒメイワダレソウ→

  熱くても、水をもらえなくても花を咲かせる。畔草にとてもいい。優勢になるまで、辛抱も必要。

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10 August, 2010
  ハブソウ:マメ科 ジャケツイバラ属 1年草、これはエビスグサだ
    まだ、ハブソウとエビスグサの区別がつかない。従って、私の農園に生えるハブソウがハブソウなのか、エビスグサなのか、さっぱり判らん。種を買ったのか、貰ったのか、どっちか。播いた種が毎年こぼれて生える。ポットに播いて移植して育ったためしがない。直根なんだろう。

  さて、ハブソウ:ハブ毒の毒消し。中南米原産、江戸時代に日本に入る。平たいサヤの豆ができる。ハブ茶として売られているものは、エビスグサである。


  エビスグサ:決明子、眼の漢方。現在、ハブ茶として売られているのはエビスグサ。


と、書いてきたが、判らん。葉が丸い。これはどっちだ?

これはエビスグサだ。葉先が丸いのが、エビスグサだ。こちらのほうが種がたくさん採れて、薬効は同じ。

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15 August, 2010
  クサアズキ:畑のあっちこっちに咲いている
   クサアズキ:マメ科 ノアズキ属 ツル性の一年草。ノアズキが正しいが、ツルが伸びて、思いのほか大きな花が咲く。アズキヘリカメムシがつく。

  家の前の畑、北野にあっちこっちに咲く。咲くには咲くだけの理由がある。お手玉をつくるのに、アズキは最適だが、このノアズキは実が小さく、重いので、小さなお手玉を作って子供の手に丁度なじむ。
  それで、畑のあっちこっちに生えている。つまり、とことん抜かずに適当にはやしてある。花の下の棒のようなもの、実がとまってサヤができている。
  小豆が高価なのは、栽培種の小豆がそうであるように粒の脱流性が高く、熟したしりからこぼれていく。それで、毎日のように下から採らないといけない。おなじような性質はゴマにもあって、収穫期が長く手間がかかる。

  大豆と小豆、これは粒の大きさではなく、偉大なる豆、大豆、なんだそうだ。確かに収穫をかんがえるとその通りと思う。連れ合いは、このノアズキを集めてお手玉を作る。丁寧に集めても、二つ三っつ作るのがやっとだが、子供の遊び道具を作るってそれくらいの手間をかけても、楽しいものだそうだ。

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15 August, 2010
  センニンソウ仙人草:おはら野の雑木林の西のはずれ
   センニンソウ:キンポウゲ科 センニンソウ属 ツル性の多年草。クレマチスも同属、園芸種は花が大きくなるので、見てくれはよい、でも野に咲かせるにはこれくらいがいいのかも。

  たしか、この辺にカラスウリがあったはずと、車を降りて探したが見つからず、センニンソウを見つけた。



  センニンソウとホタルヅル:ホテルヅルは葉が鋸歯状になるので、写真の草はセンニンソウにする。

  このように、花を見つけるのは連れ合いのワザでどこからでもなにか探して来る。人が訪ねなければ、仙人になってしまいそうと、近頃いいだしたので、ピッタリの花かもしれない。


  家の前に咲くカラスウリは、近くに雄株がないので、実がとまらない。雄株を見つけて、受粉させたいと探してみた。それでセンニンソウを見つけた。まるで霞を食って生きているような生活になってきた。


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16 August, 2010
  ツルマメと思っていたが、この子はだあれ。
   初夏に、見つけていた。ツルマメと思っていたので、そろそろ花が咲いて、実がとまっているだろうと、見に行った。がしかし、クサアズキ(ノアズキ)なんだろうか、う~ん、判らん。


  判らんまま載せる。右が、実。まだ熟していないので、枝豆にも見える。しかし黄色い花が、しかもノアズキより極端に小さい。ならばこの子はだ~れ。

16 August, 2010
 
  ハナミズキ、葉からいきなり実がつく。なんとも風流というか、面妖なというか。
  横から見ると、軸があっていきなりではない。でも不思議。春にこの花がついた葉を食する。またはコシアブラ、タラの芽のように、展葉しないうちに摘み取って食べる。

  そうそう、今ウドの花が咲き始めた。この花を油で素あげしても旨い。さらについで、このツルマメ?とハナミズキと一緒に山ブドウが実っていた。こちらも旨い。そんな訳で、山は味覚の秋、収穫の秋へと変わりつつある。
 

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21 August, 2010
  高砂ユリ、別名細葉鉄砲ユリ
   タカサゴユリ、ゆりと書いたほうがいいかも、盆過ぎに咲く。ご近所から貰って、その後は庭のあちこちに独り生えしている。切り花種と違うので花粉が落ちる、家の中に飾るには花粉が困る。



  咲き終わって、種ができる。こぼれ種ではえてくる。発芽した当初は一枚葉で、草引きのとき一緒に抜いてしまいそうになるが、馴れれば判る。
  種を採って、バラ播きにすればはえてくるのが判りやすくていい。難点は、花が咲くまでになるのに数年かかる点で、一旦群落ができるとそれは見事。

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31 August, 2010



  近くには、冬を越した猫たちが熱さにばてて、伸びている。こちらの猫たちは、人さまに人の食い物を貰って、健康そうに見えない。

  おまはんら、熱いやろ。夏服用意してるんか   三島池の越夏カモ
   今日も33℃を超えた。うだる暑さに三島池に涼みに出かけた。越夏カモの南限地、三島池。




  ダウンジャケットで過ごすには、熱すぎると思う。40数年前、この三島池の隣にある大東中学校の教師だった先生が、来る日も来る日も観察して、ここで夏を過ごすカモたちの、南限地だと、決めた。それで、天然記念物になった。この三島池とセットなんだ。連れ合いは、当時、大東中の科学クラブで先生と一緒にカモの数を来る日も来る日も数えていたので、確かな話である。






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