園長の野良日記  2009年 12月

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  たつ園長は野良日記を綴るけど、毎日綴るとはならない。龍 隆たつたかしは
おはら野農園の園長だが、すぐ畑仕事を投げ出してしまう。その投げ出し、はみ
出た日暮しを野良日記に綴っている。
  つまりそんな読者の期待に応えようとしている訳だ。ペンネームと間違えられ
る本名とはそういうものだ。
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まいった。2009年10月が、10月が文字化けしてしまった。復旧まで今しばらくお時間を

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2009年12月31日(木)
きみがため はるののにいでて わかなつむ わがころもでに ゆきはふりつむ
  きみがため はるののにいでて わかなつむ
             わがころもでに ゆきはふりつむ
 
  随分長く連れ合いに言われるまで、この歌は女房が歌った恋唄だと思っていた。
  可愛い女房のために、七草摘みにでかける亭主の歌だったのだ。まだ半信半疑だけど。

  せり なずな すずな すずしろ ほとけのざ
        おぎょう はこべら   これぞ春の七草

  大雪の正月になりそうな気配の中、たんぼに七草摘みに出かけた。雪は降り積む、そうだった。

 せり:セリ科。たぜりとどくせり、これはいつもの所に生えるセリ
 なずな:ペンペンクサ、アブラナ科。
 すずな:カブ、アブラナ科。
 すずしろ:だいこん、地中海から来た。
 ほとけのざ:こおにたびらこ、キク科。
 おぎょう:ははこぐさ、キク科。中国から来た。
 はこべら:はこべ、ナデシコ科。中国から来た。

  知ったかぶり。アブラナ科と書いたが十字花科のほうが、その花の形、花の付きようから風情があってよろしい。そうすると、スズは鈴なのか、涼なのか、はたまた、大根は白い花をつけるのですず白なのか、正月に考えよう。私は涼に軍配をあげる。この広い野原いっぱい、咲く花を君のあげる。君だけに、君だけに。。

  ペンペン草は三味線のバチのような実をつけて、ベンベンペンペン。白花で、ナタネのように花芽を上げていく、アブラナ科。ホトケノ座は、菊が一つ咲いたような黄色い花がさく、キク科。
  そのペンペングサだが、タネをつけてしまうと固いが葉は食べられる。かつて食べていた。野草食べる属は、わざわざ食べる。大根の葉が旨い程度に旨い。

   この時期、草はロゼッタになっている。ナズナ、ホトケノザは同じところに生える種付け花と姿が似ていて見分けにくい。
 たねつけばな:小さなカブのまま12月から花を咲かせる。
 ナズナ:大きな株に育っていて花はつけていない。
 コオニタビラコ:葉の欠刻、葉先が丸く、葉元には葉がない。
←左がタネツケバナ、右がコオニタビラコ

   ナズナ(ペンペングサ)→


 

              右上にははこぐさ。このあたり↓



              
2009年12月30日(水)
やれやれ、半分セーフ
  やれやれ、玄人志向を買ってきて、2台のハードデスクのうち一台をレスキューいたしました。
  一つはなんなく認識して、データも無事でした。古いほうはデスクが物理的に壊れているようで、相変わらずカチャカチャ言っておしまい。

  「システムの復元」とか「バックアップ」とか言っておらずに、USBメモリーなり外付けHDなりに、単純にコピーしておればよろしい。そおいう結論になりました。

  ンン?ならばだ、HDが壊れたPCは、おニューのHDを入れてリカバリーすれば復活?なんでしょうね、きっと。

  写真は伊吹大根。地元野菜、辛し大根だ。左の大根がもっとも「伊吹大根」らしい姿になった。というのも、この大根、写真のように様々な形・色が出る。焼畑、やせ地で作るともっと小ぶりで辛みの増す大根になるが、30㎝くらいになったこの大根がもっとも色気があってよろしい。

  そんなあんなで、2009年が終わろうとしている。だもんで、PCのレスキューは年明けになりそうだ。
2009年12月22日(火)
のだめ カンタービレ

  20 December, 2009 三島池のクロネコ
  のだめ カンタービレ

  彦根へ出かけた。おはら野はまだ雪の中だったが、隣町彦根は雪のない街だった、えらい違いだ。

  年に数度の映画は「のだめ カンタビーレ 前篇」。ための利いたセリフは、コミック通りだし、足元のしぐさが可愛かった。
  「ずるい」、この一言で後編も見ような、だった。


  ヤマハアンプCA-2000、トールボーイSP、テクニクスプレーヤーSL-1200MK、なんかがシュアーしている部屋にあった。どこ見てるのといわれそうだ。
  ピアノやオーケストラの曲が良かったので、音響の優れた劇場で観ることをお勧めする。

2009年12月21日(月)
パパイア、ニャロメ!158円

  ニャロメ! ジャスコ、お得よ。158円
  久しぶりのジャスコでお買い物、あれこれあれこれ、、せっせ、セッセ。

  あるではないかパパイア。井と中小字、バカIME、伊藤忠、ドール合作、パパイア、フィリピン産。

  猫♀が、どれどれと偵察。来年の日記を買おうと、長浜のジャスコへ出かけた。小ぶりだが、パパイア。黄色のわっぱの色まで熟したら食べごろだと。
  ヘタがしぼんでいるから、採ってから相当経っているんだろう。1か月とみた。





   年賀状も書いたし、ポストしたし。クリスマス前に終えたのは異例の早さだったわい。連れ合いは、当たり前でしょ、とっととやるもんだ、とつれない。


  日記を買ったついでに、本も買った。ついでのようなもので、そのついでに読む訳だ。買うことと、読むことと、理解することと、意見・感想を述べることは別物だな。
  ついでだから。「自分の言葉」に置き換える作業は、文体を編む作業だろうし、読んで理解することここまでは、はっと判るまでは醸し出すとでもいおうか。
   たまには本も読む。

  ・・・・放っておくとすぐに混濁してくる世界像を毎日補正する。手間もかかるし、報われることも少ない仕事ですけれど(「雪かき」とか「どぶさらい」みたいなものですから)、・・・・
  日本辺境論/内田樹/新潮新書/2009.11.20 p4

  ・・・・そういえば、先日、柴田元幸さんと対談したときに、フロアから「ウチダ先生のその無根拠な自信はどこから来るんですか」と質問されたことがありました(笑いすぎて質問にはお答えできませんでしたけれど)・・・・  同p220

  ・・・・そうではなくて、自分がどうしてこのようなものになり、これからどうしたいのかを「自分の言葉」でいうことができないからです。  p

  ・・・・「自分の知性のパフォーマンスを最適化するためにはどのような文体が適切か」という問いが学的主題になりうると考えている学者は日本人にはほとんど存在しない。・・・  p140

  
2009年12月19日(土)

雪。30㎝の物差し。干し柿。

  それだけで興奮した。
  (う~ん。今、とんでもないものを見た。文字を入力したら、さっきネットの一文をコピペしたのが、一緒に入ってた。)
  ということは、う~ん、先日の文字化けの原因かもしれない。う~ん、う~ん。

2009年12月18日(金)
頑固な石が
  昔、まだ十分若かった頃、コンクリートをはつって穴を空けたりしていた頃があった。もうその仕事は、失敗した工事のやり直しがほとんどで「お~い、またかよ」の罵声と一緒だった。
  そんな道具を持ち出して、石を割ってみようと試みた。

  イチジクの定植の続きで、後2本!まで来て、植え穴の真下に石灰岩がごろんと出てきた。いくらなんでもこの上にイチジクを植えるのは可哀そうだ!なんで割ってみようと。何箇所か穴を開けたが、どうにもならない。
  仕方なく隣を掘りなおしてイチジクをおさめた。ヤレヤレ。


  都合6っ箇所に穴をあけたが、それぞれにコガネやカブトの幼虫が冬眠していた。そのまま埋め戻したが、この子たちは成虫するまでは根っこを、成虫になったら幹を食するだろう。別に甲虫のために食卓を用意した訳ではないが結果としてグルメの席をしつらえたようだ。まったくな~にやってんだか、どうだか。夫婦合作。
2009年12月17日(木)
ふもとへ雪、明日は更に積もりそう
  ふもとに雪、うっすらとハウスやモミガラの上に雪が積もり、伊吹山は下まで雪。こうなると、いけません、ハウスの雪対策をしなければ。

  すっかり慣れてしまった、足場パイプでT字に補強。
  左の小さいハウスは、苗作りや洗濯物干しなど重宝に使ってます。右がパパイアハウス。パパイアは寒さで枯れているが、モミガラを積んで、冬越しできればしめたものと。
2009年12月16日(水)
冬こもり
  この繭をつくって冬こもりをしている子はだれだろう。

  ニジュウヤホシは、いきているのだろうか。そこかしこで虫たちが冬籠りをしている。

2009年12月14日(月)
ヤーコンのキンピラ
  猫♀がカメラの前に、、ヤーコンのキンピラ。

  キンピラごときが、正面に出てくるほど、このヤーコンのキンピラは旨い。しゃりっとした歯触りとすっきりした舌触りは本家のゴボウを抜く。ゴボウがその風味でキンピラの一等賞を取るが、風味がなくともシャリシャリは新鮮ヤーコンである。
  同様に、くたったすき焼の鍋の中でぐづることなくその存在を誇張するヤーコンは美味。
  生食サラダが旨いが、掘りたて新鮮はその性格上、黒く褐変することがあるので俄かには勧められない。
  ヤーコンはどうやって食べるの、どんな味?って尋ねられたら、ゴボウのようにキンピラ!、すき焼も旨いよ!


  詳しくは おはら野農園→栽培(野菜別・米traceability
                               →
根っこ・イモヤーコン
猫♀がおしょうばんにあづかろうとしている
2009年12月13日(日)
冬野菜を送る
  久々に、「母が送ってきたんですよ

  サラダキャベツ・カブラ・ダイコン・ハクサイ・ニンジン・日野菜カブ
  ヤーコン・サツマイモ・トウキビ・
  パプリカ・ブロッコリー・鷹の爪・ユズ・
  フローレンスフェンネル・ディル・イタリアンパセリ・ちこり・エンダイブ・etc

  今夜から冷えてきそうだ。週半ばからは雪かもしれない。
  野菜には、一品ごとに講釈が必要かもしれない。
  たとえば、ニンジン。本紅菌と記、バカIME、金時ニンジン。蒔だろが、バカIME、日本語を知らないんだから、バカIME。
  講釈たれようとすると、バカIMEが阻止する。秋播きしかできない正月限定の真紅の日本ニンジンなのだ。  
2009年12月10日(木)
踏み込み温床に挑戦
  一大決心をして、育苗用のベットを踏み込み温床で作ることにした。

  ①宅地造成地に建てたハウス。急ごしらえだったもんで掘り下げていなかった床を掘り下げる。
  ②落ち葉を拾ってきて、米ぬかを振りながら踏み込む。
  ③同時に水をかけて、湿らせる。

  と、一日仕事。詳細は12月の農作業にて。
2009年12月9日(水)
おいしかった、はりまや本店
  おいしかった、ご馳走になりました。はりま焼きを頂いた経緯は別に記すとして、、、。
  播磨屋本店のはりま焼き:はりまや おかき→検索
  店主の歴史観に違和感を覚えるが、それはそれとして心意気だけで歴史をかたるとこうなるんかなあ、くらいにしておいて、自然食品にちかいせんべいを焼いてそれを食品業にしている手腕は買おう。

  まあ、それで高知の播磨屋波氏、バカIME,hasi kuraidaseyo 橋(きょうとでた)その葉氏をググッテ、なんだ「ウィキペディア」からの引用(パクリ)で紹介した気になってるブログばっかで、播磨屋は何屋さんか?判らず、油商の屋号かどうかも結局判らず仕舞。
  播磨屋は油商の屋号?。  江戸中期までは油と言えば、エゴマを絞った油で、以降は菜種油に変わった。したがって、エゴマの産地と、菜種油の産地と商売、のどったらこうたらまではいけなかったので、後日にしよう。

  はりま焼きは旨かった、ありがとうございました。

2009年12月1日(火)
ムギが発芽した。
  ムギが発芽した。

  数日前(26日)に、土の中で発芽がはじまっているのを確認していたが、どれどれと。

  昨年、敷き藁用にムギ棹をもらってそこここに敷いていた。そこから発芽して穂を上げたので、タネを採った。粉にして全粒パンもどきをつくった。
  その残りを、秋に播いた。それが発芽した。

  メソコチル(中杯軸)
Mesocotyl(Google画像検索)って何か。タネから発芽した芽が地表にでたところで再び根を出し枝葉を伸ばす。種からも根が出る。イネ科の特徴。

  メソコチルの特徴を利用していろんな農薬が作られている。まったく、ググってみても農薬・種もみの処理など私の関心と別な事ばかりがヒットする。
  6月に、ヒエ退治のためにあれこれしたときにふと湧いた疑問が解決した。米・ミレットを食べる
 にヒエの写真が

  meso:中間の、メゾソプラノ。
  cotyedon:子葉、胚の初葉。
  -ty:状態・性質・程度を表す名詞接尾語

  早い鼻っ滋賀、バカIME、早い話が、(発芽した)胚芽がグンと伸びた先に根が出るとその中間胚芽を中杯軸と呼ぼうと。発芽玄米なぞは、このプッツと膨らんだ胚芽を食べる。

  学問を真摯に受け止めなかったその昔、バカ専門と詰った祟りで、この辺りの学問の手続きにトント疎い。

  欧米の学問をする人たちのこの概念を厳密に積み上げて、造語していく執念に比して、日本の学問は、カタカナ英語(仏・独・ラテン)に置きなおして日本語でしか通じない造語にする。
  さもなくば、学問業界ごとに訳語をつくって、業界横断するときには、言語が通じなくて通訳・翻訳者を必要としたりする。

  だいぶと違うが、八つ当たり承知で。
  降り攻めーと、オリゼメート。日本語、水稲本田用殺菌剤
  
オリゼ:oryzae
  メート: たぶんmateならば、仲間・相棒・類。
  菌類を殺す仲間、う~ん、oryzaeはイネ科に多くみられる菌類だったような記憶があるが、、またのちほど。
  オリゼから、某農大のもやしくんを連想しているほうが健全かも。
  
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