園長の野良日記  2010年 5月

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      2010年1月〜     新グラウンドの候補地を市場・夫馬地先に決定されたことに反対します
      2010年1月       1995年1月17日午前5時46分阪神淡路大震災
      2009年9月 6日   浜名湖サーキットツアー       編集中
      2008年9月30日   206cc的旅行              淡路島・鳴門、瀬戸大橋、牛窓  サツマイモ・ラッキョ
      2007年
        沖縄にひめゆりの塔は無かった  2006年   ごうや

  たつ園長は野良日記を綴るけど、毎日綴るとはならない。龍 隆たつたかしは
おはら野農園の園長だが、すぐ畑仕事を投げ出してしまう。その投げ出し、はみ
出た日暮しを野良日記に綴っている。
  つまりそんな読者の期待に応えようとしている訳だ。ペンネームと間違えられ
る本名とはそういうものだ。
 
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  まいった。2009年10月が、10月が文字化けしてしまった。
ページ制作中に、構文エラーを起こしアスキーコードがずれたようだ。ヌル、スペース:空白を全角・半角混在させるときに起き易い。復旧まで今しばらくお時間を。
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2010年5月31日(月)
断腸の思い
  高校生だった頃、古文と漢文の授業はとても面白くて、欠席することは少なかった。旧制中学の気分が残っていた高校で、(そういえば、ばあさまが「新中にあがったか」と涙した、中学は義務教育で無かった時代のばあさまの青春と重なった青い春)生徒が授業をさぼるのは、学年の終わりに、出席時数が足りません、通告がなければ、サシの関係でいられた。
  色っぽい話は色っぽく、尖った話は尖って古文や漢文の授業は進んだ。曰く「中国故事。濁流に流される我が子を見て、腸が断ち切れるまで泣き叫ぶ母猿。この様を断腸の思いと言う」。
  母・子猿、母子の絆、猿だって泣き叫ぶ、腸が断ち切れるまで。日本の政治家さんたちに、腸が断ち切れるまで泣き叫ぶ重い(ママ)があるのか。「はらわたが煮えくりかえる」様のほうが適切のようだが。
  連立離脱も軽いものだった。福島君の最近の表情は、能の猿面に見える。ただ私には、能の猿の役割までは知らないが、表情を隠そうとする態に見える。つまり、とりつくろう術を失った福島君の狼狽ぶりが面猿に見えると。



  ツバメ。エンバクの野生種、ノギを広げると、ツバメが飛んでいるように見える。カラスムギ:イネ科 カラスムギ属 Avena fatua(エンバクは Avena Sativa)
  私は、第二次大戦終わり頃の、ドイツのジェット戦闘機:メッサーシュミット Me 262  に見えた。
   Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88_Me262

  小学生は軍国少年で過ごした。それで知っていた。どこが似てる?似てるのです。

  Wikipediaから拝借
  つばめ:そう呼んでいた
2010年5月31日(月)
あざやかなもんだ、私にはでけん
  アスパラを植えた。日頃、ちゃっちゃとやり、と言われている。それで、出来ないことが多い。植えてもらった。連れ合いはチャッチャと済ました。あざやかなもんだ。
  私?、祭りのお囃子、アリンコのその他大勢80%組、周りで騒ぐだけ。

  ざ〜っと、こんなもんよ。植え溝を切って、たっぷり水をくれる。

  植え穴を横に掘って→ポットの根巻きをほぐして→根を広げて入れる→土を寄せて押さえる

  充実した毎日を送っている。連れ合いは、今、摘み取った山椒の実を掃除している。
  山椒の実が最盛期、スパーで買い求めたら、ヘタを見て欲しい。実についている葉柄が取られているはず。醤油で煮込んだ後の苦みと舌触りが随分と違う。
     できあがリンリン
2010年5月30日(日)
かく書けり、野良日記
  読者の期待に応えるべく、日記ネタを探して畑にでる。結果、畑が変わっていく。日記を書くために畑仕事をしているのかと尋ねられたとしよう。その通りと応えて何故悪い。と、それほど一点集中できない己の性格がなんとも情けない。





  久しぶりにトラクターが動いた。人事のようだが、その通りで、ロータリーが唸って左の写真のように奇麗に耕される。ここへアスパラを植える。それで、10年ここは耕さない。トラクターの見納めかも知れない。
  右の写真は、左から、ズッキーニ、ピーマン、オクラ2列、万願寺トウガラシ、オクラ、ナス色々3列、ヤーコンが植わっている。草しか見えないが、必ず植わっている。そのうち、日の目をみるだろう。

  左から右へパンする途中の、ハヤトウリ、ゴウヤの支柱にウ〜ン×16ズーム、メジロ?ヒヨドリ?、そしてセキレイが虫を食べに来ていた。邪魔だ除け!の仕草でパイプに止まっている。

  たったこれだけのパンの間に、道草を食うほどに一つのことに集中できない自分に情けないやっちゃと一瞥をくれてやったが、なあに、5分動いて30分休みにトラクターに乗っていると思えば仕事もまた楽しい。

  ALVIN LEE&Co In flight /GSW21〜2 /1974 を聴きながら/M75EDtype2、、、、、ジャケのUPはまたそのうちに、、、、

  一点突破、全面展開、、、、好きなこと一点、そのうち日の目を見る、、、、、違ったか。
2010年5月29日(土)
犯人は、おまえや!  今日から、偶蹄目
  判っていたんですけど。こうまで痕を残して、、、

  左が空芯菜の実をかじった残骸。右が、、、スナックエンドウにくっきり歯型が、、。
  ウ〜ン、カラスのクチバシ型なんです、歯型というべきか。しめしめ、空芯菜の種取りができると思ってたんです。犯人は、おまえや!カーコ。

                    こちらは、フェンネルの住人↓

  しばらく見なかった。でもちゃ〜んと戻ってきた。キアゲハの幼虫。数えただけで21匹いました。


  フェンネルを餌にするキアゲハ。フレンチかイタリアンか、ジャパソバヌードルではなさそうだ。







  今日から偶蹄目。


  なんだそうだ。昨日、連れ合いのモードが変わった。おとついは、私、なんだか、、、。それが、ハイ靴下。それが偶蹄目。手足口病はとうの昔に卒業したから、今度は牛さん、豚さんの身になりなさいと。男でしょ、とは言わなかった。男だから、おんなだからが無い人ではある。ただ、偶蹄目なんだな、これが。水虫にいいから、ぐいっと踏ん張れるからと、5本指靴下だったが、今日から偶蹄目。これもきっと水虫にいいんだろう、きっと。台所のまな板が新しくなったから、きっとメニューが変わると思っていたら、100均には偶蹄目も売っていたんだ、きっと。モードが変わったのを実感した一日だった。無論、ぐっとヒズメ踏ん張って畑をのし、のっし歩いた。
  
偶蹄目
2010年5月28日(金)
タムラソウ
  この花が咲くと、田植えが終わって梅雨前のカァッと照りつける日射しの続く毎日なんですけど。

  タムラソウ田村草:キク科 タムラソウ属 多年草。伊吹山山頂に咲くそうだ。庭草の畑に咲いている。ハヤトウリやゴウヤのタナ支柱の傍に茂るので、春の草刈りに注意している。今年はうっかりかりこんだようで3株ほどになってしまった。野の花だと思う、屋敷周りには移植していない。そのうち長靴についてやってくるだろう。ゲンノショウコは一足先に庭草の畑に飛び地を作った。
  ググッてみると、8月くらいから咲く、と書いてあるのが多いが、咲いている。

  なんですけど、初夏を思わす陽射しにまだならない。朝:9.9℃、日中:15.8℃。これでは夏の野菜が育たない。高原野菜は元気、元気。

  NHKBS、月に一度のタイムトラベル、あの時、、、。昭和36年。クレイジーキャッツを取り上げた。シャボン玉ホリデー、懐かしい番組だ。当時、小学生から中学生、洋楽・ポピュラーを聴いて知る番組だった。いまその映像をみると、桑田祐介を思い出す。彼の曲の中に、当時のフレーズがちりばめられている。もうひとつがミュジックフェア、こちらは南田夫妻の進行で、とにかく音が良かった。TVのFM電波、モノラルTVのSP、それで音が良かったという印象はどこからきたのだろうか、音が良かった。
  70年代に入ってからは、ひらけ!ポンキッキ!。ここで歌われた曲をレコードで聴くと、これまた素晴らしい演奏が多かった。その内情は、文化放送、キャニオン、ヤマハポプコン、そう、当時まだ売れないニューミュジックの連中がバックを担当していた。作詞・作曲・バック演奏、暇だけはたっぷりあった彼らの熱演が聴ける。
2010年5月26日(水)
ムシムシ、頭にセミが鳴く
  シジ〜ン、終日頭でセミが鳴く。参った、気圧が低い、数日、天気が悪く、うだうだ過ごして体がなまっている。で、ジシ〜ンと頭が鳴る。耳の奥が、肩が、左半身がぎこちない、気にしだすとトコトン、ここでっせ、あっ、こっちもでっせ、と言いだす。難儀なやっちゃ。

  昨日の写真、何者だ?もう一枚。

  朝から探し物をようやく見つけて、さあ、印刷だ。 で、ラベルマイテイが「不測の事態や、御免やっしゃ」と早々に終わってしまう。後先考えんやっちゃ、とさては朝にウインドウズが更新プログラム有り、とおっしゃって、面倒ながら、あれこれ、??うまく更新できたんかいな、アカン、セーフモード発令。騒いでたなあ。

  「やっぱあきませんわ」とラベルマイテイが嘯く、「オールマイテイ」呼んで来い!と怒鳴るが、、、朝からの耳鳴りは更に酷くなる。

  不調の日は、更新てはいられん、と早々に寝ることにする。
2010年5月25日(火)
春から夏へ、
  春から夏へ、畑の草が変わってきた。スズメノカタビラの隙間からはツユクサが出てきた。

  西洋ヘラオオバコ:オオバコ科 オオバコ属、う〜ん、セイヨウヘラオオバコとばかり思っていた。ただのヘラオオバコなんだ。江戸時代に帰化したそうだ。葉が箆の、ヘラの形をしているおおばか、オオバコ大葉子。花芽がす〜っと立ちあがって、花が咲く。風に揺れて可愛い。花がコニカルに上がってそのあと写真のようになって花が順に上がっていくように咲く。無精ひげのような無粋なものでは決してない。
  縁に除草剤をかけずにいると、まあ増える。土手草だな、雨で土が流れず、踏みつけ道にへばりついてなんとか生き延びる。オオバコほどは丈夫でない。

  昨夜、コニカルを覚えた。で、使ってみた。てやんでえ、円錐状の(体の)、なら日本五、語で書け!ってもんだ。庭草の畑の縁に群生している。長靴やクワに付いた種で、家の庭にまで侵出している。まったく邪魔にならない。


  Variable Flux:変化する流れ。 conicol:円錐形(体)の。カンチレバーが基部に向かって、円柱から連続的の流れの円錐状から角柱に加工する技術、またはそのような形態のパイプ。
  マイクロ精機がこの加工技術で作りだしたカンチレバーの、角柱となった基部に連続的に形質の違うダンパーゴムを配したカートリッジを開発した。USA PA.
  VF方式のカートリッジ:VF-3000 VF-3200 VF-3500など。てあんでぃ、ニャロメ
2010年5月24日(月)
血統書つきの種牛なら生かすのか、折り紙つきの選別主義
  多くの牛、豚を、ヤギを安楽死させて、食うために安楽死させて、選別、血統書つきの種牛なら生かす算段を目論むのか。
  経済合理性で、種を選別するのか、果たす役割が違えば生かすのか、「残したい」という心情の中に、「選別選牛」だけで済まない何かが含まれている。

  非常事態、国民総員にかかわることになると、突然思考停止に陥る。この列島の住人は、ほんの少し前、総動員された悪夢を忘れ去ったか。否、いつもズルズルヘロヘロなりゆきまかせ。

  都市が、牛肉・豚肉を求め、集中飼育して、その結果、集中大量発生したのではないのか。肉が無くなるからと選別選牛を残せというのか。と殺場を食肉処理場と言い換えて、それで済むのか、エリート主義者。
  法律があるから特例は認めぬ、といいながら、特例を法律化してなんになる。成り行き任せの野合連合。

  昔、同じ人が岡林信康にブーイングした。そして今また、「残せ、変えるな」とブーイングする。


  選民・差別主義、排斥主義、ブランド信仰、、を断固粉砕するぞ。ポピュリズム、ナロード主義を攻撃せよ。私はいつだって、ボリシュビキ。
  うつし絵/岡林信康/CD-7140/1975 ジャケ裏
2010年5月24日(月)
Hurricane
  昨日、昼前、瞬間20mの風が吹いた。「どないなってんねん、、」と終日、部屋にこもった。
  ハウスのドアを閉めた。スイカのビニールトンネルは吹き飛んだが諦めた。みんな耐えろと念じた。

  季節外れのハリケーン、ジェーン台風やキャサリンなどが、第XX号に変わり、伊勢湾台風で近鉄が全て同じゲージになった。アジアは一つ、共通の名前がつくようになったが国内はまだ、第XX号。

  それは良い(よくないが、)が、昔のデランもよいが、何故変節をなじったのだろうか、日本でもそうだったが。新しい時代を感じた世代が、ならば自分で自分を変えろと叫んだはずなのに、変わることへの恐怖が人の心をとらえた。私も高度成長の恩恵をこうむりたい、大学生に「就職・栄誉」をと。その世代が今、大量に定年を迎えている。あいも変わらずノーテンキな世代だ。公社、五現業を切り捨て、今ハケンを切り捨て、まだ未来を信じている、キミタチだよ。生活弱者を救済の対象にしか見ず、ノホホンと自分の未来を信じるキミタチ。未来と一緒に消えてなくなりなさい。ここでは自民も公明も民主も社民もダンゴだ、代々木?いたんか?

  私は、「THE BASEMENT TAPES」/CS-33682/1975/が好きだ。

  きっとヘロヘロ偏西風がまたもや緩んで、熱帯モンスーンと寒気が列島上空でぶつかっているんだろう。
  DESIRE/BobDylan /SOPO116/1975
2010年5月23日(日)
ケミカルの匂い


  イネ科の草花を写真しだした。ネット検索をすると、除草剤のページと家庭菜園の雑草・虫退治のページが多くて困る。

  「ためにする」ページがほとんどで、ゆったりと愛でるページにでくわすとホッとする。
  湖北、おはら野に移住して15年が経った。年に数度、京都・大阪へ行く。米原から新快速に乗って、彦根→近江八幡、そして守山でドアが開く。ケミカルの匂いが車内に入る。石山、大津で匂いが気にならなくなる、新大阪駅でお好み焼きの匂いがしなくなった。帰りに551のアイスクリーム、豚まんを新大阪の構内で買わなくなって久しい。大阪土産に551を!

  こういってはなんだが、琵琶湖の南湖、琵琶湖博物館あたりから南の魚は食えん。魚は近江八幡・沖ノ島より北でなくては。湖東から湖北のフナ・鯉の煮付けなど地元で求めると、生けすに飼って泥を吐かせた魚を仕出ししてくれる。つまり旨いといえるようにしてから捌く。
  集落では、水屋と呼ぶ、川の水を屋敷内に取り込んで使う部屋が家の中にあった。ここへ求めたフナやコイを活けて料理するまで置いた。なにもかも店頭で切り身になってでてくる時代では、もうそのような水屋はない。あっても、川に流れ込んだケミカルが怖くて、料理用の水や生活水には使えない。
  米や野菜を作る地帯だから、除草剤・殺菌・殺虫剤は簡単に手に入る。これを屋敷周りにふんだんに使っている。食べるものではない花や雑草にかけるから、使用基準なんてまったく守られていない。野菜にかけても安全・安心だから、食べない物に使うのはまったくノープログレムなんだろう。家で食べる野菜だから、売り物ではないからと、これまた「なんでもあり」になっている。
  したがって、道端の野草、ツクシやフキを地元の人は摘まない。車を止めて山野草を摘むのは他府県ナンバー。

  風に揺れるカラスムギ。昨日から風が荒く、強風注意報が出ている。今日は朝から、スイカのビニールトンネルが飛んでいたので、かけ直した。まだ雨・風が強くなるだろうが、もう見に行かない。スイカがこける被害と、私がこける被害を天秤にかける。
  
2010年5月22日(土)
愛車、Barkon号、畑の。
  畑の愛車、Barkon号。ハンマーナイフ・ローター。

  草を木っ端みじんに粉砕しながら前進する。刈り幅60センチ、ハンドル幅90センチ。バーコン、バーコンと音をたてながら進む。この機械がなければ、畑仕事がはじまらない。草刈り機との大きな違い。@草を木っ端みじんにする。オクラの木もなんとか砕く、連れ合いは壊れると言ってさせてくれないので、内緒でやってしまう。A自走するのでハンドルをつかんでついていくだけ。草刈り機より早く出来る。

  畑の通路は60センチ以上(刈り部の幅70センチ)、茂ってきたときに通れる幅(ハンドル部の高さ60センチ以上可変)を計算する。そうしないと手で草刈りするはめになる。

  ここは、アスパラを植える。その準備中。他の野菜の植え付けを終えてからの予定。
  
2010年5月21日(金)
燕麦を播く
  エンバクを播く。エンバク:燕麦、ユーラシア大陸原産。学名Avena Sativa(A.Sativa) イネ科カラスムギ属。
  だいぶと判りやすくなった。Sativa 栽培植物の起源を探るのに、サチバはよく使われる。本名、オーツOats、これで随分と判る。オートミールは、燕麦(オーツ)を粗引きまたは圧扁下ものを粥にしたもの。古代から中世にかけて、小麦・トウモロコシ・ジャガイモがヨーロッパに普及しなかった時代の主力穀物。シリアルの祖先。
  日本で、オシムギにして食べられていたのはオオムギ:中央アジア原産。

  なんでえ穂孕みした姿がツバメに似ていて、どこにでもある雑草と思っていたが、その気になって探すが、ない。同属のカラスムギはたくさん生えている。

  エンバクを播いて、ビールやウイスキーを作ろうというのではない。まくわやカボチャの間にはやして、ツルが伸びてくるまでの草押さえ、ツルが伸びてくれば敷き藁にしようとの魂胆。来年の肥やし。耕さずに草を適度に伸ばして、野菜を作ろうと、魂胆。

  今まで生えていた草を、刈って、そしてエンバクを播く


  中々にいいアイデアだと思う。→
  こういう所にエンバクを播く。ヨモギ、ツユクサ・チドメグサ・カラスムギ・ハルジオンなどの代わりをしてもらおうじゃないか。
2010年5月20日(木)
川魚
  川魚が苦手な人が多い。曰く、生臭い、泥くさい。まったくその通りで、琵琶湖育ちの私は、海の魚と言えば、塩サバ、みがきニシン、メザシだった。生の海の魚は生臭くって食えなかった。
  それが中学生になり、夏休みに大阪に遊びにいくようになって生きたアジやイワシを見てその塩焼きがなんと旨かったことか。浜寺、高師の浜がまだ海水浴場だったころの話。R26に信号が無く、浜風が道路に砂を敷きつめていた頃の話、つい50年前の、、、おお、50年たったのか。

  10才くらいまでの味覚がその人の一生の味覚を決めるらしい。日本にマクドナルドが上陸して、その時の「今、この子たちの味覚をマクドナルドが決めれば、大きくなって我が子にそれを伝える」と藤田社長が言ったとか。今、まさにその通りになっている。猫のフレーメンのように、鼻孔を広げて匂いとともに味わう食は、海・川の魚の生臭さを好むか嫌うか早い歳に決定される。

  寿司に使う魚のように、マグロ、ハマチ、カツオなどが典型だが、匂いもなにもない物を新鮮というように変わってしまった。魚は腐りかけが旨い、そうはならなくなったのだろう。通は、匂いも香りも無くなってしまった今風の卵焼きを食べておれ。卵がふんだんに食べられるようになって、卵に風味が失せた。

  琵琶湖の雑魚たち。名前はあってない。食べるために分類するくらいだ。大きいのは塩焼き、他は唐揚げと煮付け。獲れすぎると鶏の食事になった。
2010年5月19日(水)
これもカーボロネロ
  だいたいがや、カタカナの日本語は、このWindows Vista と同じでアホである。

  カーボロネロ:Covolo Nero イタリア語 黒いキャベツ これでええやんか。それをやイタリア・トスカーナ地方の結球しない葉が黒いキャベツというから、なんじゃそれ、カーボ・ロネロか?カー・ボロネロか?などカタカナが苦手な私は拒絶反応から始まってまうではないか。

  だいたいがや、キャベツは結球しないものである、パセリはカールしないものである、レタスは結球しないものである。なのに日本では、結球しないキャベツや、結球しないレタスがある、イタリアンパセリはカールしないのだ。カタカナ日本語はこのような嘘をつく。ために便利なのだ。

  きっぱりと、からし菜や縮緬からし菜と呼ぶ古来からの言い習わしを忘れることがナウいのか。

  更に、このカーボロネロは、アスパラガスキャベツと種袋に書いてあったので、私は確かめた。これはアスパラガス風味の縮みのない黒葉キャベツか?つまりカーボロ・ネロかと。さすが私の行きつけの種屋。太田種苗は即答した。そや!。こうして私は、カーボロネロを作ることになった。

  そして今、食べごろを迎え、栽培履歴書の清書をしようかと、、、なに?、秋播き(7〜8月)と書いてある。ならば、すぐに塔立ちしてアブラムシの餌食ではないか。

  きっと、トスカーナ地方だと、ごわごわ葉っぱにならないだろうなあ。ニャロメ!
イタリア・トスカーナ地方:
        ブドウ、オリーブ、小麦に適した気候風土
2010年5月18日(火)
ヤーコン
  ヤーコンを植える。キク科 多年草 南米アンデス原産。晩秋にヒマワリに似た花を咲かせる。食するのは貯蔵根、植えるのは写真の芽が出た部分。貯蔵根は腐っていた。
  ダリアのような根で、貯蔵しておいたが腐った。晩秋、霜が降りるまでに掘り起こすのは寒さで枯死するから。

   ヤーコンの花→野良日記 2008年12月3日

レシピ、栽培方法は
  栽培(野菜別・米)traceability 2009年版ヤーコン

  薬効あらたかで、サプリメントや機能性食品などに用いられている。また道の駅など直売所に多く出回っている。しかし、問題はヤーコンに含まれる成分を抽出して薬品などで特許をとりその利益を企業が独占していること。また、原産地から流出したこのような植物が、現地国では利益につながっていないし、恩恵もない事。このような事はヤーコンに限らず発展途上国で多く起こっている。

  発展途上国の貧困はこのような先進国の収奪によって引き起こされている事が多く、巨大資本が食い荒らした後始末を援助やNPO支援でお茶を濁している間は、利権の分配をめぐる政治腐敗、ゲリラ活動などに対する根本解決にはならない。毎年開かれている金持ちクラブのダボス会議は、このような課題の中長期的金持ちのための解決策の提起にはなっているが、やはり根本のところで解決策になっていない。

  農業だって、世界からみると収奪の上に成立していることを知っておくべきだ。別の話になるが、口蹄疫による家畜の殺処分、土中埋設だって、集めることによって感染の拡大を招いているわけで、農村の局所的都市化、農業の工業化の進行を踏まえて対策を立てねば解決策はでないだろう。
  そもそもその致死率から見れば、殺さなくてもとおもうのだが、牛・豚の経済性だけをみていともたやすく工業製品のように廃棄処分をしてしまうそのバカげた思考のほうが愚かだ。

  赤松君、対策は万全だった、想定範囲内ならというのか。それで、想定を超えていたとでもいうのか。ならば政治でもなんでもなく、今までの繰り返しじゃないのか。官僚政治ってそうじゃなかったの。
  新型ウイルスのパンデミック、都市化(機能化)した経済合理性が喪失する恐怖に、今また人はおののいている。バカじゃないの。


小鬼田平子の根。越年する根はこのように深く直根を出し、養分を吸収する細根を支える。
2010年5月17日(月)
むぎの花



  今日も、「農作業の記録」をさぼって、「日記」でお茶を濁す。
  当たり前、ムギも花が咲く。咲いた花が奇麗なのは、冬に麦踏みをして、雪の下でぺちゃんこになっていたのが起き上がり、あれ?と背が高くなり出し、穂が上がる。

  その移り変わりと季節とが、う〜ん季節とはそのような移り変わりをいうんだったと、日本の場合は。それでも砂漠や、熱帯雨林だってそこに住む人にはまた別の移り変わりを感じ取っているんだろう。

      このような姿をみると、ほんと、ハヤトウリって独特なんだと思う。

  今日は、やうやくハヤトウリを植えた。植える時、ポロっとウリと株が分かれた。ちぎれたとは思わなかった。ぽろっと、果肉から株が分かれた。その種子だってこの果肉の真ん中で大きくなって固くはならない。そして、熟してくると端のほうまで出てくる。この端まで出て来ないのはどうやら発芽もしない。

  それでポロッだもんな。種皮が固くならない。熟すとその種子が端にでてくる。発芽まで果肉が腐らずに残り、根が出て株が出来た頃には、、、当たり前か、果肉は種子の外側にあるんだから、、、う〜ん。熱帯の植物は樹海の中は海、、そう思う。
2010年5月16日(日)
ハルジオン
  ハルジオン:春紫苑 キク科 ムカシヨモギ属 多年草。淡い紫・赤の花色と一緒に咲いていた。森越の畑。

  ヒメジョオン(姫女苑、一年草、北米原産、明治に帰化))と間違えやすいが、奇麗な花なのは同じで、畑の雑草としては手ごわいのも一緒。

  茎を折って空洞があるハルジオン、葉が茎を抱くハルジオン、くらいで区別しておく。それより紫苑という優雅な名前をなぜにカタカナ標記にしたがるのか。


      

  コオニタビラコ小鬼田平子:春の七草、ホトケノザ。キク科ヤブタビラコ属の一年草。田んぼの終わった晩秋に田の畔から稲株の周りに出てくる。ロゼッタで冬を越し、春先に葉がたちあがり4〜5月に黄色い花を付ける。
  それで、野に出でて若菜摘むころは、タネツケバナやペンペングサ(ナズナ)と見分けにくいが葉の刻みかたで馴れれば判る。それで、花の時期は、ぱっと見、ジシバリと似る。田んぼの周りでは生える場所が違うので、判る。

    春の七草→  おはら野の四季 冬、 池も凍てつく→ 七草粥


  こんな事をしながら畑仕事している。

  こちらは、近戸町のレンゲ畑:減反の田にレンゲ。

  このレンゲの中にはいると、ブンブンブン、ハチが飛ぶ。蛍光灯の安定器が出すブ〜ン唸りや冷蔵庫の唸りと違ってたくさんの羽音がシンフォニックして心地よい。ハチは日本ミツバチなので刺されることはない。

  かすかにそのハチが写ったが画像では確認できない、残念。
2010年5月15日(土)
油売り
  隣のシュールさんの畑で立ち話。
  朝から、苗を植える地面を作っていて、くたびれた。軽トラで近所を一巡り。いつもはチャチャチャと片付けてしまうシュールさんが、なにやら丁寧に、クワを動かしている。どれどれと、立ち寄った。
  畑は、それぞれ個性があって人それぞれ。何が正しいとか、これが合理的経済的などというのは、大根が好きな人に、白菜を作れといっても作らないように、アスファルト道路の上から、人さまの畑をあれこれ言っても相手にされない。

  どこ行ってたんと問うから、散歩。散歩なら(モモを叩いて)歩けと言う。散歩してくたびれるのはかなわんから、車で歩くと返事した。
  あれやこれや話は尽きなかった。おたがいすっかり時間を使って一休みになった。伊吹山がやうやく5月の空に映えた。空気も人もほっとしたひと時。いっときのことでも、大きく息をつく晴れ間。

       近くのレンゲ畑。
2010年5月14日(金)
季節が進まない
  ボリジの花。開花してから花の色が変化する。エデブルフラワーedible flower 特に香りや味が良いわけではない。サラダのトッピングや氷の中に封じ込めるとなんとも気品が漂う。
  直根のため、ポットで少しでも根巻きすると、生育途中で長雨や高温で株元から腐るように枯れる。直播きして、秋のこぼれだねから生えたものを、そのまま冬越しさせたほうがよい。

  今日も寒かった、明日の朝も寒そう。それで今日も苗を植えるのを控えた。来週はぐずぐず雨模様の日が続くみたい。もう待てないので、明日からは、苗を植える。霜はもう降りないだろうから、低温と日照不足は仕方ない、で苗を植える。

  それで、ここに書くと、もう他のページに書こうという気にならない。元気がない、気が進まない。
2010年5月13日(木)
うすら寒い日が続く
  この支柱に、明日ゴウヤの苗を植える。植えるような気温ではない、来週は少しは気温が上がるが、曇りと雨の週間との予報。ナスやゴウヤ、どれも日照時間が要るのに期待できない。

  でも待てない、偏西風が北の寒気団を押しとどめることができずにヘロヘロ蛇行しているという。ヨーロッパではアイスランドの火山灰が航空機を飛ばすことができなくて空のダイヤが混乱している。この火山灰が長期化したら、ヨーロッパの農作物の生育に大きな混乱が生じる。この方面のニュースは未だ聞いていないが、それが現実にならないように願う。木が出、飢餓で苦しむ人がまず苦しむことになる。



  ウドがようやく予定の長さになった。でも節が詰まり、下のほうが固い。温度が足りず、若芽がそのまま固くなったようだ。こちらはほぼひと月遅れとなった。自家用に軟化栽培をしたわずかのウドだからそれでもいいが、販売用に作っていたら、なんともしょうがない。「規格外」でも出せと申されても、出して評判落とすくらいなら出さないほうがね。
  農作業の記録に載せるような記事ばかりが続く。それほど、農作業が本格になっていない。
2010年5月12日(水)
どもならんと言ってる
  ヨモギハムシ:ハムシ科 ヨモギの葉を食べる。どもならんと言ってる。庭草ハウス一号の中、一面にヨモギが育っていた。パプリカなどを作るためにヨモギをむしった。
  数日前から、また背が伸びてきたので、パプリカのそばをむしった。それで、ハウスの際にヨモギハムシが追いやられて「どもならん」と群れている。ダイコンサルハムシとは随分大きいので違う。パプリカに害をしない限りこれ以上追いやられることはないだろうが、どもならん、増えてから追いやるのは殺生やと、言ったとか言わなかったとか。

  虫たちの生活誌 in おわら野 に載せたいと思っているが、こちらで省略。


  こちらも 

  農園の主も、野良の主も、いささか俄かにあわただしくなった畑に疲れ気味。このくらいでお茶を濁す。先が思いやられるよなあ。
2010年5月11日(火)
ゴウヤの支柱を立てた。このあと雨


  HPトップを飾る(5月初め頃)写真にある、庭草に出現したゴーヤのための支柱。

  庭草は小字名で、庭のように小さな草原、稲作の灌漑用水が十分でなかったころには桑畑が隣まで迫っていた土地。おはら野の雑木林の昔の外れ。伊吹山の左斜面を写真のようにセメント材料の石灰岩を削りとる前の時代の話。
  雨模様の日が続く。日照時間の不足と気温の変動が大きく、小さな苗が育っていく環境に悪い影響がある。
  日本で栽培されている植物、ひらたく言えば野菜は、日本の気候風土の亜熱帯的な要素の極一部の期間を利用するようになっている。
  夏野菜では、この気温が上昇する5月が生育の初期にあたるが上昇した気温・日照を当たり前に作付されているから、5月のこのような天候は困るのだ。

  困ってもなんでも、あしたのために準備していかなきゃあ。
  ゴウヤのための支柱を立てた。今年は奮発して約22mの長さになった。
  この木曜・金曜は朝が5℃を下回りそうなので、それをやり過ごしてから苗を植える。逆算すると、金曜の朝までに、ネットを張って完成となる。

  春の「大日程」では、やはりこの5月中旬の冷え込みをやり過ごしてからウリ科の苗を植えることになっている。その通りなんだが、実施日程は日々変更されていて、ただ怠惰に先送りして最終つじつまが合えばよろしい態度がそのまま出ている。
  現にこの支柱は、昨日の夕方完成の筈だったが、頭が低気圧に当たって「気乗りがしない」で、きょうの仕事になった。昼から雨、日程も詰まっている、雨が降るまでやろうが、雨が降らなかったのでここまでできた。
2010年5月10日(月)
こんな姿を
  アブラムシとダニ。こんな姿を×20で見た。



  アブラムシの種類は確かめていない。真ん中の写真の中央に写っているものが肉眼で確認できた。
  なんじゃこれ?、で×20すると右の写真が見えた。
  それで、なんじゃあ?と、左の写真。ダニに纏いつかれたアブラムシ。そうして、右の写真に戻って、左下から:まだとりつかれていないアブラムシ、纏いつかれたアブラムシ、吸いつくされてミイラ状態のアブラムシ。

  まったくう、知らなかった。一口にアブラムシと言っても様々なアブラムシがいて、そのアブラムシにとりつくダニがいて、、そういえばあれほどいたテントウムシのサナギと幼虫がめっきり減った。スズメが出入りしているので、食べられてしまったのか。殺虫剤、天敵、自然農薬、色々あるが、知り尽くさずしてその一部を切り取ってしまっていいんだろうか。疑問符がテントウしたまま。

  科学万能主義、反科学主義、どっちも知ってることだけで議論するから、困ったもんだ。
2010年5月9日(日)
利権の分配、再分配
  小さな所から、大きな所まで利権の存在形態が変わってきたので、利権の分配を差配していた存在も再編成中だ。自民は思う存分分派・分裂で再編中だし、公明は行き先を見失って迷走している。野合連合も、野合はしてみたけど根っこの存在形態の変化についていけずに言いたい放題、それを野合と言ってもいいけど。

  沖縄の基地移転も、日米安全保障体制の根幹を抜きに議論されている。今更日本の安全保障体制を議論する力量がないから平和主義者の枠組みを借りているだけ。原子力発電がそうだが、地元利害の調整人を使ってことをなす、「落とし所」なるマヌーバーがいまだ通用するとでも思っているんだろうか、利権の分配人は。北の泣き人鈴木君のような存在理由が無くなった人が、闇の中の魑魅魍魎なる人が「うおっほっほ」とでも言うといまだに思っているんだろうか。

  世界の金持ちクラブの利権の再編が戦争を生みだしてきたわけだし、その枠組みはいまだに変わっていない。誰だって「基地移転反対、住民の民意優先」を言っていれば、そのうちお金も廻ってくると、誰もが声をひそめてささやいている。ささやいてはいるけどまだおおっぴらにできないと思っているうちに「誰もが安全・安心な基地ができれば賛成する」とでも言いだしかねない。それを最初にいいだすのは社民党か代々木だろう、今までがそうだった。反革命は足元から、左派からはじまるものだ。

  福島君、君はうまく言い当てたと思った瞬間、頬が緩む。実はあさって当てたときにだって緩んでいるから、自画自賛のほほ笑みはよしたほうが良いと思うよ。
2010年5月9日(日)
カッコーを追いかけて
  寝起きの顔でハウスの見回りにでた。カッコーが啼く。どこだ?どこで啼いてるんだ?。見当たらないので庭草ハウスに向かった。また啼いたカッコー、電線で啼いていた。
  八幡さんの方向に向かって飛んで行った。

  ウ〜ン作文みたいだ。文に変える。



  追いかけていったら、無人ヘリによる農薬散布に出くわした。ラジコンヘリのバカでかい奴、有人飛行機ヘリコプターによる空中防除の時代を経ているので、「無人」となる。私は農薬散布だが、空中防除と呼び習わしている。

  コンビニの駐車場からズーム撮影した。「危ないからのいてくれ」と申す。聞いてないでと申すと「ZTVケーブルTVで放送した」と申す。見てないと申す(正確にはケーブルTVには入らない宣言して加入していない)。「区長・農業実行組合長に周知を願った」と申す。危ないと申すおたくは防護服を着てないではないかと申した。「あれやこれや、おうかがいした意見を反映させたい」と申す。

  時代遅れの農薬空中散布だが、1千万を超すラジコンヘリ(無論、国からの補助で地元農協・関係団体の出費は少ない)、運用を止めるわけにもいかない事情があるらしくて止めない。

  地区やZTVケーブルTVからの広報の届かない人たちが集まる、コンビニや公共施設に保安員ガードマンをたてればいいのに。ラジコン好きなら近寄るだろう、農薬の匂いに敏感派ならその匂いだけで文句も言うだろう。甘い脇をきりっと絞めて、やって欲しい。
  が、私は「慣行農法、慣行栽培」の慣行とは、「安全だ」と言われたらもうそれだけで「自分の頭で考えない」人たちの習い性のようなもんだ、なのでカッコーの行くえを追っても、ラジコンヘリの迷飛行にたちまちの同情はない。
2010年5月8日(土)
雨のあがるのを待って、万願寺を植えた


雨上がりの伊吹山は、黄砂がとれて新緑の淡さに浮かび上がる。HPトップの草を刈った後にピーマンを植えた。

  昨日の夕方のイベント。今、気温は6.5℃:am5 もう少し下がると水霜になる。
  朝から雨、昼過ぎに止んだ。連休が終わろうとしている。休みたいときに休んでいるので休日というものがない。毎日が日曜な日暮しに休日もないもんだ。ないもんだが、きょうはOFFと宣言して休む。
  そんな「連休」は出かけてもOH人の群れに合わせて歩くのは厭なので、畑で遊ぶ。10分クワを動かして30分休む。休日は休みが1時間になる。まあ、そんな違いがある。

  雨上がりに苗を植えると、水やりがとても楽になる。そのためには、雨上がりの土をいじらないように前日までに植え床をつくることになる。タイミングよく、植え床を作ってあったので、植えた。
  写真のように、ピーマンと万願寺トウガラシを植えた。どこに?の状態だが植えた。



  スコップで筋を入れる。その間に苗を差し込んで押しこむ。終わり。スズメノカタビラ:ヒヨヒヨ イネ科ナガハグサ属 秋に芽を出し、5月に枯れる一年草、の隙間に差し込むことになる。
  ピーマンが育つころには枯れ草マルチになっている。他にオオイヌノフグリ、ホトケノザなどが枯れて倒れている。全部枯れ草マルチの材料。夏草に変わるまで、このまま。

  続きは→おはら野農園2010年5月の記録次々に苗を植える
2010年5月6日(木)
ジョウカイボン?
  畑のどこにでもいる虫なので、虫でしかない。しかし、写真に撮ってUPするとなると、名前は無い!とも言えず、昆虫図鑑を見てネットで調べて、どこにでもいる虫、ジョウカイボンと名前を付けた。ジョウカイボン:ジョウカイボン科 浄海坊(平清盛の坊主名) なんでもこの虫の体液・分泌液が付くと火傷のような痛みと水泡ができるらしい。その水泡ができるこの虫と疱瘡にかかった清盛をくっつけたらしい。
  知らなかった水泡ができるとは。たまたま交尾していたので、オンブバッタのようにたくさんのオスが群がっていた、写真してネットして、こうして日記になった。

  平清盛とは、また生臭い名前をもらったもんだ。


          麦秋まであと何日→
2010年5月5日(水)
クマバチは、フジが好き
  朝からフジの周りをクマバチがホーバリングしながら飛んでいた。これで、クマバチが次々やってくる。フジの花が好きなんだ。黒くて丸くて大きなハチなので、判りやすい。クロマルハナバチは少し小さいので区別する。
  続きは→虫たちの生活誌 in おはら野クマバチ

  用水が改修されたので、去年、そこへクローバーを植えた。市松模様に、貼り付けた。一年経って全体に広がった。畔草刈りを少しでも楽しいものにしようとやってみた

  家の裏に生えているクローバーを稲の育苗箱で増やし、30〜50センチ間隔で貼り付けた。他の草を抑草するためのカバープラントにはいろいろあるが、家の周りに一人生えしていて、多年草で、一年中緑で、グランドカバーになって、他の草と一緒に刈りこんでも無くならない、となると、クローバーかな?
  田の畔の系管、バカIME、景観保全、イネ科雑草を抑制して、カメムシが大量に発生しない、ためなどなど、農業をやっていると補助がでる。県や市や国はそのための事業費を持っている。
  しかし、このように自前で、お金のかからない方法をとると、事業に計上されない。つまり、対策が行われていない用水の改修事業の、畔になる。金が動かないとッ事業とは言えないと。
2010年5月4日(火)
すでに羽化していた
  毎年のこと、草刈り機のマフラーに、卵で冬越しした幼虫が住んでいる。春になって羽化したようだ、穴があいている。

  つまり、春先一番の草刈り機の出番でエンジンがかからない。今回は2ストの混合油を嗅いで診て、すっぱい臭いがしたので腐ったと、捨てた。入れ替えたがかからない。ピ〜ンときました。

  中のいもむしのミイラや何やらを針金でかきだして、完了。圧縮しているのにエンジンがかからないと、農機具屋に持ち込んでバカにされなくて済んだ。判れば他愛もないことなんだが。

   続きは→虫たちの生活誌 in おはら野フタスジスズバチ


  ボリジの花。ようやく咲きだした。この花も例年より遅れた。

  ボリジ:ムラサキ科ボラゴ属 地中海沿岸原産

  梅雨・夏の高温多湿に弱い。とされている。本当か。深く伸びた直根で水を吸う。ポット苗などでこの直根が育っていないと、雨で根が腐る。高温過湿で株元が腐る。ガザニアを育てるように管理するのが良い。そして草丈以上の深鉢を用意すること。
2010年5月3日(月)
三度目の正直
  トウモロコシ、ちっとも発芽しない。40粒播いても半分も出ない。とうとう、私確かに播いたよねと言いだした。モウロクしたかと、自分で言ってる。
  結局、種まきをしている小さなハウスから、暖かくなって、大きなハウスで播き始めてからのことだろう、芽がでないのは。

  きっと、出入りしているスズメが種をほじり出して食べているんだろうと、結論した。三度目の種まきは小さなハウスでおこなった。発芽して子葉がでるまで、そこで育てることにした。
  なにかと話題の種のつきない、連れ合いのタネ播き。播いた種は自分で育てろ、とは二人の間の了解ごとになっている。
2010年5月2日(日)
ジャコウアゲハの羽化
  庭草のハウス。ジャコウアゲハの羽化。

  朝には判らなかった。夕方、サイドを閉めに行って、羽化した抜け殻を見つけた。朝、もう少しサイドを開けるのが遅かったら、ジャコウアゲハを見られたかも。まだいくつかサナギがあるので、期待しよう。


     2月24日のサナギ
2010年5月1日(土)
霜は降りないようだ
  朝の連ドラ、あん〜なもん見るもんか。と思っていたら、ゲゲゲのおばばが、もとえ、ゲゲゲの女房を、連れ合いが見る。それで私もみる。パタパタママがホッと一息、他愛もなくはまる。

  庭草の畑、梨の花、伊吹山、周りの田は代かきや田植えで賑やか。


 
麟人のシュールさん 。大きな畑に点在するビニールトンネル、トマトやカボチャやナスなどの。真夏のレイアウトが頭の中にあるような配置。   足を広げ、テントウムシの 幼虫を食べるクモ