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カートリッジ プレーヤー アンプ スピーカー anotyer site こんな機材で楽しんでます
figureのようですね
cartridgeって

皿を廻す道具

奥は深い
電熱器

綺麗にパターンを描く基板
見とれると
ついつい半田コテで
おいたをしたくなる

エレキテルを音に

空気を震わすが
風車は廻らない
目的が違う
とりあえずPOCKET

toy
jyarajyara

壊すことが好きなんです
こんな機材で楽しんでます

まだ整理・整頓できていません、まずは、古いファイルからこちらに移した。
 レコードを聴きたくなる時、その1

Ten Years After  Lightnin' Sam Hopkins  R&B  Blues  Rock & Roll 
OTIS REDDING  JOHN COLTRANE  MILES DAVIS       Jazz 
  SANTANA     
Hendrix  Cream     
Billy Joel EAGLES     
Beatles  Bob Dylan & The Band    クラシックというジャンル 
       あちらの女性       あちらの男性   
聴きたくなる時、その2      
憂歌団       
  吉田拓郎  井上陽水   水越けいこ
中島みゆき     CHARA     
  日本の男性 SOUTHERN ALL STARS     

26-29 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  Ten Years After
  ストーンドヘンジTen Years After/ DERAM 1968 /DL-35/ 1972
  テンイヤーズアフターの3枚目のアルバム。アルビン・リーがストーンヘンジを見た印象を音にしたといわれている。ジャズっぽいピアノと、ブルースギター、ブルースにならないヴォーカル、好きな一枚。

SIDE 1:Going To Try /Woman Trouble/Hear Me Calling
SIDE 2:A Sad Song /No Title
    Ten Years After/ DERAM 1967 /DL-9/ 1969
  ファーストアルバム。ブルース・ロックやJazzやとジャンル分け以前に、アルビン・リーのギターが好きになって聴いていた。このジャケットでは、Jazzやブルースを感じません。ロックバンドってとこでしょうか。
  Spoonfulが入っていますが、退屈しますね、ライヴ版でしょう、真価を発揮するのは。このバンドは。

SIDE 1:I Want To Know /I Can't Keep From Crying, Sometimes /Adventures Of A Yong Organ /Spoonful
     /Losing The Dogs
SIDE 2:Feel It For Me /Love Until I Die /Don't Want You Womn /Help Me

  ググッて見ましたが、アルバムを発売順に並べたサイトが見つからないので、ここは並べ直してみました。
 
    アンデッド Undead Ten Years After In Concert/ DERAM 1968 /DL-7 /1969
  2枚目。ライブアルバム。ホテルのクラブ、クルックス・クリークでのライヴを収録したもの。I'm Going Homeは、こちらをシングルカットしたもの。

SIDE 1:I May Be Wrong, But I won't Be Wrong Always /At The Woodchopper's Ball
SIDE 2:Spider In My Web /Summertime〜Shantung Cabbage /I'm Going Home
 
no print    夜明けのない朝 Ssssh /Ten Years After / DERAM 1969 / / ?DL-16 1969?
  4枚目のアルバム。このレコードと次のクリックルウッド・グリーン Crickle Wood Greenを持っていない、つまり聴いていない。ググれば曲目は出てくるでしょう。

  気になること。  日本発売はキング・レコードからだった。ファーストアルバムがDL-9、2枚目アンテッドがDL-7、3枚目ストンドヘンジがDL-35、4枚目夜明けの無い朝がDL-16、5枚目クリックル〜がDL-20、6枚目のワットがDL-25、クリサリスに移籍後に出たAlvin Lee And CompanyがDL-38。日本発売に勇気や気合や英国の売れ行きが必要だった?  シングルのビックヒットが出て、それまでのLPが発売されたって時代だった。
no print    クリックルウッド・グリーン Crickle Wood Green/Ten Years After / DERAM 1970 / / ?DL-20 1970?
  5枚目のアルバム。私がテン・イヤーズ・アフターを買ったのはウッドストックを聴いて後だったのだろう、1972年前後。それでさかのぼってレコードを買った、と。で、この2枚は見落とした、そういうことにしておこう。

  改めて、ライナーノーツを全部読みなおした。早弾きアルヴィン・リー、ウッドストックの伝説。ジャズ、ブルース。書いてありますが、書いている本人たちの評価が一枚ごとに、揺れている。どう解説したらいいのか、どう評価したらいいのか、皆目判らないって様子がうかがえる。


  この方の記事が、私の感想とピッタリなんで、ご紹介
                           → 
http://blogs.yahoo.co.jp/tntcmc/53728215.html
    ワット Watt /Ten Years After/ DERAM 1970/ DL-25/ 1971
  6枚目のアルバム。

SIDE 1:II'm Coming On /My Baby Left Me Think About The Times /I Say Yeah
SIDE 2:The Band With No Name /Gonna Run /She Lies In The Morning /Sweet Little Siteen
 



このアルバムから、クリサリスレコード
  "A Space In Time /Ten Years After/ Chrysalis 1971 /CHR-1001/ 1972
  7枚目のアルバム。私はアルビン・リーのギターが聴けたらそれでいいって、聴いていたから。

SIDE 1:One Of These Days /Here They Come /I'd Love To Change The World
      /Baby Won't You Let Me Rock'n Roll You
SIDE 2:Once There Was A Time /Let The Sky Fall /Hard Monkeys /I've Been There Too /Uncle Jam

  この頃まで(’72頃まで)アメリカや英国で売れたら、後追いの形で日本盤の発売があって、時系列で聴いた、ことにならず、このアルバムを聴いて、以前のアルバムを買おうか、この先も買い続けるのかって選択になる、当時は。それに加えてライヴ盤がこのTenYearsAfterの場合、次々発売されたから、それが、どのスタジオ録音盤の後か先かなんて調べたりもしなきゃならず、またライヴバンドだったはずだったから、余計だった。
  ロックが売れるビジネスに変わった時代だった。そうすると雑誌やライナーノートを素直に読めなくなってきてたし。
  Jazzだとメンバー交代でどんどん音楽が変わっていく楽しみがあった。ブルースだと、しつこくおんなじパターンが続いて、それで飽きのこない凄さがあった。ロックだけが、同じバンドに次々、新しい試みをさせて変われ、って無茶を要求した。今だと、LP(CD)を出して、それを売るためのコンサートツアーだあ、って。
  私?、私は、そうそうライヴやコンサートを聴きにでかけられないし金もない。2時間くらい分のLPを用意して次々聴いていく。一つのバンドでそれができると、幸せな気分にさせてくれる。
 
    Rook & Roll Music To The World /Ten Years After/ Chrysalis 1972/ CHR-1002/ 1972
  8枚目のアルバム。

SIDE 1:You Give Loving /Convention Prevention /Tured Off T.V Blues /Stnding At The Station
SIDE 2:You Can't Win Them All /Reliqion /Choo Choo Mama /Tomorrow I'll Be Out Of Town
   /Rock & Roll Music To The World
    "Alvin Lee And Company /Ten Years After/ DERAM /DL-38/ 1972
  何枚目のアルバムになるのか、DERAMが1970年以前の録音を集めて発売したもの。

SIDE 1:The Sounds /Rock Your Mama /Hold Me Tight /Standing At The Crossroads
SIDE 2:Portable People /Bogie On
    ライヴ!テン・イヤーズ・アフターTen Years After Recorded Live/ Chrysalis/ GW-249-250/ 1973


  ヨーロッパ(フランクフルト・アムステルダム・パリ)公演のライヴ盤。

SIDE 1:One Of These Days /You Give Me Loving /Good Morning Little School Girl
SIDE 2:Help Me
SIDE 3:I Can't Keep From Cryin'Sometimes
SIDE 4:Slow Blues In "C" /I'm Going Home /Choo Choo Mama
 


  栄光への飛翔! In Flight Alvin Lee & Co./ Chrysalis/ GSW-21.22/ 1974
  アルビン・リーがTen Years Afterとは違うメンバーで、ロンドン郊外レインボーシアターで行ったライヴ1974 .3・レコード。レコード(CD)の売上とコンサートツアー、が全てになっていく過渡期の人だったんだろう。もし、ジャズからクロスオーバー・フィージョンって流れの中だったら、どっちにも行けた人だったから別の生き方もあったろう。
  ハリウッドとブロードウエイがすべてのような大衆文化のアメリカでの成功とは、変化を求めない保守的な大衆の共感を得なければビックセールスにならない国に依拠しなきゃならんわけで、レコードとコンサート、その両方で成功するためには。

  ウッドストックの成功と引き換えに、それを生みだしたアメリカ東部エスタブリィシュメントはその後の大衆文化をビジネスにする方法を見つけ出し、保守化していった。そんなところだろう。

SIDE 1:Got To Keep Moving /Going Through The Door /Don't Be Cruel /Money Honey
     /I'm Writing You A Letter
SIDE 2:You Need Love Love Love /Freedom For The Stallion /Every Blues You've Ever Heard
    /All Life's Trials
SIDE 3:Intro /Let's Get Back /Ride My Train /There's A Feeling /Running Round
SIDE 4:Mystery Train Slow Down /Keep Aknocking /How Many Times
    /I've Got Eyes For You Baby /I'm Writing You A Letter

メル・コリンズ /サックス&フルート  イアン・ウォーレス /ドラム (元キング・クリムゾン)
ティム・ヒンクリ― /キーボード (元ビネガー・ジョー)
アラン・スペナー /ベース  ニル・ハバード /ギター (元グリース・バンド)  ココモ /コーラス

Recording Engineers Harold Burgon & Andy Jaworski


  ジャケットの見開きにメンバーの写真があった。
  '72〜75年頃は、生協ではまだレコードを扱っていなかった(筈)し、給料の大半を遊びに使ってはいたが、レコードを買い集めるほどの余力はなかった。1枚買って、1か月聴き続ける生活だったように思う。
  FM放送と、喫茶店でかかる曲と雑誌が全部の情報だったんだろう。トリオのレシーバーKR−2400で聴くようになったのもそう古い時代ではなかったはず。食うに困らない、が生協の食堂におれば朝・昼・晩飯が食えた、という意味。宿直室におれば誰かが酒瓶を持ってやってきた。そんな時代だった。
 

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05 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  今夜はブルースでも聴こうか
◎よく聴いた3枚   Bad Luck And Trouble/ Lightnin' Hopkins/ PA-3128 /?
  ブルースに出あったのは、浅川マキと萩原信義のレコードだった。萩原のギターがなんとも魅力的で、ブルースギターってこんなんなのやあ、ってロックのブルースギターやチャックベリーのギターとはまるで違った。

  それで聴き始めた。トリオレコード。
A面:Shout Haired Woman /Lonessome Home (Ain't It Lomesome /Appetite Bluse /Bad Luck And Trouble
   /Jake Head Boogie
B面:Candy Kitchen /Mistreated Bluse /War News Bluse /House Upon The Hill /Everyday I Have The Bluse
  /Tiket Agent /Soedayy (Beggin You To Start)

  ライナーノウツから、このアルバムは過去の録音を集めたものだとしか判らない。
  Mojo Hand/Lightnin' Hopkins / FLP-104 /?1983
  これも偶然手に入れた一枚。日本発売盤。原盤は1962年頃

A面:Mojo Hand /Coffee For Mama /Awful Dream /Black Mare Trot /Have You Ever Loved A Woman
B面:Glry Bee /Some on, Moon! /Santa

  とにかく明るい、明瞭会計の飲み屋にはいったみたいに。ブルースを聴きだすとと夜更けには、なにもかも置いて「一番列車に」乗り込みたくなるもんだが、ホプキンスのレコードは、ピーナッツ、チーズとステックサラダしかない飯屋で、酒を飲んでるような陽気な気分になれる。酒を飲んでまで深刻になることもなかろう、そう聴こえてくる。
  なあ、どう思う。信号で止まったら、後ろのねーちゃん、髪かきあげてんのよ。振り返ろうおもたら、横にパトおるんよ。なあ、どう思う、パトおらんかったら、、、てな話を、ずっとギター片手にやってる。
    Autobiography In Blues /Lightnin' Hopkins / SL-5011 /1969
  ブルースで綴る自叙伝。1959年から1960年頃の録音。

A面:In The Evening, The Sun Is Going Down /Trouble In Mind /Mama And Papa Hopukins The Foot Race Is On /That Gambling Life /When The Saints Go Marching In
B面:Get Off My Toe /75 Highway /Bottle Up And Go /Short Haired Woman /So Long Baby /Santa Fe Blues

 Short Haired Womanは他のLPにも入っている、すこし違う。
  何曲か聴くと、どれも同じように聴こえたり、アルバムごとの違いもはっきりせず、いわゆるコンセプトアルバムの形式になっていない。でも、たまらんのよなあ、 
    Country Blues /Lightnin' Hopkins / SL-5018 /1970
  1959年の録音されたもの。SP盤からLP盤に変わりつつある頃で、それまでのホプキンスのSPもLPに纏められはじめていたようだ。このライナーノウツに:彼は県営農場(一種の囚人作業所)、云々というくだりがある。別個に調べてみよう。

A面:Long Time /Rany Day Blues /Baby! /Long Gone Like A Turkey Thru The Corn /Prison Blues Come Down On Me /Backwater Blues /Gonna Pull A Party
B面:BlueBird Bluebird /See See Rider /Worrying My Mind /Till The Gin Gets Here /Bunion STew /You Got To Work To Get Your Pay /Go Down Old Hannah /Hear My Black Dog' Bark
    "And The Blues" /Lightnin' Hopkins / LLS-70054 / ?
  1946年から1948年頃の録音。

A面:Down Baby /Thinkin' And Worryin /Miss Loretta /Mistreted Blues /Little Mama Blues
B面:Picture On The Wall /Shotgun /Abilene /Daddy Will Be Home One Day /So Long /See See Rider
  /Baby You Are Not Going To Make A Fool Out Me
 
    Strums The Blues /Lightnin' Hopkins / LLR-8189 / ?
  1946年から1948年頃の録音。ライナーノウツ:中村とうよう。ホプキンスのLPは、1958年が最初、それまではSP。。ジャケットは、その初LPアルバムのもの、曲は、Katie Mae /My California /Honey Babe /Shout Haired Woman /Little Mama Blues /Shotgun /Rollin' And Rollin' /See See Rider /So Long /Mistrwated の10曲、そのうちの5曲が日本盤に収まっている。

A面:Katie Mae /Feel So Bad /Ican't StaY Here In Your Town /Short Haired Woman
   /Let Me Play With Your Poodle /Fast Mail Rambler
B面:Change Your Way /Morning Blues /Sis Boogie /Rollin' And Rollin' /Honey Babe /My California

  彼のアルバムが、シングル盤を、その時々にあわせてオムニバス風になるのは、このため。また、スタジオに入って、たくさんレコーディングして、そのうちの何曲かをSPにしたということから、マスターテープも多いと。
  街頭や、飲み屋で歌うことのほうが好きだったみたいで、スタジオやステージ派ではなかったことも起因していると思う。
◎よく聴いた3枚   Lightnin' Hopkins Double Blues/Lightnin' Hopkins / FANTASY 24702/ 1964年くらいの録音 2枚組
  このアルバムも好きでよく聴いた。

SIDE 1:I Make My First Record And Get My Name /Let's Go Sit On The Lawn /I'm Taking A Devil Of A Chance /I Got Tired
SIDE 2:I Asked The Bossman /Just A Wristwatch On My Arm /I Woke Up This Morning /I Was Standing On 75 Hightway

SIDE 3:I'm Going To Build Me A Heaven Of My Own /My Babe /Too Many Drivers /Rocky Mountain Blues
SIDE 4:I Mean Goodbye /The Howling Wolf /Black Ghost Blues /Darling,Do You Remember /Lonesome Graveyard

Orignally relesed Prestige :7370_"Lightnun' Hopukins My Life in the Blues"から:I Make My First Record And Get My Name
Orignally relesed Prestige :1086_"Down Home Blues"_SIDE 1のI Make My First Record And Get My Name を除く、とSIDE 2
Orignally relesed Prestige :7377_"Soul Blues"_SIDE 3とSIDE 4

◎よく聴いた3枚        見失った一枚:Lightnin' Sam Hopkins 1961-62 /Arhoolie F 1011
 これです、どっかへ行ってしまった私の持っていた中で一番好きなアルバム。ホントどこへ行ったのでしょう。

- Meet You At The Chicken Shack/Once Was A Gambler / Speedin' Boogie/ Ice Storm Blues/ California Showers/ Burnin' In La/ Do The Boogie/ Bald Headed Woman/ Goin' Out

rec. december 1961 in Berkeley and january 1962 in Houston; Lightnin' Hopkins, voc, g and p; Spider Kilpatrick, dr on 3 tracks; all other tracks: Gino Lantry, b and Victor Leonard, dr

この方から、コピペしました(ジャケット写真も):http://www.wirz.de/music/arhoofrm.htm

  それから、この方:農園サユールイトシロ代表&生産者 稲倉哲郎
                
http://sayur-itoshiro.no-blog.jp/nikki/lightnin_special/index.html

  このLightnin' Sam Hopkins 1961-62Lightnin' Hopkins ; The Texsas Blues Man  の2枚をカップリングしたCDが出ているそうだ、
Lightnin' Hopkins ; The Texsas Blues Man  +  Lightnin' Sam Hopkins  (P-VINE PCD-24104


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レコード   
01 February, 2011   
B.B.KING The Feeling They Call The Blues THE TIME OF B.B.KING Vol.1 /PA-6220 (mono)
  久しぶりに引っ張り出した。ストレートなアルバム。トリオがレーベルをたちあげて、自分たちのアルバムをリリースしていた。東芝やビクター他がすでに日本の発売権を持っていたので、マイナーな中のマイナーなアルバムから日本での再発売だった。

  今これをV15 type Vで聴いている。G針かtypeUで聴くのかも知れないが、アームから外して取り換えるのも面倒。シュアーもエムパイアも日本のカートリッジと違うのは、「こういう音で聴いて見ない!」って提案をすることではなかろうか。私んちのカートリッジで聴けば、こんな解釈もできるし、気分に浸れまっせ。
  それは、セールス・トークの違いなんだと思う。売る側や評論家がそういう主張を控えるから、使う側がああだこうだと言う。そこへ、スペック的にどったらこうたら能書きが入るから話がややこしくなる。

  なにはともあれ、すっきりしました。

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29 August, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、トンカチが ント、ント


ファンクになるのか、R&Bになるのか、
私にはグル―ヴとしか見えない。
  WAR LIVE/ WAR/ LLP-93125〜6/1973
  昔、NHKで、「アフリカのトンカチは、ント、ントと音がする」って放送があった。ナイルnileのように、無声音のNが発音されると。我々がオフビートする場合、ナnAのAから発音するが、彼らはNから発音する。すると体の動き、グル―ヴ(groove)が起きるのはしごく当然になる。

  そして、こんな人に出会った。偶然、WARをググッていたら、意外に記述がすくない、吉田英樹の音楽コラム〜 http://blog.goo.ne.jp/soul_hidekichi/e/cfccd891ee530f49fc1c1e1de7525cf0
  さらに彼の「日本人は黒人のように歌えないのかU」
          http://blog.goo.ne.jp/tfos/e/5d2e61f945d40e2be3f835d8855c5391
に出あった。彼は、Rhythm を取り上げて、ここにある母音はiだけある、という。つまり他は子音だと。そして子音には音程がないと。この音程のない子音をしっかり発声させると、グル―ヴ(groove)が生まれると。

  この二つは、同じ事を言っている。それ以上のハナ氏、バカIME、話はプロに任せる。無声音であろうと、有声音であろうと、子音も言葉である以上、意味を持つ。それを聴き分けるのは、言語固有の伝達機能だと思う。
  TVで、教会で讃美歌を歌う彼らを見ると、日本人からみると、発声以前に体が動いているが、彼らは発声と同時に体を動かしている、更に子音の強弱、長さがグル―ヴ(groove)を生みだしている。
  久々に聴いた、WAR、また一つ知らなかったことを知った。

  ところで、こんな風にレコードを聴きながら何をしているのかって、PC相手にググったり、HPを書いていたり。かけるレコードによって、文章や、レイアウトが変わる。出だし、書き出しが変わる。
    Gospel Music Vol.1 1926〜1940/ MCA TRADITION SRIES/ MCA-3530/1976
  折角の機会だから引っ張り出した。たった一枚残っている。あまり冴えなかったんだろう、気にいっていたのは誰かの手に渡っている。
  中村とうようが選曲し、解説している。→ライナーノウツ(スキャンして別ウインドウ)作成中

  この頃、私は大学生協に勤めていた。購買部はオーデイオブームに乗って、ステレオ・レコードが売り上げをけん引していた。新譜については、レコード会社から案内がくるし、発売中のレコードはメーカーカタログがあった。書籍部にいけば、レコード関連の雑誌、本がいくらでもあった。そして大学生が現役でいた、当たり前だが、訊ねればいくらでもデープな情報が手に入った。つまり、売れると思えば仕入して、店頭に置けた。
  このような古いレコードの再発売は大概、限定盤でシリーズ化されて10枚単位で発売されたからまとめて仕入れして、自分用に買うことになる。気にいったアーチストが見つかれば、単発のレコードを買う事になる。ミヤコとかレコードショップをまわって、買うこともあった。ここが不思議なんだが、仕入しようと注文すると、「メーカー品切れ・在庫なし」なんて返事がかえる。レコード店には在庫があるが、メーカーにはないと。追加プレスするかどうかは、この店頭在庫、売れ行きによるから、すこしマイナーだと、「品切れ・再発予定なし」なんてザラだった。
  つまり、とりあえず買ってしまうわけだ。そして、「ええぞ、これ聞け」って具合で人にいってしまう。で、還ってこない。

  今、流行りのゴスペルとか、アカペラっていうのとだいぶと違う。

  BAWDY BLUES 1935-1940/ MCA BLUES TRADITION SRIES/ MCA-3539/1976
  ついでのついで。日本でいう、猥歌や歌垣のようなものだと思っている。彼らはゴスペルにのせて、日本ではご詠歌や祝詞にのせて。

  だから、今流行りのゴスペルとか、アカペラっていうのとだいぶと違う。

Gospel Music Vol.1 1926〜1940  BAWDY BLUES 1935-1940
  どちらも、ググッてヒットする同じ人のサイトがありました。やっぱり!と、みなさん濃い!、でした。

  メジャーになる前のレイ・チャールズを思い出した。
    レイ・チャールズ:ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA


  アメリカ社会は、階級社会で、階級が違えば公式の席を除いて出あう事はない。大恐慌以降のアメリカは、膨大な大衆社会を形成するが、金持ちクラブとその構成員と、膨大な大衆とに分かれることになる。
  この膨大な大衆社会に向けて発売されたレコードも数多く、大衆社会向けのこのようなレコードが全階級を制覇するには、1960年代のエルビスやビートルズを待たねばならなかった。そう、アメリカは極めて保守的な国で、アメリカ民主主義は、子供部屋のおもちゃ箱のようなもんで、それ以上ではない。
  そのとっちらかった子供部屋を収拾したのは、エルビスにあっては兵役で、ビートルズでは、勲章・ナイトの称号授与だった。チャップリンは失意のままスイスで余生を送った。デズィニーは、デズィニーランドの中だけの世界を作ることによって排撃を回避した。ショービジネスの世界を塗り替えたマイケル・ジャクソンはネバーランドの下僕に甘んじよう(決して王子様を演じようとしたのではない)としたが排斥された。
  大衆社会という一大消費植民地を形成したって訳だ。
 

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レコード   
02 January, 2011   
  SOUL TO SOUL /Music From The Orginal Soundtrack Record Live Ghana, West Africa/P-8162 /1971
  元旦から、テーブルに載っている。

SIDE 1: Soul To Soul -Ike & Teina Turner
     Run Shaker Life -The Voices Of East Harlem
     Heyiorler -Eddie Harris & Les McCann With AMOA
     Freedom Song -Roberta Flack
     Trin' Times -Roberta Flack
SIDE 2: Are You Sure -The Staple Singers
     I Smell Trouble -Ike & Tina Turner
     Funky Broadway -Wilson Pickett
     Land Of 1000 Dances -Wilson Pickett
     Soul To Soul -The Voices Of East Harlem

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レコード   Rock & Roll
31 August, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  スピード スリル
  Chuck Berry / Back Home/ LPS-1550 /1970
  チェス・レーベルはこんな、ブルースとPOPをつなぐレコードが多い。CUT盤、当時は中古盤・輸入盤を専門とするレコード店や、百貨店・大学生協をまわって販売する業者がいた。海賊盤なんかはここで求めた。

A:Tulane /Have Mercy Judge /Instrumental /Christms /Gun
B: I'm A Rocker /Flyin' Home /Fish & Chips /Some People

  チェスにあった彼の録音から集めたもの。コンセプト・アルバムやアルバムを作ってシングルカットする時代の前であれば、シングルの集大成のほうが普通なんだろう。他にも数枚もっているが、まあこの一枚で彼がわかるんじゃないだろうか。なんせ有名どころが、一杯カバーしていて、そっちのほうが「凄い!」ってのが多い。しかし、ジュークボックスのワンコインで次々に聴いていく時、このシンプルさが、「たまんない!」

  いつからだろう、レコードを家のステレオで聴くようになったのは。ラジオで聴いて(AM)なんとか友人のレコードを借りて聴いて、、。学生下宿だったら、誰かの部屋に押しかけて、、、。まだ音楽が個人のもので無かった時代があった、、。
  The London Chuck Berry Sessions /Chuck Berry / BT-5301 /1976
  オリジナルは、1972年に発売されている。有名なアルバムのようだ。

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01 November, 2010   
LIVE IN EUROPE /OTIS REDDING /SD33-286 /1967
  家にあった電蓄で初めて聴いたあちらのアルバム、高校3年生。オーチスはすでに死んでいた。クリスタル・ピックアップ、5極管一本、音楽を聴いて衝撃を受けるに充分な性能だったんだろうなあ。友人が「これ聴け!」って。なぜかこれまた家にあったオープンテープ(モノラル)に落として、これ一枚しかないから聴き続けた。
  やっとLPを買える生活ができるようになって、買いました。P-6074 /1972 随分と感動は薄れていた。

SIDE:1 Respect /Cant't Turn You Loose /I've Been Loving You Too Long (To Stop Now) /My Girl /Shake
SIDE:2 Satisfaction /Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) /These Arms Of Mine /Day Tripper /Try A Little Tenderness


  国内盤LIVE IN EUROPE /OTIS REDDING /P-6074 /1972

  このレコードを買った頃には、最初の感激は薄れていた。音も違ったように聞こえた。つい最近、オリジナル盤を手に入れて聴き比べた。しかし、私の耳では、違いが判らない。

  そんなんで、オーチスは私に特別な存在になっている。
  国内盤The Immortal /OTIS REDDING /P-6111 /1972  録音1967
  全体にサッパリした録音になっている。ねばっこくないのである。

SIDE 1: I've Got Dreams To Remember /You Made A Man Out Of Me /Nobodey's Fault But Mine
     /Hard To Handle /Thousand Miles Away /The Happy Song (Dum-Dum-De-De-De Dum-Dum)
SIDE 2: Think About It /A Waste Of Time /Champagne And Wine /A Fool For You /Amen
 
  国内盤OTIS REDDING RECORDED LIVE Previously Unreleased PerFormances /P-1161 /1982
  1966年4月8,9,10日、ロス、ウイスキー・ア・ゴー・ゴーにて録音。

SIDE 1: Destiny /Good To Me /Chained nd Bound /OL' Man Trouble
SIDE 2: I Can't Turn You Loose /I've Been Loving You Too Long /Security /A Hard Day's Night

  バックと録音がシンプルなので、オーチスが良く判る。気づいた。彼は、息を吸いながら発声している。往復で発声しながら歌っている。それと、圧倒的な声量を、口とのど、鼻でコントロールしている。
  2点。綾戸智恵、彼女は咽喉を痛めて、発声方法を変えた。音域がせまくなったのを子音を上手く使うことでカバーしていると自身で語っている。もう一点、WAR のアルバムで、書いたが、
  吉田英樹の音楽コラム〜 http://blog.goo.ne.jp/soul_hidekichi/e/cfccd891ee530f49fc1c1e1de7525cf0
  さらに彼の「日本人は黒人のように歌えないのかU」
          http://blog.goo.ne.jp/tfos/e/5d2e61f945d40e2be3f835d8855c5391
に出あった。彼は、Rhythm を取り上げて、ここにある母音は[ i ]だけである、という。つまり他は子音だと。そして子音には音程がないと。この音程のない子音をしっかり発声させると、グル―ヴ(groove)が生まれると。

  この2点と、オーチスの発声から、勝手にこう決めつける。
  子音を上手く使う事、日本語にも息を引いて発声する話法があること、ヒエーとかフューフューとかでは息を吸いながら発声することがあるのだから、多分同じだろう。

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06 July, 2010  作成中 JOHN COLTRANE    オーディオテクニカのAT-3M
  SOUL TRANE/JOHN COLTRANE/PRESTIGE 7142/1958/VICTOR SMJ-6559M/?
  オーディオテクニカのモノラルカートリッジ、AT-3Mで聴く。そしてV15typeVに変える。
  余分な音を出さないのがV15の身上か。何をかけても、仕事をこなすのはさすが。ただ、久しぶりにかけたLP、溝掃除になってしまった、数分で針の清掃が必要だった。

  
  本当は、エンパイアの4000D/V(¥58000)とV15typeV、そしてELACのSTS-455E(¥29900)をじっくり聴こうと、LPを取換えながら聴いているんだが、これでは辿りつかない。
  ようやくたどり着きそうだ。


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04 July, 2010  作成中 MILES DAVIS    FR-6SE
  MILES DAVIS AND MILT JACKSON QUINT/SEXTET/PRESTIGE LP-7034KCS8649/195
     国内盤 ビクターPJ-7034-6/? ビクターがPRESTIGE レーベルをシリーズで限定発売したもの
  昔、よく聴いていた中の一枚。モノラル録音をまったく意識させないすぐれもの。LM-20の実力を再認識したので箱から取り出し聴いた。すると、FRのFR-6SEを取り出して聴きたくなった。

FR-6SE:1975年頃のカートリッジ。¥22500。針S-6SE ¥12000
  これも好きなカートリッジ。針はS-6EではなくS-6SEを選ぶべし。LM-20よりタイト。かちっとした音を好む私にはぴったり。すっきり感はV15typeVより上。音の響きより、スタジオ録音の直接音をしっかり拾った小編成に向くのではなかろうか。LM-20では引っ込みがちだったマイルスのトランペットが心地よい。

LM-20:1974年頃に発売されたカートリッジ。¥24000 針V-20 ¥15000
  4.15mV 0.7〜1.7g  0.3×0.8mil elli nude。本体も針もほとんど受注生産のように発売されていたようだ。

   さて、こうなると、オーディオテクニカのモノラル専用カートリッジ、AT-3Mを取り出そうか。
本当は、エンパイアの4000D/V(¥58000)とV15typeV、そしてELACのSTS-455E(¥29900)をじっくり聴こうと、LPを取換えながら聴いているんだが、これでは辿りつかない。

05 July, 2010  作成中   
  MILES DAVIS ALL STARS/PRESTIGE /LPR-8851東芝/?
  これもよく聴いていた中の一枚。これをオーディオテクニカのモノラルカートリッジ、AT-3Mで聴く。

AT-3M:1962年頃のカートリッジ。AT-3をモノラル用にアレンジしたもの。
  垂直方向の発電機構を持たず、モノラル仕様に特化してある。ステレオのモノラル再生もできる。4ピン端子でプラス2、マイナス2出ているので、ステレオ用の接続で、左右アンプが同じ出力を受けることができる。
  写真のように、針のスリーブがAT-3と異なり、共用できない。交換針:AT3-MD SP用 AT3-25MD
再生周波数:20〜21kHz  出力:5mV  針圧:2〜3.5g

  現代アンプ、ヤマハAX-1、スピーカーをダイヤトーンDS-77EXで聴く。カートリッジの進歩ってなんだったんだろうと思う。レコードの溝に刻まれた信号以上に、出力されないことを改めて知る。当たり前の話だが、左右のスピーカーの音の揺れがない。心地よい。
  本当は、エンパイアの4000D/V(¥58,0000)とV15typeV、そしてELACのSTS-455E(¥29,900 )をじっくり聴こうと、LPを取換えながら聴いているんだが、これでは辿りつかない。


02 July, 2010  作成中
  'ROUND ABOUT MIDNIGHT/MILES DAVIS/KCS8649/1956
     V15typeVHEをVN-35Eに変え、マイクロのLM-20で心地よく聞いた。
  米軍基地からの放出品レコードと思う。管理のためのタイプが貼り付けられている。

LM-20:1974年頃に発売されたカートリッジ。¥24000 針V-20 ¥15000
   4.15mV 0.7〜1.7g  0.3×0.8mil elli nude。本体も針もほとんど受注生産のように発売されていたようだ。

  聴いていると、スピーカーを変えたくなる。DS-77EXからDS-50Cへ。
現代音を再生するDS-77EX(¥62000×2 1985年発売)に対し、DS-50Cは¥88000×2 1975年発売。時代が違う。音が違う。バスレフのメリットを生かしている。音圧レベル92dB 最大出力時の音圧レベル111dB、スコーンスコーンと音が出てくる。モニター的に聴いている。
  更にDS-50Cとまったく同じユニットを使ったDS-38B(密閉型 ¥63000×2 1975年発売)がある。こちらはおとなしい、滅多に聴かないがユニットが壊れた時の交換用に残している。

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  Jazz
22 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも   
  Lester Young / Pres On Keynote/ 26010/ ?
  レスターヤング、ジャケット買い、という奴。ジャズが解釈や教養ってものに無縁だったころが楽しいと思っている。

A面:Just You, Just Me (take1) /Just You,Just Me (take2) /I never Knew (take1) /I never Knew (take2)
    /Afternoon Of Basite-ite (take1) /Afternoon Of Basite-ite (take2) /Sometimes I'm Happy (take2)
B面:After Theatre A Jump (take2) /Six Cats And A Prince (take1) /Lester Leaps Again (take1)
    /Detination K.C (take1) /Detination K.C (take2)


  いわゆるエサ箱。[32×32pが2連]が2個、これがコンパネ1枚から作れる。
  大学生協で、レコードセールをする時、レコードの枚数を増やし、コーナーを増設するとき使った。
  50枚×2連くらい収容できる。少なすぎると斜めになって盤を傷める。
  これ、こちらに移住してから作った。2個あるので、200枚くらいか。あとは滅多に聴かないので、別に保管している。

  ヘッドフォンはSONYのDR−4M。オープンエアのモニタータイプ。5Mを使っていたが、子供にとられ4Mになってしまった。カールコードは苦手で、布巻きコード。もうひとつはパイオニアのMonitor 10U、こちらもいいが、重いので敬遠している。
  フルバンドや、クラシック用にビクターのHP−1を持っていた。はじける音は苦手だが、しっとり、悪く言えば力不足。こちらも子供にとられた。どれも当時1万円位で、まあ使えるヘッドフォンのローエンドモデルだった。

  ヘッドフォンが、ステレオミニプラグになったのは、SONYがウオークマンを発売した時、ミニジャックのステレオ化で規格化したもので、その後各社が採用した。


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21 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも   
  COMME A LA RADIO/ BRIGITTE FONTAINE/ RP-7021/1974
  女性ヴォーカルは、とっつきにくいというか苦手で、あまり聴かない。聴かないのは、いろんなアルバムを聴かないっていう意味で、他にあまり移らないということかもしれない。

A面:Comme A La Radio /Tanka U /Le Brouillard /J'ai Vingt-Six Ans
B面:L'ete L'ete /Encore /Leo/ Les Petits CheVaux /TnakaT
     /Monsieur Le Chef De Gare De La Tour De Carol


  リンダロンシュタットを片面聴いて、エサ箱に片付ける時、目にとまった。フランスのシャンソンやジャズはどこか気どったところがあって好きになれない食わず嫌い。多分、こんなのも聴け、と言われて買ったのだと思う。
  20代ではちょっとね、ってところがある。英語も判らない私がフランス語まで及ぶわけがない。この一枚しか持っていないが、もってて良かったの一枚

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01 July, 2010  作成中 SANTANA
 SANTANA/SANTANA/SONP 50179/1969  M75-6SからV15typeVHE にチェンジ
  このアルバムの国内盤は1969年頃に発売された。録音は1968年だったと思う。SONYはこれをノイマン社のカッテングヘッドSX-68を使ってカッテングしている。私はこれを電蓄で聴いていた。今聴くと、溝を削ったノイズで溢れている。それでもHE針が傷むのを承知で聴く。それほど好きな一枚。
  サンタナでそれより好きなのは、
 Live! - Carlos Santana & Buddy Miles カルロス・サンタナ&バディ・マイルス!ライヴ! (1972)
 Love,Devotion and Surrender - Carlos Santana & Mahavishnu John McLaughlin 魂の兄弟たち (1973)
     まとまっていないのが、なんとも言えん。

  V15typeVHE
  VN35Eを与えたV15typeVとVN35HEを与えたV15typeVHEがある。針の違いだけである。
  それだけの音が入っていないと、VN35HEでは賑やかなだけでかえって雑に聴こえたりする。
  同じ理由で、丸針0.6milのV3Gのほうがすっきりした音が出てくるLPがある。録音年代が70年以前に多い。またHE(ハイパーエレプチカル)を改良したMR(マイクロリッジ)は80年代に入ってからの精緻なLPには有効だが、一般的には無難すぎて刺激に欠けることがある。
  つまりV15typeVの絶大なる支持と人気は、60年代後半から70年代にピーク達したLPを再生するにピッタリだからだろう。
  V15typeVが表情のある音楽再生をするのに対して、V15typeWがフルオーケストラ、シンフォニックな音楽をスムーズに再現する。この辺りを、V15typeVをジャズロック向き、V15typeWをクラシック向きと言うのかもしれない。タイトに聴きたいLPと、響きを聴きたいLPと、まあそんな違いか。

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17 August, 2010  作成中 Carlos Santana  Mahavishnu John McLaughlin
  LOVE DEVOTION SURRENDER/Carlos Santana  Mahavishnu John McLaughlin
        KC32034 /1973
  すっきりと音が出ているので調子こいて、続ける。すっきりしているのは、音が抜けているともいえる訳で、粘っこくないとも。だからどうだと言われても、湿度が高くて纏いつく風まで熱い日に、納豆ネバネバにシソを刻んだ薄めの醤油をたらしてみるのも良しとしよう、なものだ。

Carlos Santana /Guitar Mahanavishnu John McLaughlin /Guitar Piano
Khalid Yasin(Larry Young) /Organ Armando Peraza /Congas Billy Cobham /Drums
Don Alias /Drums Jan Hammer /Drums Doug Rauch /Bass James(Mingo)Lewis /Percussion

  こんなメンバーで演奏されている。サンタナのギターは粘っこく駆け上がるが、マクローレンのギターは同じ音域を捏ね回す。だからコブハムのドラムが絡むとますます渾沌が増す、増すけどある瞬間、ファーっと解放されて、どこかに収まっていく。パーカッションの基本は変拍子だからねばりをサクサク切り分ける。
  シタールは、弾き出しは打楽器的コンガ、音が続くあいだは弦と胴が共鳴してうねりを生じる。うねりを乾かすと津軽三味線か、サンシンか。ヨーロッパは歩み寄らないので、洗練という儀礼をふりかけねばならない。それがキャラバンサライかもしれない。
  パリはその都市機能を維持させるために膨大な田舎を必要とする。その点ロンドンは、まだエジンバラやスコットランド、ダブリンなどお城を抱えた連合体なんで、生産都市を内胞する。お構いなしのパブやクラブが洗練とは無縁なところで蠢いている。
  いわゆるダウンタウン下町、そこにシタールを弾く青年やブルースコードしか知らない小僧がいてもおかしくない。はなから人生ってこんなものさって、技芸学校(日本語では美術学校って訳されることが多いが)で職業訓練を受けて、さあどうすべ青年が、そんな彼らを受け入れる。
  イギリスは階級社会で、成り上がりや有名人を受け入れる「成り上がり」社会のアメリカとは違う。
16 August, 2010  作成中  Mahavishnu John McLaughlin 

 

  聴きたい音のために、入れ替えた。それで、暑苦しいレコードを載せてみた。
John McLaughlin devotion/ECPL-59/1971

  サンタナへの興味から、John McLaughlin devotionを知った。後にクロスオーバーとかフィージョンなんかが流行り出したが、そちらのほうは軽いのりだったので、R&Bからデスコサウンドになって行ったのと同様好きになれなかった。

  John McLaughlin/gutar  Buddy Miles/drums,percussin  Larry Young/organ,electric piano
  Billy Rich/bass

  サンタナ、ジミヘン、マイルスデイビスと私のお気に入りの面々とクロスするので、とっても面白い。火の鳥やサンタナとの共演 Love Devotion Surrender魂の兄弟たち なんかを通して一貫するものがある。それは、Buddy Miles のなんともいえないうねるドラムのせいかもしれない。とにかくこういう音が好きなわけだ。
  AX-1とDS-77EXの組み合わせでは、暑い今の季節にこちらのパワーが負けてしまってついていけないだろう。

  なにはともあれ、アンプとスピーカーを換えて正解だった。カートリッジはFRのFR-6SE。
 

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22 August, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  その2
  Hendrix Band Of Gypsys/MP2108 /1970
  Hendrix、buddy miles billy coxの三人のセッション・ライブ。やはりバデイ・マイルスが絡んでいる。サンタナやマクローレンなど、粘っこいフレーズを繰り返すギターにドラムがリズムを刻みながら絡んでいく。しかし、バンドとしていつも成立するスタイルではないと思う。出あって一発やって、また今度な、を繰り返すのかもしれない。
  薬におぼれて死んだヘンドリックスが生き急いだスタイルをとらなければ、もう少し人生を感じさせたのかもしれない。

  ジャケットのほつれが年代を感じさせる。これしかないってLPを何度も聴いていた、若かったって、それだけで貧乏が同居していたもんなあ。LP一枚2000円、急いで帰って聴いて、給料が30000円。所得倍増だの、高度成長たって、給料はいつも後からついてきた。半年、一年我慢すれば給料は上がった。ちゅうよりは、やればやっただけ給料をあげられた、つうか仕事と給料の距離が近かった。
  でもそんな時代もすぐ終わった。80年代に入ったら、さていつ給料をあげようか、あげた給料を下げる訳にいかんからなあ、、て。
  それなら、給料を自分たちで決めていたのか、という疑問もでるが、そのとおりだったともいえなくともない。できなくなったのは、80年代。物価の上昇に給料が追い付かない時代が終わり、物価の上昇に給料がスライドする時代になったって訳。
 

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02 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  The Byrds 
 


ジャケット裏  

  EASY RIDER music from the soundtrack/DSX50063/1969

  私の宝物。1976年7月、ロスへ旅行したとき、ビバリーヒルのタワーレコードで購入したカット盤。宝物の理由はこれが全て。時代のレコードを、時代のカートリッジで聴く。
  B面は、針飛びが凄く、進まない。そうだよなあ、このLPを聴く夜は、普段より酒量が上がっていたからなあ、残念。

  M44は、改良前と後では針のノブの形が違い、出力も違う

  M44が発売されたのは1963年、表の前期のデータは1968年5月付けの取扱説明書から。
  バルコムのカタログ、1980年、には前期のノブが載っている、1982年の取扱説明書では針カバー付きの図が載っていて、データからも出力が変わっているのが見える。
  手元にあるM44G improved版のパッケージにはassemble by SHURE in mexicoとあるので、1989年にはメキシコ生産されていたと。

  とすると、@メキシコ生産になって、個体のばらつきが大きくなった。A出力の変更は、マグネット及び、ダンパーゴムの変更によるものだと思われる。それによって音も変わったのではないか。B更に、カンチレバーがクランク形状からストレートに変わり、音も変わった。
  発売されてから20年以上経過した商品が、まったく当初のままであるはずもなく、またその間にレコード自体も大きく変わったのだから、どの時期の音がベストかなど無意味で、その時々の良さを味わうのが今のスタンスではなかろうか。
THE PUSHER............................................................. STEPPENWOLF
BORN TO BE WILD.................................................STEPPENWOLF
THE WEIGHT.................................................................................SMITH
WASN'T BORN TO FOLLOW........................................THE BYRDS
IF YOU WANT TO BE A BIRD........THE HOL MODAL ROUNDDERS

DON'T BOGART.........................................................FRATERNITY OF MAN
IS SIX WAS NINE..................................THE JIMI HENDRIX EXPERRIENCE
KYRIE ELEISON.....................................................THE ELECTRIC PRUNES
IT'S ALRIGHT MA(I'M ONLY BLEEDING)....................ROGER McGUINN
BALLAD OF EASY RIDER.........................................................ROGER McGUINN
 
  The Ballad Of Easy Rider/ The Byrds/ SOPL 255/? アメリカ盤は1969
  The Byrdsというと、癖のあるロックを奏でる、辺境のバンドっていう風に聴いていた。

  オリジナルのジャケットとは違う。これでは、全編、イージーライダーの挿入歌だと思ってしまうではないか。ライナーノウツ(朝妻一郎)も、締まらない。これはレコードの良さとは別の話だが。

A面:Ballad Of Easy Rider
Fido
Oil In My Lamp
Tulsa County Blue
Jack Tarr The Sailor
B面:Jesus Is Just Alright
It's All Over Now, Be Someone
Gunga Din
Deportee (Plane Werck At Los Gatos)
Armstrong, Aldrin And Collins

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21 August, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも
  Cream Wheels Of Fire/Cream/MWU9701-2 /1979
  1968年に発売され、日本ではこのオリジナルな形での発売は1979年になります。クラプトンが好きな人なら持っているアルバムになるでしょう。でもね、Creamってことになると、歴史を知るのは格好のアルバムになるでしょうが、実際のところ何度でも聴きたい1枚にはならない。R&Bやブルースロックならもっとスリリングなアルバムがある。ハードロックにしてみれば、以降の大音量の時代を知っていると、迫力はいまいち、そんなアルバム。
  2000年(頃)になって、クラプトン、ジェフベック、ローリングストーンと立て続けに日本公演を見に行ったが、見に行ったようなもので、整った音響と手なれた演奏って感じで、熱狂できるものではなかったから、余計にそう思うのかも知れない。何万人と入るでかい会場、PAがタワーのようにそそり立ってステージは点、そんな時代が到来していた68年から70年代初め、多くのミュージシャンが戸惑いを覚えた時代でもある。

  クラシック批評の大御所、吉田秀和が朝日新聞の文化欄に、「最近ビデオが普及して、オーケストラの一人ひとりの演奏が見られるようになって、こんな風に弾いているのか、、、」なんて書いていた。それを読んで、当時出ていた吉田秀和全集を、途中で読むのを止した。「おまえ、オーケストラをレコード演奏のように聴いていたのか、生身の人間がそこにいるのに」と唖然としたもんだ。
 

30 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも   
  Wheels Of Fire /Cream/ / ?
  記念の2枚組。ウッドストックがあったはずがそちらは無い。バリバリの海賊違法コピー、台湾製。これが日本で出回って、私の前に買えって迫ってきたら買うだろうか。買ってるだろうなあ。

  もう時効だから打ち明ける。台湾旅行に行った友人が「こんなん、こんなん、これも、、、」て見せてくれた中の2枚組。よくぞ買ってきたものだ。1970年代前半のお話。今手元にあるから、くれたか借りたか。

  オリジナル盤の日本発売が1979年、それまではこんな海賊版か、輸入盤を求めることになる。

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02 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  よく売れているレコードだったから 
  The Stranger/ Billy Joel/ 25AP843/1978
  よく売れていて、レコードの販促にも、音が良く通るし、オーディオコーナーのプレーヤーで充分その効果はあったし。動機は不純だがまあ自分で買っても聴く機会はあろうと、、、。

A面:Movin' Out(Anthony's Song) /The Stranger /Just The Way You Are
   /Scenes From An Itallan Restauant
B面:Vienna /Only The Good Die Young /She's Always A WOman
  /Get It Right The First Time /EveryBodey Has A Dream


  このアルバムを引っ張りだしたのは、エムパイア4000D/Vを聴いた時、ベースのうねりがはっきり聞こえてきて、う〜んと唸ってしまったので、もっとそれがはっきり判るレコードを聴いてみようと。
  各楽器がコンパクトに録音されていて、メリハリのある音が出るこのアルバムなんかは、そんなエムパイアの特徴を引き出すんではないかと。
  Turnstilesニューヨーク物語 /Billy Joel /25AP953 /1978
  日本ではThe Strangerのヒットの後に発売されたがアメリカでは1976年の発売。まだ盤が分厚いCBSソニー・コロンビアの3桁の番号になる。

A面:Say Goodbye To Hollywood /Summer, Hightland Falls /All You Wanna Falls /New York State Of Dance
B面:James /Prelude Angry Young Man /I've Loved These Days /Miami 2017

  そうかこの頃はデスコブームでもあったのか。それはさておいて、4000D/V。76年当時58,000円、ただし1ドル360円の時代。4000D/Uが48,000円、4000D/Tが35,000円。TからVまで針は共通に使える。


  

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13 September, 2010 作成中  EAGLES  

 呪われた夜 One Of These Nights /EAGLES /7E-1039 /1975
One Of These Nights /Too Many Hands /Hollywood Waltz
/Journey Of The Sorcerer /Lyn' EyEs /Take It To The Limit /Visons /After The Thrill Is Gone /I Wish You Peace

 ダイアルを回すとスイープ音と一緒に、こんな曲が次々流れたら日本の道もどんなに快適だろうか。

  ビリージョエルもそうだけど、屈託もなく聴いていられる曲が詰まっている。それで、4000D/Vで聴いているが、カートリッジなんてなんでも良くなってしまう。カントリーからカントリー・ロックへ。そしてダンス曲へ。シャワーのように浴びることのできるラジオ局があればなあ、CMは、DJがうちの町のマクドはうまいど、なんて曲の合間に叫んでいたりして。そのたんびにマクドやフライドおじさんの店に立ち寄ったりして。
  電波は公共のもんだ、なんて変な事をいうマスコミも悪い。公共もマスコミもない時代に、つまりコミュニテイがプライベートの上にあった国と、コミュニテイとプライベートが別個にあっていまだにそのまんまの国の違いか。コミュニテイが極めて保守的であることに両者の違いはないけど。
  彼の国は国家とコミュニテイが別個にある。国家市民不在の国、アメリカ。
Hotel California /EAGLES /P-6561 /1976
Hotel Californua /New Kid In Town /Life In The Fast Lane /Wasted Time /Wasted (rerise) /Victim Of Love
/Pretty Maids All In A Row /Try And Love Again
/The Last Resor
  The Long Run /EAGLES /SE-508 /1979
The Long Run /I Can't Tell You Why /In the City
/The Disco Strangler /King Ob Hollywood
/Heatavhe Tonight /Those Shoes /Teenage Jail
The Greeks Don't Want No Freaks /The Sad Cafe
 

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24 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも   
  The Beatles/1962-1966/ Beatls/ EAP-9032/ ?
  ビートルズの2枚組アルバム、1962〜1966。1967〜1970の青盤もある。私はこちらの赤盤が好き。

SIDE 1:Love Me Do /Please Please Me /From Me To You /She Lovers You /I Want To Hold Your Hand /All My Loving /Can't Buy Me Love
SIDE 2:A Hard Day's Night /And I Lover Hear /Eight Days A Week /I feel Fine /Ticket To Ride /Yesterday
SIDE 3:Help! /You've Got To Hide Your Love Away/We Can Work It Out /Drive Car /Norweginan Wood (This Bird Has Flown)
SIDE 4:Nowhere Man /Michells /In My Life /Girl Paperback Writer /Eleanor Rigby /Yellow Submrine


  先にビートルズのBOXを載せた。それでも、こちらを聴くのは、シングル盤を集めた初期のアルバムからヒット曲を再編成したような仕上がりなので、ジュークボックスにコインを入れたような感覚で聴ける。この間にローリングストーンをはさんだら60年代後半の気分になれる。文化祭で、恋人のピアノ伴奏、イエスタデイを歌った奴がいた。負けたと思った。そんな青春だったのだろう。

  しばらくいろんなレコードを4000D/Vで聴いてきたが、一番気分だ。

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22-27 October, 2010  Bob Dylan And The Band 
  The Basement Tape /Bob Dylan And The Band /X998 /1975  1967録音
  ボブ・ディランのアルバムのなかでも好きな一枚。録音が良いわけでもないが、ボブ・ディランが伸び伸びと歌っている雰囲気が伝わってくる。
  ザ・バンドも好きなので、プライベート・テープのようなこのスタイルが気に入っている。

SIDE:1 Odds And Ends /Orange Juice Blues (Blues For Breakfast) /Millon Dollar Bash
     /Yazoo Streeet Scandal /Goin' To Acapulco /Katie'S Been Gone
SIDE:2 Lo And Behold! /Bessie Smith /Clothers Line Saga /Apple Suckling Tree /Please, Mrs .Henry
    /Tears Of Rage
SIDE:3 Too Much Of Nothing /Yea! Heavy And A Borttle Of Bread /Ain't No More Game
     /Crash On The Levee (Down In The Flood) /Ruben Remus /Tiny Montgomery
SIDE:4 You Aln't Goin' Nowhere /Don't YA Tell Henry /Nothing Was Delivered /Open The Door, Homer
    /Long Distance Operater /This Wheel's On Fire
    Before The Flood偉大なる復活 /Bob Dylan And The Band /P-5138~9 /1974
  この2枚組のライヴアルバムは、日本では最初パイオニアから発売された。改めて聴くと、ディランが好きだったんではなくザ・バンドが心地よかったのかもしれない。

SIDE:1 Most Likely Your Way (And I'll Go Mine) /Lay Lady Lay /Rainy Day Women #12 &35 /Knockin' On Heaven's Door
     /It Ain't Me, Babe /Ballad Of A Thin Man
SIDE:2 Up On Cripple Creek /I Shall Be Released /Endless Hightway The Night They Drove Old DiXie Down
     /Stage Fright
SIDE:3 Don't Think Twice, It's All Right /Just Like A Woman /It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) /The Shapel'min
    /When You Awake /The Weight
SIDE:4 All Along The Watchtower /HighWay 61 Revisited /Like A Rolling Stone /Blowin' In The Wind

  Before The Flood:直訳したら、ノアの洪水の前に、そんな大昔に、って意味なんだけどなあ。
 
    Desire欲望 /Bob Dylan /SOPO116 /1976
  これも好きな1枚、最初の頃のディランはストレート過ぎて、当時のフォークにだぶってしまう。それは多分、いろいろあった日本のフォークや日本への紹介のされ方に抵抗していたからだろう。

SIDE:1 Huricone /Isis /Mozambique /One More Cup Of Coffee /Oh, Sister
SIDE:2 Joey! /Romance In Durango /Black Diamond Bay /Sara


ウィキペディア
ボブ・ディラン→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%B3
ボブ・ディランの作品→

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A9
%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81
 
    Masterpieces /Bob Dylan /57AP875-7 /1978
  過去のアルバムから選んだ3枚組。(アルバム) *MONO

Record 1: Hit Songs
SIDE:1 Knokin' On Heaven's Door (ビリー・ザ・キッド) /Mr Tanbourine Man (ブリンギング・イット・オール・バックホーム)
    /Just Like A Woman (ブロンド・オン・ブロンド) /I Shall Be Released (ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット集U)
    /Tears Of Rage (地下室) /All Along The Watchtower (ジョン・ウエズリー・ハーディング)
    /One More Cup Of Cofee (欲望)
SIDE:2 Like A Rolling Stone (セルフ・ポートレイト) /The Mighty Quinn(Quinn The Eskimo ) (セルフ・ポートレイト)
    /Tomorrow Is Long Time (ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット集U) /Lay Lady Lay (激しい雨) /Idiot Wind (激しい雨)
Record 2:Unreleased Songs
SIDE:3 Mixed Up Confusion /Positively 4th Street (ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット集)
    /*Can You Please Crawl Out Your Window/*Just ike Tom Thumb's Blues /*Spanish Is The Loving Tongue
    /George Jackson (Big Band Version) /Rita May
SIDE:4 Blowin' In The Wind (フリーホィーリン・ボブ・ディラン)
   /AHard Rain's A Gonna Fall (フリーホィーリン・ボブ・ディラン) /The Times They Are A-Changin' (時代は変わる)
   /Mastes Of War (フリーホィーリン・ボブ・ディラン) /Hurricane (欲望)
Recore 3:Rock'n Roll
SIDE:5 Magge's Farm (激しい雨) /Subrerranean Homeasick Blues (ブリンギング・イット・オール・バックホーム)
   /Ballad Of A Thin Man (追憶のハイウエイ61)
   /Mozambique (欲望) /This Wheel's On Fire (地下室) /I Want You (ブロンド・オン・ブロンド)
   /Rainy Day Women #12 & # 35 (ブロンド・オン・ブロンド)
SIDE:6 Don't Thin Twice, It's All Right (フリーホィーリン・ボブ・ディラン) /Song To Woody (ボブ・ディラン)
   /It Ain't Me, Babe (アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン)
   /Love Minus Zero /No Mimit (ブリンギング・イット・オール・バックホーム)
   /I'll Be Your Baby Tonught (ジョン・上ずリー・ハーディング) /If Not For You (新しい夜明け)
   /If You See Her, Say Hello (血の轍) /Sara (欲望)

  このアルバムを買って、残りはつまみ食いで終わろうと、そう思ったんだろう。フォークで歌うラブソングやプロテスタント・ソングが嫌いだった私としては。

    The Last Waltz /The Band /P-5552-4 /1978
  ザ・バンドのラストコンサート、3枚組。滅多に聴くことも無いのでたまには聴いてみよう。そもそもこの頃からレコードを聴かなくなっていたんだろう、時代は変わるっていってたのに、ちっともかわんねえしと言い出す奴ばかりになったし。変えようとしないと変わらないし、とりあえず自分だけ変わればいいと思う私に、連れだって変わりたいと人のケツをついていきたい奴ばっかり増えて、第一かわんないことだって一杯あるんだし。レコード聴いてたら幸せになれんのかよ、小さな幸せだよな、目の前の現実と格闘してみればいっときの休息にレコード聴いてんだよこっちは、とか。
  しかし、今振り返ってみると、あんまし変わってないなあ私。厭なことは厭、嫌いなことは嫌い、たまには折り合いってもんをつけないとなあ。それってだれもやらないから、独りでやる仕事だしなあ。折り合いをつけるって、ついてもつかなくっても現実が少しは自分ににじり寄ってくるから、まあいいか。私は、現実に自分を合わせません。27 October, 2010

曲の紹介はまた後で。
  このアルバムのタイトルになっている、Theme From The Last Waltz 、1枚目のトップと3枚目のラストに入っている。これってワルツになっているのか、3拍子じゃないよなあ。これで、ステップ踏めないと思うけど。
    Hard Rain激しい雨 /Bob Dylan /25AP290 /1976
  1976年はレコードに限らず、一斉に値上がりした年だった。Desire欲望は、期の初めに発売されたDesire欲望SOPO116から25AP289へ廃番→再発となっている。オーディオブーム真っ盛りだった、この時期に発売されたカートリッジも短命に終わってマークUになったようなものは、カタログ上の性能向上にとどまっているのもある。2割〜3割引きが当たり前だったオーディオ製品の定価なんてあって無きが如しが続いていた。
  1975年、ビルゲイツはマイクロソフトを立ち上げ、1976年、スティーブ・ウォズアックは
AppleTを発表した。1977年、西和彦はアスキーを設立した。私は日立ベーシックマスター・レベル2を購入した、遅かったなあ。


SIDE:1 Maggie's Farm /One Too Many Mornings /Stuck Insude Of Mobile With The Memphis Blues Again
     /Oh, Sister /Lay, Lady, Lay
SIDE:2 Shelter From The Storm /You're A Big Girl Now /I Threw It All Away /Idiot Wind
 
    Highway 61 Revisted /Bob Dylan /SOPL225 /1974日本発売  1965録音発売
  退屈な一枚。ボブ・ディランでなければ買わないアルバム。太字で示した有名な2曲くらいか、聴くに堪えるのは。
  退屈なギター、P・P・Mやブラザース・フォー、ジョーン・バェズなどに任せてしまえば良いメロディ・コード、声だけがけだるく聞こえるので、厭戦気分にはなれる。その後のロックバンドを従えて、思い切ったアレンジと音の厚みに支えられたサウンドを待たねばならない。

SIDE:1 Like A Rolling Stone /Tombstone Blues /It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry
      /From A Buick 6 /Ballad Of A Thin Man
SIDE:2 Queen Jane Approximately /Hightway 61 Revisited /Just Like Tom Thumb's Blues
      /Desolation Row
 
    Slow Train Coming /Bob Dylan /25AP1610 /1979
  ごっちゃ混ぜで片面15分ほど浸れて、醸し出される気分を味わえる、そんなのが好きな私には、ピッタリ。

SIDE:1 Gotta Serve Somebody /Precious Angel /I Believe In You /Slow Train
SIDE:2 Gonna Vhange My Way Of Thinking /Do Right To Me Baby (Do Unto Others)
       /When You Gonna Wake Up /Man Gave Names To All The Animals /When He Returns



  ボブ・ディランはこうあらねば、とかこうでなきゃ、とかそんな聴きかたはしていない。それは、他の人たちに対しても同じで、人は変わる、変わりたいと思っている、と思っている。
  首尾一貫性などといううのは他人が思うことであって、押し付けられるのはまっぴら御免である。
 

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27 August, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  BGM
  ビートルズコレクション/EAS-50031〜44 /1978
  BOXといわれるものかも知れない。高校2年のとき、友人から、ラバーソウルだったか、借りて聴いたのが、ビートルズの初めてのLP。中学生の修学旅行、箱根小湧園のロビーのジュークボックス。初日にこずかいを使い果たした。のっぽのサリー、パイプライン、新鮮だたんだろう、中坊の世界はそんなもん。だれでもビートルズ体験なんて似たようなものだと思う。その他、ビートのきいた演奏ならなんでもいいんじゃない。
  ライブバンドなんだと思っている。エルビスやその他の構成されたステージをこなすエンターテイメントに対して、その場ののりで走るバンドってのがあると思う。今ならどのような形であれ、メジャーへの道があるが、彼らにはメジャーになる前に、社会現象に目を奪われた報道人や評論家のフイルター越しに見た彼らの取り扱いにもみくちゃにされたってことではなかろうか。辺境から出てきたカンターカルチャーが、ポップになるためには、ポップなら認めるっていう既成ってものに取り込まれねばならない。先見的で、前衛的なものが、既成の枠の中から出てこなかったので、知識人や良識賢人に中々認めてもらえなかった。それで、ポップと言う大衆文化に組み入れられて、大衆文化ってのは、コピー・習い事で習熟する文化だから、自己同着おこしてしまうわな。
  レコード産業の中で、音楽が消費品・消耗品だってことを世界的に最初に知らしめたグループ。
  70年代に入って、ポツポツ集めた最初のアルバムは、人にあげた。それで、2回目はこのBOXにプラスで揃えた。それも誰かの手に渡って、今、手元にあるのは三代目か。気前がいいというか、ものを大事にしないつうか。

The Beatles at The Hollywood Bowl/EMTV4 /1977
1964年65年のハリウッドボウルでのライブ盤、楽しい。
  ビートルズコレクション/EAS-50031〜44 /1978  イギリス発売盤が集められている。
プリーズ・プリーズ・ミーPlease Please Me /EAS-50031* /1963
ウイズ・ザ・ビートルズWhit The Beatles /EAS-50032 /1963
ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!A Hard Day's Night /EAS-50033* /1964
ビートルズ・フォー・セールBeatles For SAle /EAS-50034 /1964
4人はアイドルHelp /EAS-50035 /1964
ラバー・ソウルRubber Soul /EAS-50036 /1965
リボルバーRevolber /EAS-50037 /1966
サージェント・ペパーズ。ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
                 Sgt.Pepper's Lonly Hearts Club Band /EAS-50038* /1967
ザ・ビートルズThe Beatles /EAS-50039~40 /1968
イエロー・サブマリンYellow Submarine /EAS-50041 /1969
アビイ・ロードAbbey Road /EAS-50042 /1969
レット・イット・ビーLet It Be /EAS-50043 /1970
レアリティーズRarities /EAS-50044    (シングル盤を集めたボーナス)
  *は失ってしまった盤、多いのよなあ。オリジナルの発売年はイギリス盤のもの。

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  あちらの女性   
20 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも   
  愛の回想録Between The Lines/ Janis Ian/ SOPO-85/1975
  イーグルスを聴いて、次はリンダロンシュタットかと思ったら、エサ箱の中にジャニスイアンが手前にあった。

A面:When The Party's over /At Seventeen /From Me To You /Bright Lights And Prmises /In The Winter
     /Water colors
B面:Between The Lines /The Come On /Light A Light /Tea & Sympathy /Lover's Lullaby


  改めて聴いた。アメリカ東部の「知性」が持ちあげた歌だったんだなあと思った。それととても判りやすいメロディラインと声をした人だったんだと。バックのドラムとベース、もう少し録音のしようもあったろうにとも思った。

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レコード   
31 December, 2010   
  Flashdance /Orginal Soundtrack From The Motion Picture /25S-164 /1983
  フラッシュダンス。ビデオは残念ながら、どこかに行った。ダンス音楽は苦手な私、この一枚は違う。

SIDE 1: Flshdance〜What A Feeling -Irene Cara /He's A Dream -Shandi
      Love Theme From Flashdance -Helen St, John /Manhunt -Karen Kamon
      Lady, Lady, Lady-Joe Esposito
SIDE 2: Imagination -Loura Branigan /Romeo -Donna Summer /Seduce Me Tonight -Cycle V
      I'll Be Here Where Heart Is -Kim Carnes /Maniac -Michael Sembello

  太字の2曲がシングルカットされた。
 

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あちらの男性   
02 September, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも  ストレートなロックならこの人か
   
  The River/ Bruce Springsteen/ 40AP-1960-1 /1980
  とてもストレートなロック、変な言い方だけど日本人的なノリで疾走する。ハウンドドックのLPか!と思うほどだ。ハウンド・ドックは大きな会場で、コンサートを開かないようだ。同じような雰囲気が伝わってくる。
  先に、「日本人的なノリ」と書いた。今、どんなバンドだって、「寺内タケシとブルージーン」のようなノリは、真似し練習しないと、だせないだろう、そんな風な日本人的ノリだと思う。つまり、どちらも同時代で共感しているんだと思う。

  ビリー・ジョエルやヴァンヘイレンとは、また違う。

  今日は、朝からにわか雨。9月になってやうやく秋!って風が吹いている。30℃を超す熱風でふにゃったカートリッジが少し締まってくれるだろうか。

  半年ぶりにパイオニアPL-70を引っ張り出した。

  どうだろう。当たり前かもしれないが、音量をあげても聴きづらくなくなった。

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25 August, 2010  作成中 レコードを聴きたくなるとき、このようなんも
  私はクラシックがとても苦手。まったく肌にあわない。それで、数枚しかもっていない。
  一つに、クラシックのレコードを普段聴く友人を持っていない。従ってどんな曲があるのか親しく教えてくれる人がいない。二つに、あのホールトーンを再現するシステムを持っていない、とてもお金がかかると思っている。
  カラヤン/モーツァルト 交響曲 第40番 第41番、ジュピター/MG1183 /1979
  なんでもありかと、こういうのもたまには載る。ホールトーンというか、残響ではないホールがだす音がでてくるか、これが出てこない。
  スピーカーの限界だろう。直接音ならどのスピーカーも音色の違いくらいを我慢すればそこそこのSPであれば出てくるが、シンフォニーとなると私のSPではまず無理。ごまかせない。

  ジミヘンとカラヤン、同じように聴くにはどっちも人類が発する人工音だ、くらいでくくったらいいか。

  アンプで増幅した作った音を、ニュートラルな耳に戻してたまには聴き直さないとネ。そんな時に、クラシックは役に立つ。外で鳴く虫の声を聴いてもいいが、人工音とはそちらは差があり過ぎる。今、雷が鳴っている、こちらは自然界で聴く、もっともダイナミックレンジが広い音となるし、かつ、全ての周波数を発する。5.1サラウンドなんかお呼びでないほど、360度の音でもある。ボデイソニック付なら極めて近い落雷だ。
 

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