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おはら野の四季は
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20 January, 2011                               正月も 美濃と近江や 閏月     米原市・長久寺  〜寝物語

  芭蕉が跨いだ美濃と近江を跨ぎに行った。
  年に何回か、訪ねることにしている、今回は雪。  ”美濃←行ったり来たり→近江”が閏なんだろうなあ、、、





  こんな細い川が県境、ココって線を引くのが境。顕在化して、”寝物語”と呼ぶ。この道路の反対側↓ 行政的には、住民が届を出している市町村が日常のこまごまを行うからそう不便ではない、筈。






  有名なスポットなのかどうかまでは知らないが、R21・関ヶ原町・今須(います)交差点から入ってJRの踏切を渡る。この中仙道をそのまま進むと、また踏切を渡って「柏原宿」。  (ちょっと前まで、読めれば漢字なんて当て字で良かったのに)



  日本猫の面構えをしている。ひなたぼっこには寒い朝だった。雪かきをしたり、生活がそのままあるところに、突然の境が面白い”長久寺”集落。

  それが、国境、県境なんで目立つだけで、琵琶湖にだって、市町村の境があって、埋め立てたりしたりなんぞの利害が発生すると、ここだ!って見えない線が揺れ動く。

  美濃と近江を京から見るから、中山道や関ヶ原になるだけで、人々の日常の往来だったら、奥伊吹や、木之本だったら、揖斐川を介して地続きな訳で、アフガニスタンとパキスタンとが、権益と血なまぐさを取り除けば、踏み出した足の先に国境は要らない。

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