園長の野良日記  2011年 4月

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     2011年4月10日 藤原新也

  たつ園長は野良日記を綴るけど、毎日綴るとはならない。龍 隆たつたかしは
おはら野農園の園長だが、すぐ畑仕事を投げ出してしまう。その投げ出し、はみ
出た日暮しを野良日記に綴っている。
  つまりそんな読者の期待に応えようとしている訳だ。ペンネームと間違えられ
る本名とはそういうものだ。

  
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                          2009年10月、2010年8月、9月が文字化けしている。危うく、2010年10月も文字化けするところだった。
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2011年4月30日(土)
辞任は欺瞞。責任から逃れるために、逃げだしている。
我が身可愛さの政争が続く。

全文の最後にある「国際常識ある原子力安全行政の復活を強く求める」などは、彼が思う「学者生命がなくなる」と符合する。


 種播きした所に出現したアリの巣。
  東大教授の小佐個古内閣官房参与が29日に辞任した。
  怪である。一つの答えが、次のブログが答えてくれた。


      こちらホワイトロック  →http://sazaepc-tasuke.seesaa.net/article/198483800.html
        空々しい、、、、小佐古敏荘内閣官房参与(御用学者)の涙

 -以下全文 -

東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が記者会見し「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにした。

辞任理由の全文についてはNHK「かぶん」ブログ=NHK科学文化部ブログを参照。

NHKで反政府声明の全文を掲載したのに驚いたが、もっと驚いたのは小佐古敏荘氏の手のひら返しの倫理感だ。田中好子(スーちゃん)主演映画「黒い雨」をDVDで観た頃、放射能(原爆)訴訟についてちょっとかじった。小佐古敏荘氏は典型的な御用学者で「原爆症集団認定訴訟」では
この日の公判を振り返ると、沢田氏の締めくくり発言は、次に証言台に立った国側証人、小佐古敏荘氏への痛烈な批判となっていた。
国際放射線防護委員会(ICRP)の専門委員などもつとめている小佐古氏から、国側弁護団は、大半の時間をDS86とDS02とのかかわりに絞って証言を引き出した。同氏は結論として
(1.S02の線量評価システムは、ガンマ線など各種測定結果から、その正当性が検証された。
(2.DS86とDS02は方法論も同じで、不正確と指摘された最初の評価システムT65DとDS86の間には「革命的」な違いがあったが、DS86とDS02は「兄弟」のような関係にある。基本的部分はほぼ共通しており、改善を加えた。線量評価では、よい一致をみた。
(3.よって、DS02の科学的合理性は検証された。
(4.2km以遠の問題については、そこまで合っていたものが、突然変わるとは思えない――と語った。
 国側弁護団の質問にも、小佐古氏の証言にも「きのこ雲の下」で無辜の市民がどんなに苦しんでいたか、そのことを踏まえた話はまったく出なかった。ひたすらDS02の「正当性」なるものを言いたいがために2時間もの持ち時間を費やしたとしか
考えられない。
という、国側の弁護に終始した御用学者であるということを知った。

今更...
福島県内の小学校や幼稚園などの利用基準で、被曝(ひばく)限度を年間20ミリシーベルトと設定していることを「とても許すことができない」と非難。「無用な被曝をさせてはいけないと官邸に何度も言った。このままだと、私の学者としての生命が終わる」と述べた。などという空々しい発言は、私にはとても虚しく聞こえた。

空々しい...嗚呼そうか!
小佐古敏荘センセの内閣官房参与辞任記者会見は、民主党小沢グループの本誠喜衆院議員が同席していた。空本誠喜(広島県出身・早大理工学部卒業・東大大学院、工学博士号を取得後東芝に入社・応用物理学会より放射線賞奨励賞)
空本センセと小佐古センセは子弟関係のようだけど、要は管おろしのパフォーマンスにひっぱり出されたのね。

映画「黒い雨」での田中好子(スーちゃん)の涙は演技であったけど、根底にあるヒューマニズムは演技を超えて感涙した。小佐古敏荘氏記者会見中の涙は、演技か本気かはわからない。

けれど...小佐古敏荘氏の
「法と正義に、ヒューマニズムに則り」等の発言は、私にはとても空々しく聞こえてしまった。



  怪である。何故、NHKの科学文化部から、わざわざ全文がでてくるのか。これは、NHKが一郎君か、自民の攻勢に耐えかねて、民主から自民に旗色を鮮明にしたからか。


 官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します 2011年04月29日(金)
      NHK「かぶん」ブログ →http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html

-以下全文 -
  東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。


  記者会見で辞任の理由について説明した資料を全文掲載します。
 
*文中の下線は、原文のままです。

*もとの資料に誤字と思われる箇所が2か所あったので、小佐古氏に確認の上、訂正しました。(4月30日午前10時20分)

---------------------------------------------------------------------

            平成23年4月29日


内閣官房参与の辞任にあたって
(辞意表明)

内閣官房参与

小佐古敏荘




 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきたところです。
 なお、この間の内閣官房参与としての活動は、報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」にまとめました。これらは総理他、関係の皆様方にお届け致しました。

 私の任務は「総理に情報提供や助言」を行うことでありました。政府の行っている活動と重複することを避けるため、原子力災害対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、文部科学省他の活動を逐次レビューし、それらの活動の足りざる部分、不適当と考えられる部分があれば、それに対して情報を提供し、さらに提言という形で助言を行って参りました。
 特に、原子力災害対策は「原子力プラントに係わる部分」、「環境、放射線、住民に係わる部分」に分かれますので、私、小佐古は、主として「環境、放射線、住民に係わる部分」といった『放射線防護』を中心とした部分を中心にカバーして参りました。
 ただ、プラントの状況と環境・住民への影響は相互に関連しあっておりますので、原子炉システム工学および原子力安全工学の専門家とも連携しながら活動を続けて参りました。
 さらに、全体は官邸の判断、政治家の判断とも関連するので、福山哲郎内閣官房副長官、細野豪志総理補佐官、総理から直命を受けている空本誠喜衆議院議員とも連携して参りました。

 この間、特に対応が急を要する問題が多くあり、またプラント収束および環境影響・住民広報についての必要な対策が十分には講じられていなかったことから、3月16日、原子力災害対策本部および対策統合本部の支援のための「助言チーム(座長:空本誠喜衆議院議員)」を立ち上げていただきました。まとめた「提言」は、逐次迅速に、官邸および対策本部に提出しました。それらの一部は現実の対策として実現されました。
 ただ、まだ対策が講じられていない提言もあります。とりわけ、次に述べる、「法と正義に則り行われるべきこと」、「国際常識とヒューマニズムに則りやっていただくべきこと」の点では考えていることがいくつもあります。今後、政府の対策の内のいくつかのものについては、迅速な見直しおよび正しい対策の実施がなされるよう望むところです。

 

1.原子力災害の対策は「法と正義」に則ってやっていただきたい

 この1ヶ月半、様々な「提言」をしてまいりましたが、その中でも、とりわけ思いますのは、「原子力災害対策も他の災害対策と同様に、原子力災害対策に関連する法律や原子力防災指針、原子力防災マニュアルにその手順、対策が定められており、それに則って進めるのが基本だ」ということです。

 しかしながら、今回の原子力災害に対して、官邸および行政機関は、そのことを軽視して、その場かぎりで「臨機応変な対応」を行い、事態収束を遅らせているように見えます。
 
 とりわけ原子力安全委員会は、原子力災害対策において、技術的な指導・助言の中核をなすべき組織ですが、法に基づく手順遂行、放射線防護の基本に基づく判断に随分欠けた所があるように見受けました。例えば、住民の放射線被ばく線量(既に被ばくしたもの、これから被曝すると予測されるもの)は、緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)によりなされるべきものでありますが、それが法令等に定められている手順どおりに運用されていない。法令、指針等には放射能放出の線源項の決定が困難であることを前提にした定めがあるが、この手順はとられず、その計算結果は使用できる環境下にありながらきちんと活用されなかった。また、公衆の被ばくの状況もSPEEDIにより迅速に評価できるようになっているが、その結果も迅速に公表されていない。

 初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。

 また、文部科学省においても、放射線規制室および放射線審議会における判断と指示には法手順を軽視しているのではと思わせるものがあります。例えば、放射線業務従事者の緊急時被ばくの「限度」ですが、この件は既に放射線審議会で国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告の国内法令取り入れの議論が、数年間にわたり行われ、審議終了事項として本年1月末に「放射線審議会基本部会中間報告書」として取りまとめられ、500mSvあるいは1Svとすることが勧告されています。法の手順としては、この件につき見解を求められれば、そう答えるべきであるが、立地指針等にしか現れない40-50年前の考え方に基づく、250mSvの数値使用が妥当かとの経済産業大臣、文部科学大臣等の諮問に対する放射線審議会の答申として、「それで妥当」としている。ところが、福島現地での厳しい状況を反映して、今になり500mSvを限度へとの、再引き上げの議論も始まっている状況である。まさに「モグラたたき」的、場当たり的な政策決定のプロセスで官邸と行政機関がとっているように見える。放射線審議会での決定事項をふまえないこの行政上の手続き無視は、根本からただす必要があります。500mSvより低いからいい等の理由から極めて短時間にメールで審議、強引にものを決めるやり方には大きな疑問を感じます。重ねて、この種の何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で、「妥当」と判断するのもおかしいと思います。放射線審議会での決定事項をまったく無視したこの決定方法は、誰がそのような方法をとりそのように決定したのかを含めて、明らかにされるべきでありましょう。この点、強く進言いたします。


 

2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい

 緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際的な常識があります。それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよろしくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

 小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。

 また、今回の福島の原子力災害に関して国際原子力機関(IAEA)の調査団が訪日し、4回の調査報告会等が行われているが、そのまとめの報告会開催の情報は、外務省から官邸に連絡が入っていなかった。まさにこれは、国際関係軽視、IAEA軽視ではなかったかと思います。また核物質計量管理、核査察や核物質防護の観点からもIAEAと今回の事故に際して早期から、連携強化を図る必要があるが、これについて、その時点では官邸および行政機関は気付いておらず、原子力外交の機能不全ともいえる。国際常識ある原子力安全行政の復活を強く求めるものである。
           以上

2011年4月30日(土)
近代の墓標
  近代の墓標。大江健三郎が眠るところ。大塚久雄が眠っている。近代主義はその辺に寝っ転がっている。近代の知性もまたここに眠る。筋道を間違えた三島由紀夫や川端康成も眠る。丸山真男も。

  近代は知性が先行した、先達欧米を真似ることから始まった。と考えたのは、実際はごく一部だった。

  大江健三郎に立てついた者は、出版業界からいちゃもん難癖をつけられて業界からパージされる、これは有名な噂話である。近代の知性とはそういう性質のものである。粘着質なかれの性格は執拗に、あの手この手で業界から消え去るまで、追い詰めるそうだ。だから彼の周りはキレイキレイ、御用聞きしかいない。可哀そうなもんだ。

  御用聞きは勝手口から出入りする。正門は家主の主家を迎えるために、また主家への用のために開門される。
 ヒメ・セアカ・ケバエ: ハエ目ケバエ科
2011年4月30日(土)
人生は選択できる
  人生、生き方は選択できる。自分の存在は自分で決めることができる。近代における人生観、世界観とはそういうものだ。
  いらないものはいらない。そうじゃないのか。東電や政府・官僚、報道機関が、わしらの世界観に従えと言ってる。法律と、憲法はわしらが作ると言ってる。ばかじゃないか、あきれるネ。世界観、文明観の違いでしかない。ならば簡単である。

  従う人は、ウソをついたと言う、もう信じられないと言う。世界観が違うとは、言わない。よ!ご同朋。どこまでもご同行してなはれ。あたいはやだね。やだねったら、やだね。

  人生、生き方は選択できる、と言った。人生は自分のもので、作るものである。少なくても近代はそう教える。できるかどうか、そんなもんやってみなければ判らない。判らないから、戸惑い、立ち止まったりする。そこでいちいち悩むから、「わからない」が起きる。起きるのは自身の身に起きる。だから戸や壁の前で惑う、立ち尽くす。
  逡巡、戸惑いは、個人に起きる。みんな一斉に起きるものではない。たまに斉一的に起きることもある。大きな災害がおきると、呆然自失するとそんなこともある。


  自失呆然: 市民が描いた広島原爆の絵 →

  両手が虚ろに浮いている。悲惨であれ凄惨であれ当事者はこうなのである。見つめたこの絵を描いた人の心はいかようであったろうか、描くまで、多分このような自分であったことを自覚したからこそ描けたんではなかろうか。手を動かす身体とはそういう回復力を持っている。

  近代は個人を生んだ。個人は孤独と見つめ合う。一人が一人に対峙する。まず自分と向き合う。それが出発点で、その先に共感が見える。こればかりはどうしょうもない。

  個人は「脳」に宿る、と言う錯覚がまだ亡霊の如く彷徨っている。マルクス・ダーウィン、フロイトの追随者エピゴーネン、つまらぬ近代の遺産から解放されねばならない。

  東電や、政府・官僚、学者、報道機関と共感できない自分を見つけたら、孤独を味わう。そして、二手に分かれる。ぶるぶると身震いして、戻って彼らの列に並ぼうとする人たち、それとは別の道を行こうとする人たち。
  人は、いつまでも茫然自失ではいられない。身体は脳より早く生きる道を見つける。旧態への道か、新たな道か。新たな道に道票はない。旧態の道にはある。そう守旧派は誘う。

  選ぶのはあなた。決してあなた方ではない。見る前に跳べ。私は私、決して私たちではない。

  これで、腹痛と下痢を治せるだろう。
 どこで咲こうがモミジはモミジ、猫は猫。そうじゃないのか

写真は 28 April, 2011

絵はウィキペディアから拝借
2011年4月29日(金)
ほ・ほう、、
福島老朽電発を考える会(ふくろう会)へ
      
http://fukurou.txt-nifty.com/jisin/

 おはら野雑木林、滋賀米原の無秩序な開発を許さないぞ
 おはら野のフクロウは、全ての原発を廃炉にするぞ
 おはら野のフクロウは、福島老朽原発を考える会(ふくろう会)と連帯し
    最後の最後まで戦うぞ、戦うぞ

 あたい、いやなものはいや、好みはきっぱりしてるの

       滋賀・湖北 おはら野に住むフクロウから、熱い連帯のメッセージ

と、申しているか、どうかは、メッセージをこちらからお聴きください。
        こちらのファイル→フクロウの声(新しいウインドウが開きます)
 
 (注意: 25MBのダウンロード、自動再生の途中でブラウザーが立ち往生することがあります。)

  28 July, 2011 8:51:13  サーバー容量オーバーのため、リンクを外しました。
 ハヤトウリの発芽: いつ見ても面妖。実のっている秋、湿度があると樹上でも発芽する。そんな奴だ。
2011年4月28日(木)
日本は法治国家だと言ってきたのは誰だ
  んも~まったく、これが最初でない無法国家ニッポン。

  日本の法律にはおかしなものが多々あり、ええかげんにせえ!と言ってきたが。

  こんなに、労働の安全が、大した議論もなく、書きかえられていくなら、法も法律もいらない。国会も司法も追随するんだろうか。大政翼賛会に所属する業・政・官・学・法のペンタゴン村の人たちよ。

  国民目線、国民が第一とは言っても、国民と労働者は違うとは言わない。派遣切りをやった刀で、労働者を掃き捨てる。大多数の国民は、「私は労働者とは違う」と思っていたら、それは間違い。

  派遣作業員 被ばく上限適用せず  4月28日 5時20分
    NHKニュース    →http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110428/k10015603581000.html

-以下全文 -
  福島第一原子力発電所の事故に対応するため、全国の原子力発電所から派遣されている作業員は、通常許容される年間被ばく量の上限を超えて元の発電所で作業できなくなる可能性があることから、厚生労働省はこうした作業員について当分の間、通常の上限を適用しない方向で検討しています。

  全国の原子力発電所で働いている作業員について厚生労働省は通常許容される放射線の年間被ばく量の上限値を50ミリシーベルト、5年間の上限値を100ミリシーベルトと定めています。しかし、福島第一原子力発電所の事故に対応するために派遣された作業員は作業期間が長引くと年間被ばく量の上限値を超えて元の発電所に戻った後、作業できなくなる可能性があるということです。このため厚生労働省は福島第一原子力発電所に派遣されている従業員については当分の間、年間50ミリシーベルトの上限値を適用しない方向で検討を進めています。ただ、5年間の上限値については「これを超えると作業員の安全が確保できなくなるおそれがある」としてそのまま適用する方針です。


2011年4月28日(木)
4.28沖縄デー
日本に原子力発電の専門家はいなかった。

 レンゲの花: これから花房がドンドン上がってレンゲらしくなる
  ああだのこうだの書こうかと、ググルが読売以外のソースが見当たらネェ。それで、確信を持って述べる。
  「原子力安全の専門家の現地派遣が遅れた」って、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は言ってるが、日本には現地派遣の出来る専門家がいなかったってことだな。
  真っ先に駆けつけようかと云う人をパージしてきたんだから。残るは「安全を確認してから」、座長まとめ役、関村東大教授に山崎NHK記者を秘書に付けて、なんて輩がそれこそ、御回診大名行列でもやっとれ。
  そりゃそうだ、安全について知見があり、判断できる人間は、全員、「ニッポン原子力村」から排除してきたんだから仕方ないわな。

  国会議員さんも議員さんだわ。国会村でしか、起きない出来事に、それが世界の人たちだもんね、ああだの、こうだの言ってたって、実際ってのは、起きてるんだからね。そりゃ国会は、国民を排除した所で成立するんだから、でも、国会議員は国民と違う、とは言わない、国民目線・国民が一番なんだって。

  読売が、先鋒を今回勤めたのは、「反省してんだから、これ以上もう言わないでやってネ」って、見え見えニャロメなのだ。

読売新聞on line →http://www.yomiuri.co.jp/
  
  専門家派遣遅れ「本当に失敗だった」班目氏反省 (2011年4月28日01時37分  読売新聞)
        →
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110427-OYT1T01025.htm?from=main4
-以下全文 -

  内閣府原子力安全委員会の
班目(まだらめ)春樹委員長は27日、衆院決算行政監視委員会に参考人として出席し、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生後、原子力安全の専門家の現地派遣が遅れたことを認めたうえで、「本当に失敗だったと反省しております」と述べた。

  国の防災基本計画では、原子力災害の発生時には、同委の「緊急事態応急対策調査委員」ら専門家を現地に派遣すると定めている。しかし、この日の同委員会で、班目委員長は、地震発生直後に現地に派遣したのは事務局職員1人だけだったと説明。結果的に、安全委が政府の現地対策本部(福島市)に専門家2人を派遣したのは4月17日で、班目委員長は「大変遅くなってしまった」と対応の遅れを認めた。

この読売新聞から配信を受けた、YaHoo! news
        →http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00001025-yom-soci

  専門家派遣遅れ「本当に失敗だった」班目氏反省  読売新聞 4月27日(水)21時49分配信
-以下全文 -
  内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は27日、衆院決算行政監視委員会に参考人として出席し、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生後、原子力安全の専門家の現地派遣が遅れたことを認めたうえで、「本当に失敗だったと反省しております」と述べた。

  国の防災基本計画では、原子力災害の発生時には、同委の「緊急事態応急対策調査委員」ら専門家を現地に派遣すると定めている。しかし、この日の同委員会で、班目委員長は、地震発生直後に現地に派遣したのは事務局職員1人だけだったと説明。結果的に、安全委が政府の現地対策本部(福島市)に専門家2人を派遣したのは4月17日で、班目委員長は「大変遅くなってしまった」と対応の遅れを認めた。
                                   最終更新:4月28日(木)1時37分

YaHoo!のnewsには別のバージョンがあって。

   専門家派遣遅れ「本当に失敗だった」班目氏反省  April 28 [Thu], 2011, 1:00

 内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は27日、衆院決算行政監視委員会に参考人として出席し、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生後、原子力安全の専門家の現地派遣が遅れたことを認めたうえで、「本当に失敗だったと反省しております」と述べた。

 国の防災基本計画では、原子力災害の発生時には、同委の「緊急事態応急対策調査委員」ら専門家を現地に派遣すると定めている。しかし、この日の同委員会で、班目委員長は、地震発生直後に現地に派遣したのは事務局職員1人だけだったと説明。結果的に、安全委が政府の現地対策本部(福島市)に専門家2人を派遣したのは4月17日で、班目委員長は「大変遅くなってしまった」と対応の遅れを認めた。

 また、班目委員長は、地震発生日の3月11日、安全委が調査委員40人に携帯メールで連絡を取ろうとしたがつながらず、交通機関もストップしたことから、数人しか集まらなかったことも明らかにした。
  さて、このケータイうんぬんを報道各社、どう扱うんでしょう。


カーボロ・ネロの花: キャベツ・クロってきっぱり言えよ
2011年4月27日(水)
おぼしき事言わぬは腹ふくるるわざなれば、、

↑今年一番のジャコウアゲハ  ↓マムシグサ

  言ひつづくれば、みな源氏物語、枕草子などにことふりにたれど、同じ事、また、今さらに言はじとにもあらず。おぼしき事言はぬは腹ふくるるわざなれば、筆にまかせつつ、あじきなきすさびにて、かつ破すべきものなれば、人の見るべきにもあらず・・・ 吉田兼好

  三日も腹痛がおさまらぬ、きっとお口チャックしているからだろう。

  鎌倉時代が終わり、すっかり「実質」ってものを「下々」に譲り、彼らが欲しがる「官位」を「有職故実」に法って与える「集団」と化していた、または「官位」を与えることが世界だった都の貴族たち。祭事を行う「帝」を頂点に、全てを知り尽くしている「執政」貴族が政治を行い、行うといったて実行する「振興勢力」武士集団に任せちゃった時代。卜部兼好は生きた。

  そんな時代がいまだに続いているかの錯覚を覚える今日この頃。

  その後の、江戸開府たって、「大政奉還」だって、「官位」のやり取りの範囲じゃないか。「お上」はなんでも知っている。知っているから、知っていたからこそ「改革」を行う。でも直訴した輩は「秩序」を乱し、「和」を乱したから「獄門・磔」そんな時代が今も続いているんだろうか。

  お上が、「国民目線」、「国民が一番」って言うが、お上と国民は違う、とは言わない。大学を出ていつの間にか「中産階級」になった国民は、貧民とは違う、とは言わない。労働争議に対して、市民の迷惑になる行為は止めてくれというが、市民は労働者と違う、とは言わない。

  祭りごとや、政りごとが、これほど世間とかけ離れるのは、世の中の立て札が報道機関と名を変えて、
立て札を解題する「かわら版」がツイッターやユーチューブに名をかえたからだろう。

  「立て札」の内容に忠実ではない、好意的でない「かわら版」をして「風評」と呼び、そこから生じる「立て札」の主が言う「被害」が生じる。なあんのことはない、コントロールしたくてもできない情報を「風評」といってんだ。「風評」と「流言飛語」は違う、とは言わない。

  話を飛ばすが、「インテリが作って、やくざが売る」っていう話がある。昔、中日新聞に、「これって問題ありますよ」って電話したら、「誰か問題にしてますか」って電話口で言われて、「私って、誰かではないんか」。それ以来インテリと口をきくのはよした。「官庁」が用意した記者クラブに集まる出来事が、世の中の出来事の全て、すくなくとも第一報、であるかの如くに思っているインテリ諸君に愛想を尽かしているってことだね。「記者クラブ」に流した行政の報道向け広報をくつがえしたくなかったんだねきっと。勿論、世の中の新聞を購読するのもよした。でも新聞読んでるやない、って言われたくないから。

  もともと民放のアホ番組は見なかった。総務省の肝いりで、過疎地の高度情報化政策に乗って、私の住む地域は、CATVによるNHKほか民放回線とたかだか30MのADSL通信回線が整備された。その後、火事なんかで、ケーブルが焼けると復旧まで何時間も多くの世帯がTVを見られなくなる。まあ、そんなCATV経由で防災行政放送が流される。きっと、災害でケーブルが切断されても、切断されていないことにして行政放送がながされるのだろう。もちろん地域住民はTVを見ることはできない。

  導入時、加入初期費用7万なにがしは無料です。月々の使用料は払ってください。これって、生命保険の裏話、最初の1カ月分は私が負担してサービスしますから、ぜひとも今加入してください、なんて生保勧誘員がいた。30年×12ヶ月=360回分の1って、何パーセント引き?

  それで、私んちはケーブルテレビZTV(官民独占事業)に入っていない。今も難聴地帯の私んちはアンテナあげても、TVを買い変えても地デジは写らない。3000世帯ほどの全戸加入が前提のこの過疎地の高度情報化政策=過疎地の電波・通信一体化政策によって、NTTも関電も光ケーブルの一般住宅への開放に二の足を踏んでる。コンビニATM・金融機関など大口高速回線は引かれているだろうけど。
  私んちから400m離れたところにNTTの無人中継所がある。家の前を通った光が中継所経由で折り返してアナログしている。だから結構早いが、1Kも離れた所ではADSLもISDNも速度が変わらない。
  情報難民なわけだ。政府と旧米原・伊吹町の合作のお陰で。ケーブルTVに加入しなさい、とはいうけど情報難民とは言わない。勿論、私はただになってもZTVを利用しない。それくらいの節操はもってる。

  ついでだからいっとこう。この「過疎地の高度情報化政策」予算(総務省)で図書館もでけた。でも文部科学省の予算ではないので、県立図書館など文部科学省系のコンピュターに接続できないでいる。また、そのこととは別だが、山東町はその時図書館なら司書を置かねばならないが、専門職で採用せず学芸員もそうだが、何年かしたら、行政一般へ配属される可能性を持った一般行政職で採用している。この町には専門を「知性」を育てる人がいない訳だ。

  そうして出来た「ルッチ・プラザ」にCATVの基幹設備サーバーが置かれている。「ルッチ・プラザ」なる名称に決まる際、その名称は公募された。選考委員会の委員長は、当時、この「建屋」、流行りだから使う、を含めて「町づくり」に行政のアドバイザーをしていた一団のトップで、こう書けば産官学共同の先端を行く立命館大学の教授とそのゼミ生ってのが判るだろうけど、「建屋」ルッチプラザのコンセプトや、「町づくりにしめる」この建屋の位置なんぞをしりつくした集団のトップが委員長で、応募したゼミ生も教授について歩いていたんだから、選考もなにもおあったもんでないが、「これって問題だよ」って電話したら「誰が、問題にしてるの」って、電話口で折り返されたら、「アホ」というか、「唖然」と口をあけるか、、だわ。

 ← マキノ・ピックランドのメタセコイア並木に埋設されている融雪装置の金の出所。原発は口においしい銭を詰め込んでくれるよなあ。メッタセコイ話よなあ。そのお口、チャック、ねえ。
  融雪設備に金をまわしても「モニタリング設備は壊れたままだもんなあ。

   この空を、この雪を汚すのは誰? ねえ泉峰一お代官様、ねえ。


  マキノ・ピックランドを訪ねた →
おはら野ママ

  ついでが続いて恐縮。ピックランドってどういう意味って施設の人に訪ねたら、果物の「摘み取り園です、って返事があった。

  日本人の私には、アイスピックの先の尖ったピック、ピクニックのピック、レコード盤の音を拾うピックアップなど、先の尖ったもので、拾いあげる、つまみあげるのイメージがあって、リンゴやナシをもぎ取るイメージがわかない。クリ園があるので、落ちたクリのイガを拾い採るイメージか。
  英語のイメージが散白なのか、日本語を大事にしないまま英訳してしまうというか、「これでいこか」とした人たちの貧困を思う。もちろんイメージの貧困をいうのだが。

  ピクニックバスケットを持って森に住むおばあちゃんを訪ねる赤づきんちゃんか。おばあちゃんが狼に化けていましたとさ。やさしい狼だっているんだってさ。




  写真は2011年1月に写した
2011年4月26日(火)
人を、アホ、アホ言ううたらあかんらしいから言う
  人をアホ、アホ言ううたらあかんらしい、から言う。お前、アホとわ言わんが、賢いとはよう言わん。

  と、ぶうたれていたら、お腹がぐにゅぐにゅ言うではないか。昨日から、腹痛いなあ、冷えたか。旨いもん喰って治そうと思うんだが。

  降参、参りました。そうそうに寝た。
  タカナとアブラゲを炊いたん
2011/4/23「原発いらない」
草津デモ

中日新聞/滋賀版朝刊 2011/4/24
2011年4月24日(日)  原子力発電所はいらねえ 反核・反原発
悲しみと憤り
泉峰一米原市長は、原発、即時廃炉を申しいれよ。
この期に及んでも、関電と政府・原燃・原子力開発機構に追随する、銭にまみれた絆、「安全に運転」を撤回せよ。
「東電・政府・文部科学省・報道」がいう「安心、安全」、「健康に影響がない外部・内部被曝」の欺瞞を粉砕しよう。
子供たちの未来を、彼らに託さず、私たちの手で未来を獲得しよう!

  米原市と泉峰一市長は、「原子力施設」の廃炉を求めていない。安全ではない関電原子力発電所、「もんじゅ・ふげん」に「安全対策の強化」などという欺瞞にみちみちた申し入れを行い、東電、政府に追随した。
  安全協定に名を借りて、地元補償の名の「銭のバラ播き」を、「銭の絆」をつくろうとしている。

  米原市の広報は、レジュメ、メモでしかない。「~について」以下の内容が書かれていない。これでは、何をどう考えたか判らないではないか。米原市は、自らも情報提供と説明責任を果たせ。
  「~について」以下の内容のない文章は、どちらにでも転ぶことのできる旧い「わしにまかせておけ」的態度が見え見えである。権力・地位の盥回しを、やめさせよう。彼らの「絆」を断ち切れ。

  滋賀県、とりわけ隣接市町村に監視・観測設備を設置するのは、地域住民の暮らしと命を守る地方自治体の仕事である。この間の東電・政府のデータの公開、情報の開示をみれば、その姿勢は決して住民の暮らし・健康・命をまっさきに重視したものではないのは明らかである。そんな彼らに、預ける仕事ではない。老朽化し、壊れても放置している滋賀県政と市政に物申そう。

  「8.自然エネルギー導入への積極的な取り組みについて」の項目は、滋賀県知事の「ダム凍結宣言」と2005年(平成17年)に「淀川水系流域委員会」の答申によって凍結された「丹生ダム(旧高時川ダム)」のいわゆる長期化ダム事業を、ネジ曲げようとする自民党的謀略のお先棒担ぎだろう。醜い政治を暴露し、私たちに必要な琵琶湖・淀川水系を作ろう。

  総じてポーズと謀略の「安全対策の強化」申し入れを撤回させ、私たちの暮らしと命を守るために「原子力発電所の廃炉」の申し入れを行わせよう。
  私たちの未来は、私たちの手で、この手で獲得しよう!
                                                     おはら野農園   龍  隆    (滋賀県米原市在住)


米原市と泉峰一市長の申し入れの内容     - 米原市サイトから (写真を削除し、リンクを解除しています)

原発事業者に対して安全対策の強化申し入れを行いました
   
2011年4月22日更新

 日本原子力発電株式会社、独立行政法人日本原子力研究開発機構、関西電力株式会社に対し、高島市、長浜市、彦根市、米原市の4市が合同で安全対策の徹底などを求める申し入れを行いました。

3事業者に対しては

  1. 原子力施設のより一層の安全確保について
  2. 監視体制の強化について
  3. 災害時の情報伝達の徹底について
  4. 情報提供と説明責任について
  5. 原子力災害対策にかかる法律等の見直しについて
  6. 情報の提供と連携の強化について
  7. 安全協定の締結に向けた検討について
  8. 自然エネルギー導入への積極的な取組みについて

 など8項目についての申し入れを行い、安全対策の徹底や迅速な情報提供を合同で求めました。

担当:市民安全課(近江庁舎)
 TEL 0749-52-6630 FAX 0749-52-6930
 問い合わせはこちらから
 -以上、転載 -

  米原市公式サイト →http://www.city.maibara.lg.jp/
      救急医療と防災    →http://www.city.maibara.lg.jp/index.php?pid=45
        /東日本大震災関連  →http://www.city.maibara.lg.jp/index.php?oid=9655&dtype=1000&pid=159原発事業者に対して安全対策の強化申し入れを行いました
(報道機関でさえ、大震災と、福島原発事故は別のカテゴリーにしてるのに、一緒くただわ)



原子力安全協定締結を 県内4市長が3社に要望  2011年4月23日  中日新聞 /滋賀版

  長浜、高島、米原の3市長が22日、福井県敦賀市の日本原子力発電(原電)敦賀地区本部を初めて訪れ、同社と日本原子力研究開発機構、関西電力の原発事業者に、原発を立地する福井県内の市町と締結している原子力安全協定の締結などを求める申し入れをした。長浜、高島市長は訪問後、福井県内で年1回、国や県、町などが実施する原発事故の防災訓練に参加する意向も示した。

  訪れたのは藤井勇治(長浜)、西川喜代治(高島)、泉峰一(米原)の3市長。原電常務取締役敦賀地区本部の加藤真治本部長ら事業者3者の代表者が応対した。彦根市の獅山向洋市長は申し入れに名を連ねたが、欠席した。

  藤井市長が滋賀側を代表して、近畿1400万人の水源である琵琶湖の水質や環境を守るため▽4市との原子力安全協定の締結▽原発施設の安全性の確保▽滋賀県内の放射線量を測定する装置(モニタリングポスト)の整備▽住民への情報提供▽定期的な協議の場を設ける-などを要望した。

  事業者を代表し加藤本部長は東日本大震災による福島第一原発の事故に触れ「起こしてはならない重大な事故で、大変重く受け止めている。緊急安全対策に加え、今後とも必要な対策を実施していきたい」と答えた。

  福島第1原発の事故では、原発周辺20キロ圏内は住民の立ち入りを禁じる「警戒区域」に指定され、半径20~30キロは緊急時避難準備区域になっている。福井県内には、現在国内最多の14基の原発が稼働中で、福島のケースを4市に当てはめると、隣接する長浜市の一部は警戒区域に、50キロ圏内に入る他3市も避難を余儀なくされる恐れがある。       (浅井弘美)


  中日新聞/滋賀版  →http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110423/CK2011042302000087.html

2011年4月23日(土)
ママは、原発いりません
4.23 「原発いらん!草津(滋賀)デモ」

  原子力 もうけっこう!
  ママは原発いりません!

  デモ参加者は50人くらいだったかな。
  滋賀・湖北を代表して、デモ行進してきました。二人でデモに出かけるのは、40数年振りじゃあないかな。
  あの頃、彦根で、10人位の隊列の時もあったなあ、おマワリさんの数のほうが多かったりして。


  自分のことは、自分でけりをつける。今まで、そう生きてきた。これからもきっとそうする。
  誰かと共にでなければ行動できない、誰かと話し合い相談をすぐしたくなる市民主義者とは一線を引いてきた。これからもそうだろう。

  喰いたいときに飯を喰い、したいときにしたいデモをする。



電波時計が調子悪くないですか?「福島原発事故の影響がこんなところにも」
                                     -2011年4月5日 03時29分』

           →http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20110405/Getnews_108755.html

●電波時計の電波がこない
  東日本にお住まいの方、最近電波時計の調子が悪くないですか? 実は僕の家の電波時計も、ビタッと12時のとこで止まって動かなくなったり、突然時計の針が高速でグルグル回りだしたりして、「なんかちょっとこわい」ホラーな感じになってました。普通に動いているように見えるときも、実は微妙に時間が遅れていたり……微妙に進んでるんだったらまだいいんだけど。一体どうなってるんだろう、ということで調べてみると、「日本標準時プロジェクト」のサイトにこのような表示がありました。

40kHz標準電波 避難命令に伴い3月12日19時46分JSTより停波中 復旧見込み未定

おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です
福島第一原子力発電所周辺地域に避難指示があったことを受け、
3月12日19時46分、おおたかどや山標準電波送信所からの送信を停止し
同送信所の要員も地域外に退避しました。
  つまり、東日本をカバーする標準電波送信所が止まってしまっているということです。標準電波送信所は日本に2箇所あり、西は福岡県、東は福島県に設置されています。福島の送信所は事故が起きた福島第一原発の近くにあり、先日避難命令が出たエリア内でした。そのため、電波を停めて送信所の方々も避難した、ということです。つまり、電波が出ていません。そして復旧の見込みについては未定とのこと。原発事故がおさまらない限り退避が必要な状態は続きますから、電波は復旧しないということになります。福島原発事故の影響がこんなところにも……。
-以下略 4月7日「野良日記」を読んで -


我が家の電波時計。4月7日の「野良日記」に書いた。
2011年4月21日(木)
生協よ、あんたもか。 
農家の応援、支援の名を借りて、東電、政府に加担する行為は即刻止めろ
東電、政府は、すぐに賠償責任を果たし、農家の生活支援をせよ。

 氷点下になった朝、伊吹山の頂上は雪。

  食品を放射性物質で汚染させた責任は、それを生じさせた東電にあり、賠償責任は免れない。そして政府は、暫定規制値以上の食品を流通させない、という食品安全法上の責任がある。流通・販売業者には、「食の安全を守るために」疑わしきものは、己の責任で判断して、流通・販売させなければならない。
  現在の政府の規制の仕方では、流通、販売者が放射線物質に汚染されているか検査し、その値を公表することを含めて自らの費用で行われねばならない状況にある。後の賠償を受けるにしても。

  下の各報道機関の記事を読んでみると、パルシステム生協は、指摘を受けてから検査している。仕入先の不始末とは言え、販売業者としての責任も免れないと思う。その後の責任は果たしてはいるようだが。

  東電・政府・地方自治体、報道機関、流通、販売業者ともに、「食の安全」を標榜する割には、本来は0ゼロであるべき放射性物資に汚染された食品を暫定規制値以下であればOKとし、、「守るべき命は誰の命」を思う心が欠如している。

  私も野菜を作って販売している。仮に福島原発の近くで野菜を作っていたら、0ゼロであるべき土、空気、水が汚染されたら、販売を中止するだろう。そんな土、空気、水にした東電、それを後押しした政府、官僚、産業界、学者、報道機関に憤りを覚え、県庁、中央官庁街に、野菜をぶちまけにいくだろう。
  加害者になんとかしろとお願いする筋合いのものではなかろう。元の土、空気、水に戻せと抗議すべきことである。

  被災地の農家を応援、支援することと、放射性物質で汚染された(0でなければ汚染されているという認識が必要、それでも東電に味方して食いますか)食品を供給することはまったく別の話である。私はそう思っている。


  原発事故被災地からでる放射性物質に汚染されたガレキの処理の問題が生じている。そして、雨水、下水に流れて溜まっていく下水処理場での汚染物質の扱いを巡る問題が浮上しつつある。これについては改めて考えたい。
  「汚したのは誰だ」 「そんなことは起こらないといったのは誰だ」、つい忘れてしまいそうになるが、この一点譲ってはならない。



放射性物質の検出に関わる農産物のお届けについてのお詫びとお知らせ 掲載日:2011年4月18日
                          パルシステム生活協同組合連合会 産直推進部 産直開発課
                              http://www.pal-system.co.jp/topics/owabi/110418/index.html

  -以下全文 -
  日ごろよりパルシステムの商品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

 4月2回の4月11日(月)にお届けいたしました「コアフード・ほうれん草」の一部で国の出荷制限の掛かっている千葉県多古町産(有限会社 北総ベジタブル)のホウレンソウを誤ってお届けいたしました(当該商品供給総点数1232点中、74点)。

  なお、今回誤ってお届けしたものと同じロットのホウレンソウを検査したところ、国が食品衛生法に定めている暫定規制値を下回っていることが確認できております(※)。健康に影響を及ぼすことはありません。

※検査結果
放射性ヨウ素 70ベクレル(暫定規制値2000ベクレル)
放射性セシウム 28ベクレル(暫定規制値500ベクレル)

商品 コアフード・ほうれん草 1束 248円(税込み)
カタログ yumyum(ヤムヤム)、Kinari(きなり)
お届け日 2011年04月11日(月)
該当供給点数 74点(当該供給総点数1232点中)
該当生協・センター 以下の表をご覧ください。

  つきましては、下記のお願い、対応をさせていただいております。誠に申し訳ありません。お詫び申し上げます。

  なお、下記のセンターに該当する、ホウレンソウがお手元に届いた可能性のあるみなさまには、4月14日(木)および15日(金)に、お詫びと廃棄のお願いの旨を電話でお伝えするとともに、その旨を記載したハガキを15日(金)に投函させていただきました。該当する組合員の方全員へのご連絡が完了しております。

該当センター/月曜日コースのみ該当

生協名 センター名
パルシステム千葉 習志野センター、市原センター
パルシステム埼玉 入間センター、白岡センター
パルシステム群馬 東毛センター、渋川センター、高崎センター

 また、農林水産省および千葉県にはこの事を報告し、ご指導をいただいております。

 せっかくご注文いただいたにもかかわらず、ご心配、ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申しあげます。このようなことがないよう努力してまいりますので、今後ともパルシステムのご利用をよろしくお願いいたします。



出荷制限の掛かっている千葉県多古町産のほうれん草を誤って配送した
 あらゆる製品の品質と安全の向上を応援する、不具合とリコールのポータルサイト
 fuguai.com
http://www.fuguai.com/index/main_page/product_fuguais_info/cPath/12_243_3161/products_id/16421/fuguais_id/22580
  こちらの「fuguai.com」にも、掲載されている。 fuguai.comの活動については、トップページへ


翔け 有機農業 
            国際有機農業運動連盟(IFOAM)会員     ㈱自然農法販売協同機構
                                http://www.shizennoho.co.jp/
のHPから、産地情報  (有)北総ベジタブル
                      http://www.shizennoho.co.jp/HP/joho/joho42.htm
 -以下、コピペ 写真など画像は削除しました。リンクも解除しています -
団体名 (有)北総ベジタブル
代表者名 平山 弘
代表住所 千葉県山武郡芝山町
組合員構成 1戸
生産者写真
<JAS有機認定内容>
認定機関名 JONA 認定番号 JS000828FA-51
認定日 2006年12月22日 認定圃場面積 245.13アール
生産工程管理責任者名 平山 茂己
格付責任者・担当者名 平山 弘


主な作物
品名 農家さんおすすめポイント!
ほうれん草  
小松菜  
みず菜  
ルッコラ  

土づくりへのこだわり
我が家の農業のモットーは「農の基本は土づくり」です。特に堆肥についてはこだわりが深く、おがくずを中心に落花生、落葉等を集め、牛糞・鶏糞などを混ぜ合わせ、2年間かけて完熟堆肥としてつくり上げます。今は葉物中心ですが、ねぎなども導入して輪作体系を組みたいと思っています。
<土づくりのための資材>
資材名 原材料
堆肥 牛ふん、鶏ふん、木粕、たまごの殻 
セルカ 瀬戸内海で養殖されるカキ殻を100%原料に使用した商品
(製造元 卜部産業㈱)
発酵鶏糞 鶏糞
味よし特号 蒸製骨粉(豚)、蒸製毛粉(鶏)、植物油粕、魚介類
ニーム核粕 ニームの樹液の搾りかす
アーゼロン有機 鶏糞と発酵菌(アーゼロン)
菜種油粕 菜種油の搾り粕
米糠
土壌っ子 魚粉、米糠、油粕、大豆粕
フィッシュクイーン フィッシュソリブル副産複合肥料
貝殻粉末 貝殻

病害虫対策へのこだわり
パイプハウスを使用していますので周りにネットを張り、害虫の侵入を防いでいます。
今後はハウス周辺に防虫資材等を設置しようと考えています。
<病害虫・雑草対策に使用する資材>
資材名 使用理由
熱水土壌消毒装置 熱湯で病原菌を死滅させ、収量を回復させる。土壌を再生させ、連作障害から起こる諸土壌病害を防止する。

産地の特徴
成田空港の東側約3kmに位置し、古くから農業が営まれていました。気候・風土ともに良好で特に野菜生産に向いています。土質も関東ローム層に属し、肥沃です。また、野菜生産組合全国一を誇る丸朝園芸農協も同じ町内であり、農家自体の技術も高く、品質等も各分野から高く評価されています。
有機農業に取り組んだ時期と理由
平成元年頃より従来の栽培に対し、疑問を感じていました。特に農薬に対する安全性については使用基準を含め、考えさせられることが多くなってきました。そのような中で近くで有機農産物を取り扱っている生産グループを知り、さっそく組合員として活動を始めました。
グループのモットー
『安全・安心・おいしさを運ぶふるさと宅急便』
という想いをこめて、日夜生産に励んでいます。
有機農業をつづけてきて苦労したこと・うれしかったこと
年間を通じて害虫の被害には苦労させられます。防虫ネット等を使用して防いでいますが、時として大発生してしまうことがあります。しかし、作業する人にも安全であり、安心して食べていただけることが一番うれしく思います。
お客様へのメッセージ
安全・安心・おいしさをモットーに努力しております。堆肥等も多量に投与し、栄養価の高い野菜作りを目指しています。特に味の面ではお客様においしいとよろこばれています。たまにはかわいい虫さんのあいさつがありますがごめんなさい。召し上がる前には必ず水洗いをしてから調理して下さい。



出荷制限のホウレンソウ流通  (2011年4月21日 読売新聞)
                          
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39765
  -以下全文 -
  原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限の対象になっている千葉県多古町産のホウレンソウ380束がパルシステム生活協同組合連合会(東京都)に納品され、うち74束が埼玉、群馬、千葉3県の70世帯に宅配されていたことが21日、分かった。

  千葉県によると、生産者は同県芝山町の「北総ベジタブル」で、商品名は「コア・フード ホウレンソウ」。10日に生協に納品され、生協が11日に商品内容を同社に確認したところ、多古町内のほ場で生産していたことが分かった。74束は組合員に宅配され、うち36束は消費されていた。

  生協が14日に回収したホウレンソウを検査したところ、放射性ヨウ素は1キロ・グラム当たり70ベクレル(暫定規制値同2000ベクレル)、放射性セシウムは28ベクレル(同500ベクレル)で、いずれも暫定規制値を下回った。

  県は多古町産のホウレンソウについて3月25日に出荷自粛、4月4日に出荷制限としたが、同社は「自粛は分かっていたが、出荷制限は知らなかった」と説明したという。北総ベジタブルは自粛・制限対象外の芝山町に所在している。



「出荷制限」被害は政府無策の責任だ
「自主的な検査、出荷」を民間に求めた、重すぎるツケ
                             
日経ビジネスオンライン  2011年4月20日(水)
                http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110415/219464/?ST=money&rt=nocnt
 -以下、3ページのうち1ページ。以降は日経ビジネス会員のみ閲覧可能 -
  福島第一原子力発電所事故以降、関東、東北の産地で広がる農作物の“風評被害の犯人”は誰なのか――。確かに、消費者、流通業者も加担したことにはなるだろう。しかし、政策の不備、リスク・コミュニケーションの不足が拍車をかけたことも間違いない。

  農作物の放射能汚染は、放射性物質を広範囲に拡散させた東京電力に賠償責任があるのは明らかだが、風評被害の広がりを助長した点で、政府の責任も問われるべきだ。検査や管理を徹底すれば、無駄に廃棄する農作物も少なくできるはずである。

 仕入れ担当者の言葉足らずが招いた誤解

  3月21日夕、利根川流域の水田の被災状況を調べた後、農事組合法人・和郷園(千葉県香取市)の本社に立ち寄ってみると、代表の木内博一が真剣な表情で電話をかけまくっていた。聞けば、その日の昼頃、遠隔地にある取引先の生活協同組合の1つから「千葉県産野菜の出荷を取りやめて欲しい」という申し入れがあったという。同業者と情報交換しつつ、販売担当の役職員を集めて対策を協議している最中だったのである。

  前日の20日、東京都の放射能検査で、千葉県旭市産の春菊から、食品衛生法の暫定規制値を上回る放射性物質が検出されていた。その事実が21日、取引先の生協の地元の新聞でも大々的に報道され、驚いた生協の仕入れ担当者が、春菊に限らず、和郷園など千葉県産の野菜を出荷する契約先に電話で一斉に伝えたらしい。
  生協幹部との電話のやりとりで、生協の要請は「自主的に検査をして安全性が確かめられるまで、可能なら出荷を控えて欲しい。難しいなら契約通り出荷してもらって構わない」という内容で、「出荷停止」は急いで連絡した仕入れ担当者の言葉足らずが招いた誤解と判明する。

  しかし、木内のもとには、同じように生協から出荷自粛を申し入れられた同業者から相談が相次いでいた。放置すれば風評被害に甘んじる結果になると考えた木内は、風評被害を助長しかねない生協の行動に厳重抗議した。「強硬策を取って損をするのは我々出荷団体」と分かっていても、農業者としてプライドが人一倍高い木内は生協の言いなりになることをよしとしなかったのである。

 風評被害防止への対策を求めて要請活動

  和郷園は香取市周辺の青年農家の集団で、集荷・出荷販売額は20億円足らずだが、加工・冷凍部門の株式会社・和郷や都内に持つ直売店なども合わせると年商50億円もの有力な農業ビジネスグループになる。20年ほど前、木内氏がゴボウをカットして生協に納入したのが評判となり、仲間が次々増えて農事組合法人となった。

  卸売市場に出荷すると、仕入れ量が多い量販店の力が強すぎて、出荷団体は量販店の仕入れスタンスに振り回されがちだ。和郷園は、独自ブランド商品の開発や循環堆肥の使用、栽培管理基準の作成など消費者の期待、ニーズに応える農業の実践を心がけ、市場出荷作物との差別化、直販体制を築き上げてきた。しかし、福島第一原発事故による放射能汚染問題はそうした契約出荷団体も容赦なく風評被害の渦の中に巻き込んでいる。

  「小売業界は慢性的なオーバーストア(店舗過剰)。生産者がその犠牲になることがあってはならない」
 「生産者が集まって政府や流通業界に意見を言うために、生産者適正取引協会(仮称)のような組織が必要だ」


  長い間そう考えていた木内は3月26日、民主党に対する農家の提言組織「食と農の再生会議」で事務局長を務め、さんぶ野菜ネットワーク(千葉県山武市)常勤理事でもある下山久信と、生協のパルシステム生産者・消費者協議会の代表幹事で佐原農産物供給センター(千葉県香取市)常務理事の香取政典らに相談を持ちかけた。

  そして、直販・直売中心の農業を展開する16の団体・法人と共同で千葉県契約取引連合会を設立。下山、香取とともに共同代表に就任して、早速、農林水産省や厚生労働省、国会に放射能被害の救済、風評被害防止への対策を求めて要請活動を始めた。



東日本大震災:福島第1原発事故 千葉産の野菜を制限中に誤り出荷 パルシステムに
                                            毎日新聞 2011年4月21日 東京夕刊
                   http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110421dde041040057000c.html
  -以下全文 -
  国の暫定規制値を超す放射性物質が検出され出荷制限中の千葉県多古町産ホウレンソウが、誤って「パルシステム生活協同組合連合会」(東京)に380束出荷され、千葉・埼玉・群馬県の70世帯に計74束配達されていたことが21日分かった。

  千葉県などによると74束のうち▽3束はパルシステムが回収▽35束は各家庭で廃棄▽36束は既に消費された。千葉県芝山町の農業法人が10日に出荷し、配達日の11日にパルシステムが確認を求めたところ多古町産と判明、一部が消費者に届いた後だった。同法人は県に「出荷制限は理解していなかった」などと話し、県は口頭で厳重注意した。

  パルシステムによると、配達されなかったホウレンソウの検査では、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも規制値を下回っていたという。【森有正】



出荷制限のホウレンソウ販売=千葉、埼玉、群馬に74束  (2011/04/21-12:12) 時事通信/時事ドットコム
                        http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011042100332&j4

  -以下全文 -
   千葉県は21日、パルシステム生活協同組合連合会(東京都文京区)が、規制値を超える放射性物質が検出されたため出荷を制限している同県多古町産のホウレンソウ計74束を、千葉、埼玉、群馬の3県の組合員70人に販売していたと発表した。このうち36束は回収が間に合わず、消費されたという。
  県によると、同連合会が千葉県芝山町の生産者から10日に仕入れたホウレンソウ計380束が多古町の農場で生産されていたことを11日に確認。急きょ回収を進めたが、間に合わなかった74束が組合員に届き、うち36束は既に消費されていた。
   同連合会が回収したホウレンソウを検査したところ、検出された放射性ヨウ素131(食品衛生法の暫定規制値は1キロ当たり2000ベクレル)は70ベクレル、放射性セシウム(同500ベクレル)は28ベクレルで、規制値を大幅に下回っていた。
  多古町産のホウレンソウについては、暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されたことから、政府が4日、出荷制限を指示した。


出荷停止ホウレンソウ、70人に販売 パルシステム生協 2011年4月21日12時10分 朝日新聞
                         
http://www.asahi.com/national/update/0421/TKY201104210118.html
  -以下全文 -
  千葉県は21日、パルシステム生活協同組合連合会(東京都文京区)が、出荷停止になっている千葉県多古町産のホウレンソウを、千葉、埼玉、群馬3県の組合員70人に販売した、と発表した。

  千葉県によると、同県芝山町の生産者が10日、同生協に380束のホウレンソウを納入した。翌日に多古町産と判明。廃棄するなどしたが、74束は販売した。14、15の両日に同生協が販売した70人に廃棄を求める電話とはがきを出したが、36束は購入者が食べたという。生協は県に連絡したが、県は「販売先が特定されている」として公表していなかった。

  生産者は県に対し、「急な注文が入って出荷してしまった。認識が甘かった」と話しているという。

  同生協広報部は「安心安全な商品を届けるはずが、心配をかけて申し訳ない」とコメントした。

  農林水産省によると、同県旭市の集荷業者が出荷自粛の同市産のサンチュを出荷していたことが判明した際、今回の事案が判明したという。農水省は県に対し、農家の出荷状況などを適切に調査、把握するよう指導した。


2011年4月19日(火)
集合日時:4月23日(土)午後1時半 集合場所:JR草津駅東口2階デッキ デモ出発:午後2時
  滋賀では4月17日に、「原発はいらん! 彦根(滋賀)デモ」があった。
  今日の野良日記は紹介だけになる。
      私は行く。いかなきゃあ。

HP-反原発市民の動き- から転載
   http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/hiroshima_nagasaki/fukushima/anti_genpatu_linc.html

「原発いらん!関西行動」滋賀のY.Kさんの報告

昨日は朝から、草津デモの街宣後、大阪御堂筋デモに参加しました。
中ノ島は、次々と参加者が集まり、まさに足の踏み場もない状況。主催者は、当初600名の予定だったようですが、それをはるかに超える3500の参加か。
滋賀からは、県が、県北部の4地点に設置していた、福井の原発に対する環境放射線テレメーターを、いずれも耐用年数が来て老朽化したが、補修したり装置を更新するお金がないということで、ほったらかしにしてあるという報告があり、知事の対応が問題だということが訴えられました。
若者から子どもも、おじさんおばさんも、関西各地から集まり、ほんとに元気あるデモでした。
あるサイト・・・http://aoageha.exblog.jp/15282016/
この元気をそのまま、滋賀県に持ち込んでいきたいものです。すでに、昨日彦根でデモが行なわれ、子育て真っ盛りのお母さん(お父さんもいたかな?)も参加されたようです。

参考リンク:http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/



【滋賀】

若者の呼びかけで、滋賀においても、福島原発事故を受けて、原発はいらない と訴えるデモンストレーションが行なわれます。滋賀県下はもとより、びわ湖の水でつながる関西全域からも、ぜひ、ご参加ください。家族連れ、子ども連れも大歓迎!!原発銀座といわれる福井-若狭に隣接した、滋賀県で声を上げることに大きな 意義があります。

集合日時:4月23日(土)午後1時半
集合場所:JR草津駅東口2階デッキ
デモ出発:午後2時

40分程度のデモです。雨天決行 プラカードや、楽器などを持ち寄って、楽しく歩きましょう

◆アクセス JRで 大阪から 12時30分発 京都から 13時6分発
    彦根から 12時55分発 近江八幡から 13時 9分発
  車で 草津駅地下駐車場に駐車して、エレベーターで2階へ

主催:「原発いらん!草津(滋賀)デモ」実行有志

連絡先TEL 077-565-3260 njrbf977★ybb.ne.jp(ほりいけ)
※★はアットマークに変換してください
  庭草の畑から、伊吹山

主婦や団体職員が反原発デモ行進 JR彦根駅周辺
                      2011年4月17日

 東日本大震災による原発事故を受け、彦根市のJR彦根駅周辺で反原発を訴えるデモ行進が行われた。

 全国で原発反対運動に取り組むAKO(本名・村川淳)さん=同市=(42)の呼び掛けで、県内の主婦や団体職員ら30人が参加した。

 デモ行進はJR彦根駅前からスタート。太鼓をたたきながら、「原発いりません」「安心して生きたい」と声を上げながら、彦根城までの間を往復した。 (伊藤弘喜)
2011年4月18日(月)
ゴボウの花を見たい
  こんなことしてるから仕事がはかどらないんだろう、でもゴボウの花を見たいので、植えかえた。アザミの根っこがゴボウなんだもん、掘り残したゴボウを畑の隅に動かせば、花が咲くし、種も採れる。
  楽しみだなあ。

  初心に戻るってゆうか、身の丈にあっていてゆったりとした仕事しようと思っている。
  日本でいう屋敷畑、ヨーロッパのキッチンガーデン、ロシアの郊外別荘での畑、キューバの都市部の野菜畑。どれも毎日の食卓に欲しい野菜を食べる分だけ作る。
  それとは少し違うのは、パプリカ、トマト、ナス、他、売る分も作るってことか。余った分をおすそわけ的に作るんではなくって、売るために作る分は社会参加だはな。

  今、外は雨。さっき6時前、震度1の地震があった。震源は高島市と長浜市の境になる、大浦地域、深度40Km。琵琶湖の北端になる。敦賀まで、10数キロ、しかし、福井と滋賀の間には県境があって、相互に伝わらないらしい、行政とか政治ってのは人の間を取り持ったり喧嘩したり、だから同じ理屈で政治家は県が違えば、自然災害が行き来しないと思っている。

  あんたのこと言ってんの、かた滋賀県知事、にしかわ福井県知事、ああ~~んた。
2011年4月17日(日)
第26回全国植樹祭 お手まき記念 昭和50年5月
  何を今頃、ここを?昭和50年5月、植樹祭は滋賀県で開催された。滋賀県栗東市、現在は金勝山県民の森となっている、が会場になった。同時に、昭和天皇は、種を播くこともした。その会場が、滋賀県米原市・朝日?夫馬が、ここ。現在は、県立きゃんせの森となっている。
  きゃんせの森でぐぐるとHPとブログがヒットする。なぜ、ほかんとこではURLアドレスをのせるのに、ここでは載せないのかは、このHPの園長である私のこだわりだと。

  その時、昔風にいうとお旅所、近隣では長浜・盆梅展で有名な?名前がでん、名前が変わった彦根プリンスホテル、彦根城にある県立彦根東高校の敷地内にある?名前がでん、などお旅所があって、
  この「お手まき会場」の近くの三島池に「ビジターセンター」近代になってお旅所から名を変えた、があって、旅の途中に、ここで、三島池とカモと、伊吹山を茶を啜りながら一服されるために建てられた、がある。
  その後、二度に渡って、老人ホームへ向かわれた際に、道中の観音坂トンネルが改修され、ナトリウム灯が付いたが、平時は間引き点灯で薄暗い。薄暗くて狭いトンネルを広げようと、第二観音坂トンネルの導入路が最近でけた。さて、この後は?建設業者のスケジュールに合わせて工事が進むであろう。

  などなど、は冒頭の話とまったく関係なく、今日は、ここへ落ち葉拾いに来て、桜でも見ようと奥まで入ったついでに写真した。のが、事の次第。


  この木立の中は、ゲートボールや、グランドゴルフをする老人たちで賑わうが、忙しい彼らはそれは、平日の行事で、日曜はしない。もっと忙しいから。

  そんなんで、ここの落ち葉は、滋賀県の管理下にある。従って、除草剤や、農薬、害虫駆除の薬剤は、滋賀県が管理してるであろうし、「明治の森」を知れば判る自然大好き宮内庁がゆかりの地で、そうむやみやたらと薬は使わんだろうと、米原市の無定見に較べればずっとましだろう、と勝手に思い込んで、「安心・安全」、「直ちに健康に影響」はなかろうと、ずっと続く「ウソ」を信じている次第。



  桜が、ソメイヨシノが主流になって、すっかり4月初旬のものになった。
  私は、江戸時代以前の「山桜」や「大島桜」のように、葉とともに開花し、長く咲いている桜のほうが好きなんですけど。

  ソメイヨシノは、人に媚びすぎるきらいがあるじゃあ、ないですか。

  いまだと、ちょっと視線を山にむけると新緑の木立の中に、白い花が遠景で見える。これが5月になると、フジの花に変わる。この山にあるフジの花をみるのは、浅井のほうへまわりこんで、大依~草野~小谷城、Oh GOだわ、風情あります。


  きゃんせの森で落ち葉拾いをしています。実生のフジは10年ほどで花が咲きます。時間を金で買う現代社会の外れ、おはら野農園の毎日。あっ、わずか2行のために、こんなけも、、、、


  ↓ 孤峰庵に向かう参道に一人生えしていたフジ。10年ほど経って花が咲くようになった。我が家の庭。
2011年4月15日(金) その二
近頃、あたい、疲れるの。 それは共感疲労です
  「ぬえ」には、三つの意味がある。一つは「トラツグミ」という鳥の名。一つは、「頭が猿、胴は狸、足は虎、尻尾は蛇の形で、その声がトラツグミに似ているという怪物」のこと。一つは、その怪物から転じて、「なんだか分からないもの」のこと。だから、『ぬえの名前』というタイトルには、「複雑な怪物にされてしまったあるものの正体」という意味もある。それとは別に、「なんだか分からなくても一向に構わないものの正体」という意味もある。 -以下略 -ぬえの名前/橋本治/岩波書店/1993年/p293

  今、香山リカが、「共感疲労」を広めている。そう書く私は彼女のことなんかまったく知らない。知らなくっても書ける。

  あたい、近頃、疲れるの。それは共感疲労です。なんと、ぬえを判り易くいってくれるじゃないの。物事が、判る、了解できるには、ある手順が必要なんです。「ああ、それって『ぬえ』ですね。」、そんなんで判った気になってもそれは先延ばしでしょ。

  彼、橋本治は「ぬえの名前」の別の所では、「頭が猿、胴は狸、足は虎、尻尾は蛇の形で、その声がトラツグミに似ているという怪物」を「ぬえ」と判った気になって言ったって、「頭が猿、胴は狸、足は虎、尻尾は蛇の形で、その声がトラツグミに似ているという怪物」が何者か言い当てたことに必ずしもならない。やはり、「頭が猿、胴は狸、足は虎、尻尾は蛇の形で、その声がトラツグミに似ているという怪物」と言い続けることのほうが大事、ってなことを言ってる。
  だってそうでしょうが、「レッテル」貼って、了解した気になっても、それは「了解」を意味するんであって、「頭が猿、胴は狸、足は虎、尻尾は蛇の形で、その声がトラツグミに似ているという怪物」を意味するんではないでよ。

  回りくどいように見えるが、それくらいの時間をかけねば。なぬ?、「名前とレッテルは違う」。正しく返事して欲しいものだ。「ぬえ」は、「頭が猿、胴は狸、足は虎、尻尾は蛇の形で、その声がトラツグミに似ているという怪物」が「意味」するものに名前をつけたら、「ぬえ」になったってことで、、、、くどきが続く。
  高菜に近寄る猫♀。一度は確かめたい、猫ってそう。
2011年4月15日(金) その一
これじゃあ、政治声明、プロパガンダ。御用学者団体か、日本原子力学会


  何年ぶりになるかなあ、ここへエシャロットを植えかえる。
  むごい、一か月経ってこの程度しか書けんのか。首相官邸で書いた作文に名前を貸した、日本原子力学会。

     日本原子力学会AESJ →http://www.aesj.or.jp/
    INES 評価のレベル7への引き上げについて         平成23年4月15日14時40分
                                  日本原子力学会
          http://www.aesj.or.jp/information/fnpp201103/com_ineshyouka20110415.pdf 
 4月12日に原子力安全・保安院が東京電力福島第一原子力発電所の事故に関するINES評価(国際原子力事象評価尺度)をレベル5(暫定的な評価)からレベル7(同)に引き上げました。このニュースを受け、誤解あるいは心配されている方々が多いと思われることから、以下に説明させていただきます。

(1) 最近になって急に放射性物質の放出が増えたり、放射線レベルが高まったりした訳ではありません。福島第一原子力発電所の近傍の放射線レベルは概ね単調に減少を続けています。

(2) 今回の事故に関するこれまでの知見を、INES という計りに乗せて計ってみたら、針が“5”ではなく“7”という値を指し示したという意味です。INES の尺度で最も厳しいレベル7を示したからといって、チェルノブイリ事故と同じということにはなりません。

(3) 放出された放射性物質の量は、現時点ではチェルノブイリより1桁小さく、環境への影響は格段に少ないと考えられます。また、住民の方にも健康被害が出たチェルノブイリ事故に比べて、半径20km 圏の方々の避難が指示されており、放射線による健康被害は確認されていません。さらに遠方まで含めて放射線の量は常にモニターされ、野菜や水道水なども常にチェックされ、健康に影響を及ぼす恐れのないものだけが、皆様に届くよう十分な管理がされています。
                            問合せ先 E-mail: QandA@aesj.or.jp
   言わないことで、嘘をつく。知ってた事実を後出しして(1)
   ひと事かよ、それくらいのことはみんな知ってた。(2)
   小さければいいって問題ではないどろう。(3)
   総じて。国民が知ったら”パニック”にでもなると、顔をひきつらせているのはあなた達だろう。自分たちが犯した犯罪を、まだ取り繕おう”日本原子力学会”と日本政府。

  立場は違うが、まったく同じ、近頃出た、「小沢メモ」。こんな作文で、「政治手法」とやらでまとめようとする一郎君、駄目よ。

    時事ドットコム →http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041300686
民主党の小沢一郎元代表が13日にまとめた見解の全文は次の通り。
 今回の大震災で大変な被害に遭われた方たちは、菅政権に対して、「本当にわれわれの暮らしとふるさとを復活させてくれるのか」と強い不安を抱いていると思います。
 地震、津波による被災者の方々への対応は遅々として進んでいません。また、福島第1原発の初動対応の遅れをはじめ、菅直人首相自身のリーダーシップの見えないままの無責任な内閣の対応は、今後、さらなる災禍を招きかねない状況となっています。
 政治家が最後に責任を取る覚悟を持てないのであれば、何のための政権交代だったのか。統一地方選挙の前半戦での大敗は、国民からの菅政権への警告であると強く受け止めています。
                 
                    (2011/04/13-16:30)

被曝による健康への影響と放射線防護基準の考え方   平成23 年4月14日10時00分
                                   社団法人 日本原子力学会
        http://www.aesj.or.jp/information/fnpp201103/com_housyasenbougyo20110414R.pdf

  こちらでは、年間被曝線量、1mmシーベルトの意味の読み変えを企んでいる。基準の書き換えを目論んでいる。


  怒:おはら野農園 BUND
2011年4月14日(木)
さて、何から手をつけていいやら、もおう忙しいんだから
  あっちへ行ったりこっちを覗いたり、原発と地震はこちら
   →② 3.11東北関東大震災(東北太平洋沖地震 福島原発

  ぎゃうぎゃう、わおわおう言いながら、なんとかビニールを張った。
  お駄賃を頂いた。お口をチャックするには、イチゴよイチゴ。昔、コロンビア大学の学長が叫んだ、イチゴは嫌いだ、中まで「赤い」から、、、かくして「イチゴ白書-コロンビア大学の闘争」が生まれた。



  ほおばった後、姉川の源流に、カタクリを訪ねた。

  今年も奇麗に咲いていた。



  その足で、井之口分水の桜を愛でに。
  満開の桜と、伊吹山。溢れる水の音と円形分水。


  さあ、次は、アイスプラント、小松菜の収穫だわ。

  本業を忘れていないところが、えらい。




 忘れてませんよ、かわいいよ。

 
後日、編集して、

 「おはら野の四季」

 「おはら野農園日誌、農作業の記録」


  に書きますよって。


2011年4月13日(水)  その3
気分を変えて
  さあやろか。延び延びになる、ハウスのビニール被せ、いつになったらできるかな。朝、10時くらいまで風が出そうになく、暖かく、やる気がみなぎっている、こんな条件がそろわないと、やらない。

  さあやろか。二人で、わあわあ~ギャフギャフ言いながらやり始め、んもう~やり直し。風が出てきて。

  「もう、やめ。絶対やめ」ってなことになって、お買い物に行くことにした。
  んと、その前に、びっしりくっついた杉花粉を剥がす。洗車、こんなの何年ぶりだろ、ワックスなんて小賢しいって、車歴ん十年の私はほとんどしたことがないが、この杉花粉だけは、癪なんで、フロントガラスだけは取り除く。今回は全身洗ってやる事にした。放射性物質の場合は、除染というそうだ。出入国管理の場合は検疫。鳥インフルエンザ、口蹄疫は消毒。何とご都合主義。日本語をややこしくするのは誰だ。


  後日やり直すことになったビニール。目方は同じ、体積がふくらんだ。



  連れ合いのほっぺはもっと膨らんで、「もう、いや。買物に行く!」


  そうとは言わなかったが、最近知ったのは女性の気分転換、リフレッシュに買物行動があるんだそうだ。別に買わなくても見て歩くだけでもいいそうだ。

  確かに、スーパーに行くと男の理屈で、動線だのケースが配置されているが、連れ合いの歩く順序は、関係ないもんな。旭日松の「納豆いち」だったのに、ミッカンの「納豆いち」に変わってるわ。こっちが大事、一番、目線が違う。

  国民が一番だの、大衆目線だの、なに勘違いしているのか、あさって目線が流行りだけど、気分をかえるには、気分の変わる行動をとらなきゃ。
  いままでとの脈略のない行動にたけてる女の子歩行が大事。

  一日の終わりに、朝一の出来事の反省。
  
  お買い物車、ワンマイル・カー、206cc
2011年4月13日(水)  その2
当たり前のことが、当たり前でなくって
  種播き育苗ハウスの中のピーピーマメ。背丈が伸びて、例年だとびっしりのアブラムシが付く。ところが今年は、まだ見ない、写真しておこう。
  それで、ふと思った。アブラムシが付いて当たり前の時期なのに、と思うが、例年のほうがおかしかったのでは。
  相対主義的な思考のようだが、当然、普遍的だなんて一時期の思い込みかもしれない。自然界は均等ではなく、不平衡的、片寄り、不均等のまま進行するほうが多い。確率的ってのは、この滑らかではない曲線、不連続を、連続的なものとして取り扱う。
  断絶的、劇的な変化と云え、その局面だけを取り上げれば、ハルマゲドンや、何故私にだけ、って事態が起こっているように見える。
  昔、左翼用語に、結節点、って言葉があった。二つの無関係な、不連続な出来事が、別々には説明できても、どちらも一端をしか言い当てないが、実はまったく別の言葉で説明が付いて、連続的に見える、そんな視点を用いようと。
  この時に、無媒介的に、なんて説明もあって、根拠も理由もなく使うな!っても云われた。

  さて、この数年、悩ませてきたアブラムシ、ピーマンやナスについてまあ大変だった。今年はまだついていない。職場(喰場)に付いたテントウムシも、喰い物ないやん、と言ってるかもしれない。
  でも4月の中旬、まだアブラムシはいないって、ことが今までだったら、今年もいないって言ってるかも。
  それで、アブラムシが一杯出てきたら、ナスやキュウリの苗が順調に育って、もっとテントウムシを!って騒いでいるかも。カレンダーも暦も、365日、1年で、合理性を持ってるけど、世界を理解するのには、生物暦があっていいのかも。ものさしなんて一杯あって、それぞれがそれぞれで独立していて無関係で、連続している。そんな感性もあっていい。


  それにつけても、このキュウリ、ほとんど凍傷。毎朝、カチ~ン・テレ~ンとなって可哀そう。これなんて、それでも種播き遅らせてるんですけど、カレンダーでああだ、こうだと言う方がおかしいのかな。
  夜明けまで6時間、氷点下だった、ってやっぱあかんわ。


  放射線を浴びて遺伝子が壊れ修復できずにガンになる。1000人中500人がそうなれば、まあ誰の身にも起こる。1000人に1人ならば、誰に起こるかは確率的で、誰かの身に起きる、粒としての個が誰かなんて言えない。アインシュタインやボーアやローレンツ、マクスウエルなんて呼んできて、波と粒を同時に表現しようとして、確立論なんかを持ち出す。
  万遍なく全員に、少しずつガンになって、少しずつガンにならない、なんてことがまだ、人間の脳では理解できないでいる。だから、確立を持ち出す。でなければホーリズムなんかを云いだす。

  それで、なにか判った気になる学者・科学者が多い。粒としても個が、波としての人類を見通せば、わが身に迫ることを時代の波と捉えるに難しいではないのかななななな。とは、マイクとスピーカーがハウリングして、そこの拡声器、静かにしなさい、公務執行妨害で、死刑!(こまわり君や両津勘吉君のどちらに似せるかは、、好み)
  ここで、円とかを持ち出して、禅問答に逃げる人も出てくる。でも科学を持ち出した以上は、科学で決着をつけようぜ。ニャロメなのだ。
2011年4月13日(水) その1
京だの、兆だの、こんな単位が日常化する
  京だの、兆だの、こんな単位の日常化なんて御免だわ。

  [歩 あゆみ 距離と面積と歴史]   →http://www3.synapse.ne.jp/kintaro/index.htm


  ネットは便利なもので、こちらで京だの兆なのをもてあそぶか、ウィキペディアで遊ぶか、
    兆            1000000000000 0が12個   1012  テラ
    京         1000000000000000  0が15個  1015  ベタ
    垓     100000000000000000000 0が20個  10
20    ゼタ 1021

  まあそんなもんだ。

放出放射能量 100分の1程度  4月13日 4時47分
       
 NHK →http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110413/k10015274361000.html
  なあにが、「100分の1」じゃあ怒。まだまだ出てくるってことじゃあないか怒。
  今までの分はどうしたんじゃあ怒。小さく、少なく、健康・安全とみせようとする「ずっとウソだったんだね」、ウソの上塗り、塗り固め怒。

  問題は、ッ今朝も氷点下、 -1.6度。4月になって7日もある。去年は2日。3月も平均気温で2度低かった。苗が育たず、昨年は5月の連休に採れたスナップエンドウが、今年はまだ膝までも伸びず、花芽も上がっていない。  アブラムシがいないわけだ。

  おお寒い日が続く。

フジの花:ようやく膨らんできた
2011年4月12日(火)
だいたいがや、作らせるか
  某所へ、落ち葉を拾いに行った、としいや。横に腐葉土になった落ち葉がど~んとあったと。あたいが見逃しますか。ごっそり掘り採ったら、そこはカブトムシが、、、。いるやんか。仕事が増えてしまった。
  この子たちを孵さいでか。ググル:4~7月、土繭を作って中で蛹になる。  お~と、すぐせなあかん、マユ霊作る前に。ググル:夜温20℃以上が続くようになると、夜羽化する。
  かぶと虫君、Back in the U.S.SR.を聴きながら、このホワイトアルバムは私の宝物。
  それで、畑の一角に彼らのねぐらをしつらえた。この子たちのねぐらを放射性物資で汚染させてはならない。
  ん?某所とはどこや。そこは、植樹された(形容矛盾)自然林が手入れされて残されている所。から採ってきた腐葉土は、従って除草剤など農薬は使われていない、広葉樹があって、軽トラが乗り入れできる、わが農園からとっても近くて、便利。




  朽ちた畳表を被せて夏を待つ。虫好きにはたまらない。




  こんなに忙しいあたいは、「デルモンテ・カゴメ」に構っていられないが、一言主の尊の如く、申す。

  世界企業のデルモンテ、カゴメが、そうでなくても煩い世界の自然保護主義者、グリーンピース、ピースボートを相手に、「放射性物質に汚染されるかもしれない日本産のトマト」を使ってケチャップを作れますか。
  かの国におけるトマト、トマトケチャップは、日本の味噌・醤油のようなもの。

  EU,アメリカで流通できるでしょうか。日本から輸出しなくても、日本では作った、作る予定だ、なんてニュースはがかの国に伝わったとたん、「不買運動」がおきるでしょうね。
  それを考えると、栽培農家に「補償」をする金額のほうがはるかに小さいでしょう。
  デルモンテ、カゴメが言うように、「安全、安心」な製品を全世界に供給するのは企業のモラルだし、責任である、って正しい。

  「核拡散防止」。
  川崎市長は、なに考えてるんだ。福島県のみなさんには気の毒な事態だが、「放射性物質に汚染された」瓦礫を、国内といえど移動させてはならない。「福島原発」近辺に埋設するなり、核汚染除去施設を建設するなり、やんなきゃならんでしょう。
  瓦礫の山の一点、一点検査して、「基準以下」、「基準超え」なんてシール貼って分別して、厳重に分離して、それって一体、誰がするの。基準値以下ってラベル貼って、「非常事態」だからって、地上でも播きちらし拡散させようってのに手を貸す訳にはいかない。「地元補償」があるからってわけにはいかない。

  壊して播き散らしたのは私、「基準」を変えるのは私、処理を実行する業者を決めるのは私、責任なんて取らないのは私、ぜ~んぶ私独りでやってあげるから、なんてところへ「丸投げ」するのは、もうよしましょう。
  「核拡散防止」だわ。兵器であれ、平和であれ、それは使用済であれ、使用前であれ、物質は同じ。

  ずっと、嘘だったあの人たちの口から、移送を開始した途端に、「想定外」、「健康に直ちに・・」と、再び漏れ出した放射性物質で汚染された瓦礫を播き散らした言い訳を、、繰り返すに違いない。
  核拡散、絶対阻止、原子力産業が作った廃棄物の拡散・移動阻止。

  


  テントウムシ移送:
  庭草のハウスで大量に羽化したテントウムシを育苗用のハウスに移送。育苗中に発生するアブラムシを食べてもらうのだ。
  だが、今年は気温が低く、育苗中の苗にアブラムシがいない。がしかし、こっちのはうすも中は草ぼうぼう、この子たちの食餌に困ることはない。
   ↓ 17匹の第一陣が放たれた
2011年4月11日(月)
もう、このお口、チャックできない、しない。
  んもう、放水だけなら、鎮圧だけなら、んもう猫だってやったる。

 STOP HAMAOKA/no more fukushima
http://www.stop-hamaoka.com/[ストップ浜岡原発★東海地震から愛する人を守るのはあなたです]

   写真速報 : 若者パワーが炸裂!高円寺・反原発デモに15000人
               →http://www.labornetjp.org/news/2011/0410shasin
  4月10日午後、「浜岡原発すぐ止めて!東京集会&デモ」(芝公園・約2000人)に続いて、高円寺では「素人の乱」の呼びかけで反原発デモが行われた





  三島池に桜咲く:今日の一枚。握り飯を持って三島池へ、私はピクニシャン。
2011年4月10日(日)
マッチ、ポンプやないけ、おめえ
  上品になれないあたい。マッチ、ポンプやないけ、ええかげんにさらせ、我。と、まあ与太打ちたくなるような、惨事。宮城県は選択を間違った。私の願う未来ではない。

  復興期し知恵結集 宮城県、専門家会議設置へ  2011年04月10日日曜日
               http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110410t11041.htm

      河北新報社    →http://www.kahoku.co.jp/

   宮城県は、東日本大震災の復興計画策定に向け、全国から専門家を集めて「震災復興計画策定懇話会」(仮称)を設置する方針を固めた。座長には元東大総長で三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏(66)が就任する。今月中に初会合を開催し、県土のグランドデザインを再構築する復興計画へのアドバイスを求める。
   河北新報社のインタビューに応じた村井嘉浩知事が明らかにした。委員には日本総合研究所理事長の寺島実郎氏(63)、東北大総長の井上明久氏(63)らが内定しているという。
   座長に就く小宮山氏は栃木県出身。東大大学院工学系研究科修了。東大教授などを経て2005年から4年間、第28代東大総長を務めた。09年から三菱総研理事長。専門は地球環境工学で、温暖化対策に精通している。
   小宮山氏は今月6日、「震災新生特区」創設を盛り込んだ復興ビジョンを発表。太陽光発電など再生可能エネルギーの利用により、自然と共生した復興を目指すよう菅直人首相に提言している。
   村井知事は、菅首相が震災復興に関連した三陸沿岸の再生策として「エコタウンをつくり、福祉都市の性格も持たせる」との構想を打ち出したことを踏まえ、小宮山氏を選任した。
   村井知事は「小宮山氏は地球規模の国家観を持っている。日本全体を見ながら東北、宮城、被災地の将来がどうあるべきか、的確なアドバイスを期待したい」と語った。
   復興計画の策定では懇話会以外にも、県内の産学官トップによる既設の「富県宮城推進会議」などで意見交換する。被災自治体の首長と議論する場も設け、県内外の幅広い意見を集約してビジョンを取りまとめる。
   計画策定の前提となる復興基本方針は近く発表する。素案の概要によると、沿岸15市町の津波被害が甚大なため、原状回復による被災地の復興は不可能と判断。県土のグランドデザインを再構築する姿勢を打ち出す。

  -以上、記事全文-

    座長には元東大総長三菱総合研究所理事長小宮山宏氏(66)が就任する

  東京電力のコーポレートガバナンス 最終更新日:2010年7月9日  を参照のこと
       http://tepco.mirror.myapp.jp/ir/tekiji/pdf/1007021-j.pdf

  これをマッチ、ポンプと云わなければ、ライターも消防も立つ瀬がない。流され、流され消えてくれ。
  作って推し進めて、壊して、今度は再建に加担する。このような男が描く未来を共有したくない。しない。させない。  (男、と書くのは蔑称である。せめて人並ならそのように書く)
  作って壊して、再建、ボロ儲けではないか。
  東大学閥利権、東電利権、金融利権、三権握れば怖い物はない?産学官トップをぶっ潰せ!あれ!?どっかで覚えた、小泉君、竹中君だったけ。
  福島県の「放射線健康リスク管理アドバイザー」長崎大大学院の山下俊一教授と高村昇教授より悪質だわ。

  と、書いて、「今日はこれくらいにしといたるわ」池乃めだか風に終わろうかとおもったが、次のニュースが入った。
  宮城県、20年度目標に復興 沿岸の「原形復旧」断念   2011/04/10 20:43 共同通信
               http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041001000558.html

   -宮城県と、東京電力顧問小宮山裕は、田中角栄も思いつかなかった東北改造を企んでいる

  何、かんがえてんにゃ、われ。ええかげんにさらせ、的怒りが込み上がる。
  吉里吉里国/井上ひさしに賛歌あれ。

  そんなんで、まだまだ「報告」は終わらない、進まない。

  そして、ここからも聞こえてくる。
  原発 憲法23条違反が多くの人を危険にする  武田邦彦 平成23410日 午後5時 執筆
                   http://takedanet.com/2011/04/post_eeab.html
 -以下、一部紹介 -
  学問の危機である。そして「学問」が直接、国民の健康を脅かそうとしている。
  福島の教職員が子供を守るために立ちあがることができず、教育委員会が「国が安全と言ってるから」という一点張りの考えに押され、児童生徒を初期被曝から守れなかったように、学者も学問の危機に立ちあがれない。
  「御用学者」という言葉が人目をはばからず語れるようになっても、学者は沈黙を守っている。

 -以下略 全文を読んで欲しい -

 トンビ。低く飛んで、カラスとバトルしてた。カラスを追い払って、気流にのってハングライダーしてた。

  ↓ photo by 藤原新也

  私はこの写真に、寒々とした怒、と名付けた。これを写真した藤原新也に共鳴する。彼の、そしてこのカップルの発する悲しみ、慈しみ、怒りに共鳴する。それを愛とした藤原新也、その通りと思う。「東京漂流」にぶちまけた、彼の怒りの中にあったその対極をみる。被写体が発するものを映しきる彼のレンズをまだ涙で曇らすわけにはいかない。
  「東京漂流」では、このような対象は、動物や死体に向けられて生きて語る人にはあまり向けられていないので、覚悟がいる。

生な写真とコメントは、
 信也トーク:http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.phpを見て頂きたい。
2011年4月9日(土)
全ての「反核・反原発」を戦い抜く同志諸君に、集会の報告をしたい。
    まず最初に、最初に、原発現地で、「廃炉アクション」に結集し活動を続けられてきた子育てママ、子育てパパ、彼らが震災・津波、原発事故に被災されながらも、戦いをなお続けられているその連帯と、戦う決意表明があったことを報告したい。

  と、まあかつてのあたいだったらこんな風にゆうんですけど。先日のテントウムシ、羽化アクションの途中経過を外していたことが気がかりなんで、写真のように、うっすらテントウムシ模様が出てきた様をアップしておく。


  このママやパパの子たちの、語り継ぐ未来が、戦争のない、核のない未来であって欲しい。そう思った。

  今中哲二さんのゲスト報告「チェルノブイリ事故の汚染実態から見た、福島県内の放射線汚染の状況」において。1つに、飯舘村だから出来た「放射線汚染測定」が浮き彫りになった。2つに、気象庁の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)が何故機能しないのか。その怪、その実、そもそもここへ情報・データを一元化することによって、全てが闇の中でコントロールされるようになっていった実態が判った。研究機関、観測機関がその情報(考え方も含む)をここへ一元化することを求められ集約されていく過程で、議論討議の公開性を失っていったこと。怪。

  ほか、一杯あるけど、疲れた、明日の報告にしたい。

  寝る前に、「福島老朽原発を考える会」で、永年、活動され、政府・東電に「想定される事故」を訴え続けられてきた中で、まさに、正に、その通りのシナリオ、事態になっていることに、
  「なんで、廃炉に追い込んで、今の事態を回避できなかったか。悔しい」と怒り悲しむ坂上武さんの声が耳に残る。

  資料となるサイト(別のページを丹念に開いていただくと出てくる)をあげないまま、寝る。明日に続く。
2011年4月9日(土)
参加します。4・9緊急大阪集会

福島原発の事故と放射能汚染、被ばくは日々深刻になっている
政府の無策と「安全宣伝」によって、周辺住民は深刻な被ばくを強要されている
住民の避難拡大周辺! 脱原発への転換を!
4・9緊急大阪集会
★場所が変更になりました。
 「大阪府社会福祉会館」→「大阪社会福祉指導センター」
 「大阪府社会福祉会館」のすぐ前の建物です。地下鉄「谷町六丁目」

ゲスト
 今中哲二さん(京大原子炉実験所 助教)
      チェルノブイリ事故の汚染実態からみた、福島県内の放射能汚染の状況
 阪上武さん(福島老朽原発を考える会)  福島第一原発の深刻な事故

 福島第一原発の事故による、放射能汚染と住民、労働者の被ばくは、日々深刻になっています。
 いま最も急を要するのは、原発周辺住民の生命と健康を守るために、避難地域を拡大し、具体的な手だてを講ずることです。とりわけ放射線の影響を受けやすい妊婦や乳幼児が優先されるべきです。

 放射能汚染は、大気、土壌、水、野菜、原乳、そして海にまで広がっています。とりわけ原発から北西40㎞の飯舘村の土壌汚染(セシウム)は、チェルノブイリ事故時の強制避難区域の数倍にも達しています。事故は週間たっても収束の目処さえたっていません。それどころか核燃料が溶融し、圧力容器までもが損傷し、高濃度の汚染水がタービン建屋に流れ込むなど、事態は一層悪化しています。むき出し状況になっている使用済燃料プールからは、放射能が放出し続けています。

 それにもかかわらず、政府は避難区域の拡大を行うことなく、20~30㎞圏内でさえ、「屋内退避」「積極的自主避難」のままです。避難させるのではなく30㎞圏内にとどめて、欺まん的な健康診断でごまかしています。高濃度に汚染された野菜などを食べても、大気中の放射線量が上がっても、「直ちに人体に影響ない」「長期間汚染が続くか状況を見極める必要あり」等と、3週間も「安全宣伝」を繰り返しています。内部被ばくの危険や、晩発性のガンや白血病等々の健康被害のリスクを全く語りません。周辺住民や農業や酪農に従事する人々の不安や恐怖、苦悩を全く省みることもない無責任をこのまま許すわけにはいきません。
 政府、電力・原子力産業、学者、マスコミを総動員した「原発の安全神話」は、取り返しのつかない犠牲を伴って崩壊しています。生きるためには、脱原発に政策を転換させるしかありません。

 ゲストの報告やこれまでの取り組みを踏まえ、いま私たちは何をなすべきなのかを討論し、具体的な方向を見いだしていきましょう。
◆場所が変更になりました。
◆日時:4月9日(土)開場pm1:15 1:30~4:45
◆場所:大阪社会福祉指導センター 5階 多目的ホール
  (机あり200名、イスのみの場合300名)(地下鉄「谷町六丁目」徒歩5分) <地図>
◆参加費:一般 700円/大学生以下 300円
◆内容
 ・今中哲二さん:福島県内の放射能汚染の状況
 ・阪上武さん:原発事故の深刻な状況
 ・主催者からの提起と討論
   厚労省交渉等を踏まえて、当面の運動の提起と討論、
   各団体・個人の取り組みの交流など

主催
 グリーン・アクション
   京都市左京区田中関田町22-75-103  TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
   大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階  TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

(2011年3月31日)

グリーン・アクション/日本語 →http://www.greenaction-japan.org/modules/jptop1/
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会) →http://www.jca.apc.org/mihama/
2011年4月8日(金)
あんたは凄い
  アリンコ一匹作れない人間が、原子力の兵器利用、平和利用を云う事はできない。



  朝の9時から10時20分頃まで、150枚ほどシャッターを押した。一度は見てみたいと思っていた、1時間半のドラマ。

  模様のないテントウムシもできる、からドンドン斑点が浮き上がって来て、セミやチョウのように、羽を折りたたんだ。


  この後は、黄色から赤に色が変わっていく。その頃には、動き回るようになる。





  暖かくなって、地面から出てきた成虫がヒメオドリコソウに付くアブラムシを喰いながら卵を産んで、今年の一代目がさかんにアイスプラントの葉で羽化している。
  植物工場では、こんな虫はつかんだろうが、自然を排除できるのも、こんな自然から採った種を培養しているからの筈。

  自然の全体からみれば、兵器も平和も似たりよったり。

      - 150枚もシャッターの押せるデジカメならではの所業であった。 -

2011年4月7日(木)
アイタタ、お~痛い
  スノーからノーマルへ、タイヤ交換。最後の1本を外して、荷台へポイ。ホイールにさした指が抜けなんだ。お~痛、心臓が飛びだした。

  マニュアルは、手袋をはめて作業しなさい。最後まで注意をしなさい。なんだけど。一皮剥いてまった。

  笑ってはいけないけど。笑った。

電波時計が調子悪くないですか?「福島原発事故の影響がこんなところにも」
                                     -2011年4月5日 03時29分』

           →http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20110405/Getnews_108755.html

●電波時計の電波がこない
  東日本にお住まいの方、最近電波時計の調子が悪くないですか? 実は僕の家の電波時計も、ビタッと12時のとこで止まって動かなくなったり、突然時計の針が高速でグルグル回りだしたりして、「なんかちょっとこわい」ホラーな感じになってました。普通に動いているように見えるときも、実は微妙に時間が遅れていたり……微妙に進んでるんだったらまだいいんだけど。一体どうなってるんだろう、ということで調べてみると、「日本標準時プロジェクト」のサイトにこのような表示がありました。

40kHz標準電波 避難命令に伴い3月12日19時46分JSTより停波中 復旧見込み未定

おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です
福島第一原子力発電所周辺地域に避難指示があったことを受け、
3月12日19時46分、おおたかどや山標準電波送信所からの送信を停止し
同送信所の要員も地域外に退避しました。
  つまり、東日本をカバーする標準電波送信所が止まってしまっているということです。標準電波送信所は日本に2箇所あり、西は福岡県、東は福島県に設置されています。福島の送信所は事故が起きた福島第一原発の近くにあり、先日避難命令が出たエリア内でした。そのため、電波を停めて送信所の方々も避難した、ということです。つまり、電波が出ていません。そして復旧の見込みについては未定とのこと。原発事故がおさまらない限り退避が必要な状態は続きますから、電波は復旧しないということになります。福島原発事故の影響がこんなところにも……。

  1つの送信所でおよそ半径1000キロメートルはカバーできるらしいので、福岡から1000キロメートル以内であれば、福岡の送信所の電波を利用して時刻合わせができる時計もあるようです。福岡から1000キロメートルというと、福島あたりまででしょうか。ということは首都圏まではなんとかカバーできていそうですが、東北や北海道に関しては現在電波が届いてないということになります。また、同じ電波時計といってもいろいろあるらしく、自動的に別の送信所の電波へ切り替えて時刻合わせをしてくれる賢いヤツから、特定の送信所の電波にしか対応していないヤツまであるらしく、詳しくは電波時計の説明書を見るしかなさそうです。僕は取り扱い説明書捨てちゃったのでよくわかりませんが、一日一回、ぐるぐる時計の針が回っています。どうしたらいいんだろ。…

  それにしても、こんなところにも福島第一原子力発電所事故の影響があるなんて驚きです。東日本の電波時計が再び正確な時を刻みだすのはいつのこととなるのでしょうか。遅刻の言い訳も難しいですよね。
 -本文以上 -
  なんだって。縁なき衆は度し難き、てな言葉はこんな時に使わない。まして、袖触れ合うも何かの縁、なんてのでもない。福島原発とおおたかど山標準電波送信所とのご縁について語ろうとしたけど、、、。

  きっと、山寺の和尚さんの衝く鐘より随分と精確なんだろう、現代の暦博士、山の上にあるのは昔も今も同じなようだが。
  夜明けのご~んが鳴ったから6時かな、日暮れて、晩飯やな、なんて毎日が日曜なあたいには、精確とは、農作業小屋に設置した”電波時計”の精確さで、くだんの「日本標準時プロジェクト」に行って、教えていただいた、おたくのPCの時刻は”地域標準値と1.6秒、進んでいます”的精確さが、なんとも。

  ”遅刻の言い訳も難しいですよね”-  1.6秒では。
  隣の高校が、8時半にエーデルワイスをラッパする。お~、今日もアルプス越えの時刻になったか。


  北国の春はコブシだそうだ。家の前のコブシが、今日の南東風で開花した。
  春は桜の思い込みは、暦を作った土地が都だったからだそうだ(橋本治)。
  それで、コブシがいつまで経っても北国の春というからなんだそうだ。
  春はコブシといいきれない、そこんとこなんだよなあ。花はバラで、花の色はバラの色なんていう国に、花の色は桜の色はにお江戸になんない東京。
  あれ?!
2011年4月6日(水)
れんげ
  オオイヌノフグリ、ホトケノザの間から、レンゲが大きくなってきた。
  昨秋、種を播いた。播いた者にしか、生えてるって判んないよなあ、今は。でも生えてるんだから。

  今年も、ルバーブのジャムを食べられる。出てきましたがな。プラス、ルバーブのタルトも喰いたい。



  なんとか確保したハヤトウリ。さあ、芽を出せ、ツルを伸ばせ。と、いっても水霜でも溶けてしまうほど寒さに弱い。


  ハヤトウリの栽培、レシピは、このおはら野農園日誌のあっちこっちに載っている。私と同じで、とっちらかってはいるが、載っている。
2011年4月5日(火)
評判が良くない
  米原の錯乱の名所、もとえ桜の名所、三島池はまだ固い。その近くに社会福祉協議会の建屋がある。そこの桜は少し早い。7~8分咲きか。
  道中に、県議選の選挙事務所がある。評判が良くないのはこのことではない。

  猫♀が、あかんで、あんた近頃、字数が多いで読みずらい、という。さもあり何と思う。近頃あたい、お口チャックしてるから、字が多くなる、あたい、近頃、、、。

  農園日誌の最初の読者は、このあたいだから、野良日記んの文字数が多くなってるなあ、とは思っている。その次の読者は連れ合いで、猫♀はネットせんから除外。その猫♀がキャット字数が多いで、というのは、きっと連れ合いが猫♀に、どう思う?っていうてはるからやろ。

  きっとこうだ。人が書いた話を、そのままアップしてるから、ネットで見る連れ合いは、ここにかかんでも、もう読んでますがな、と思ってるんでしょう。


  にゃぁ~とみゃぁ~を足して2で割ったような声で鳴く。いいよ、あんたは可愛いから、そのお口チャックしなくても。

  と、舌の根も乾かぬうちに、なんなんですが。

  気象庁が、放射性物資の拡散シュミレーションを公開するってんで。

 気象庁 →http://www.jma.go.jp/jma/index.html

  ホーム>気象等の知識>気象業務の国際協力と世界への貢献>気象災害の防止に向けた協力
  >環境緊急対応地区別特別気象センターについて
                            →http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/kokusai_eer.html
  >IAEAからの要請と当庁が作成した資料一覧 →http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/eer_list.html

                            ここをクリックすると、以下の文の後に出てきます。

IAEAからの要請と当庁が作成した資料一覧
   資料を参照する上での注意事項
これらの計算結果は、IAEAの指定する放出条件に基づいて計算したものであり、いわば仮定に基づくものであって、実際に観測された放射線量等は反映されていません。
・当庁の同業務における計算の分解能は100km四方と、避難活動等の判断にとって極めて粗い分解能で行われているものであり、このため、この結果は国内の対策には参考になりません。
 ・国内の原子力防災については、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果が公表されています。
要請日時(協定世界時) 要請および作成資料
2011年4月4日07時14分 資料(英語)
  -下に続いています-

これとは別にこんなのもありますね。
国内の原子力防災については、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果が公表されています。
          →http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf
  で、シュミレーションがあります。おうおう、お役所仕事だこと。大学の中で飛び交う「公文書」も似たりよったり。
2011年4月4日(月)
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律  第64条 1項


 ↑ホトケノザ。葉軸を取って、仏像の台座に見える、仏の座



  つまるところ、事が起こればなんでもあり。


http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32HO166.html
#1000000000007000000000000000000000000
000000000000000000000000000000000000000000

第六十四条  原子力事業者等(原子力事業者等から運搬を委託された者及び受託貯蔵者を含む。以下この条において同じ。)は、その所持する核燃料物質若しくは核燃料物質によつて汚染された物又は原子炉に関し、地震、火災その他の災害が起こつたことにより、核燃料物質若しくは核燃料物質によつて汚染された物又は原子炉による災害が発生するおそれがあり、又は発生した場合においては、直ちに、主務省令(第三項各号に掲げる原子力事業者等の区分に応じ、当該各号に定める大臣の発する命令をいう。)で定めるところにより、応急の措置を講じなければならない。
 前項の事態を発見した者は、直ちに、その旨を警察官又は海上保安官に通報しなければならない。
 文部科学大臣、経済産業大臣又は国土交通大臣は、第一項の場合において、核燃料物質若しくは核燃料物質によつて汚染された物又は原子炉による災害を防止するため緊急の必要があると認めるときは、同項に規定する者に対し、次の各号に掲げる原子力事業者等の区分に応じ、製錬施設、加工施設、原子炉施設、使用済燃料貯蔵施設、再処理施設、廃棄物埋設施設若しくは廃棄物管理施設又は使用施設の使用の停止、核燃料物質又は核燃料物質によつて汚染された物の所在場所の変更その他核燃料物質若しくは核燃料物質によつて汚染された物又は原子炉による災害を防止するために必要な措置を講ずることを命ずることができる。
 製錬事業者、加工事業者、使用済燃料貯蔵事業者、再処理事業者及び廃棄事業者(旧製錬事業者等、旧加工事業者等、旧使用済燃料貯蔵事業者等、旧再処理事業者等及び旧廃棄事業者等を含む。)並びにこれらの者から運搬を委託された者 経済産業大臣(第五十九条第一項に規定する運搬に係る場合にあつては同項に規定する区分に応じ経済産業大臣又は国土交通大臣、船舶又は航空機による運搬に係る場合にあつては国土交通大臣)
 使用者(旧使用者等を含む。以下この号において同じ。)及び使用者から運搬を委託された者 文部科学大臣(第五十九条第一項に規定する運搬に係る場合にあつては同項に規定する区分に応じ文部科学大臣又は国土交通大臣、船舶又は航空機による運搬に係る場合にあつては国土交通大臣)
 原子炉設置者(旧原子炉設置者等を含む。以下この号において同じ。)及び当該原子炉設置者から運搬を委託された者 第二十三条第一項各号に掲げる原子炉の区分に応じ、当該各号に定める大臣(第五十九条第一項に規定する運搬に係る場合にあつては同項に規定する区分に応じ第二十三条第一項各号に定める大臣又は国土交通大臣、船舶又は航空機による運搬に係る場合にあつては国土交通大臣)
 外国原子力船運航者及び外国原子力船運航者から運搬を委託された者 国土交通大臣
 受託貯蔵者 第六十条第一項各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める大臣
2011年4月4日(月)
これは、核戦争だな。内戦が始まった 04 April, 2011 午後 07:37:16
  東電と政府は、核廃棄物を、海に流すと言う。低レベルだと、健康に影響はない、と自ら法律と、憲法を無視して垂れ流すという。非常事態を宣言したとでもいうのか。

  報道機関は、その情報を垂れ流す。大本営発表を垂れ流したように。東電・政府に味方する勢力に屈したようだ。

  彼らの宣戦布告だわ。断固阻止せよ。戦争犯罪である。用意されるのは軍事法廷。勝利の日まで、戦う。我らに勝利を。


      東京電力プレスリリース →http://www.tepco.co.jp/cc/press/11040403-j.html
福島第一原子力発電所からの低レベルの滞留水などの海洋放出について
                             平成23年4月4日
                             東京電力株式会社

  現在、福島第一原子力発電所タービン建屋内には、多量の放射性廃液が存在しており、特に2号機の廃液は、極めて高いレベルの放射性廃液であります。
  これを安定した状態で保管するには、集中廃棄物処理施設に移送することが必要と考えております。しかし、同施設内には、現状、1万トンの低レベル放射性廃液が既に保管されており、新たな液体を受け入れるには、現在保管されている低レベルの廃液を排出する必要があります。
  また、5号機ならびに6号機では、サブドレンピットに低レベルの地下水が溜まってきており、建屋の内部に地下水の一部が浸入してきており、このままでは原子炉の安全確保上重要な設備を水没させる恐れが出てきております。
  つきましては、極めて高い放射性廃液をしっかりと管理貯蔵するために、集中廃棄物処理施設内に溜まっている低レベルの滞留水(約1万トン)と、5号機および6号機のサブドレンピットに保管されている低レベルの地下水(延べ1,500トン)を、原子炉等規制法第64条1項に基づく措置として、準備が整い次第、海洋に放出することといたします。
  なお、この低レベル滞留水等の海洋放出にともなう影響としては、近隣の魚類や海藻などを毎日食べ続けると評価した場合、成人の実効線量は、年間約0.6ミリシーベルトと評価しており、これは、一般公衆が自然界から受ける年間線量(2.4ミリシーベルト)の4分の1であります。
                                  以 上


枝野氏「高濃度」流出阻止を優先 汚染水放出で
                      →http://www.47news.jp/
                      →http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040401000718.html
  枝野幸男官房長官は4日午後の記者会見で、福島第1原発の施設から低濃度放射性物質を含む汚染水を海へ放出することについて「建屋内にたまっている高濃度の放射性物質を含む汚染水が海に流れないことを優先した。安全確保のため、やむを得ず了承した」と説明した。
  枝野氏は「(放出する水の)放射性物質は桁違いに少ない」と強調。「環境への影響をしっかり確認するよう指示した」とも指摘した。
  また、枝野氏は原発事故を受けた避難指示でほぼ無人となっている周辺地域に関し「店舗や住宅への空き巣など多くの犯罪が発生しているとの流言があるが、大規模な窃盗団などの事実はない」と述べ、この地域から避難した住民に冷静な対応を呼び掛けた。枝野氏は「原発から半径20キロ圏内についても警察、自衛隊が一定程度の防犯活動をしている」と強調した。
                                2011/04/04 18:27   【共同通信】



低レベル汚染水を海に放出へ=高濃度水の保管先確保-東電
                      →http://www.jiji.com/
                      →http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011040400567
  東京電力は4日、福島第1原発2号機タービン建屋にたまっている高濃度の放射能汚染水の貯蔵先を確保するため、集中廃棄物処理施設内などで貯蔵中の低レベル汚染水計約1万1500トンを近く海へ放出すると発表した。
  原子炉等規制法に基づく応急措置。松本純一原子力・立地本部長代理(←google検索)は「人体に影響はないと考えられるが、誠に申し訳ない」と謝罪した。
  東電によると、放出される水の放射能濃度は国が定める濃度限度の約100倍。放出後に周辺海域の魚類や海草類を毎日食べ続けた場合、成人が受ける放射線量は年間約0.6ミリシーベルト。一般人が浴びてもよい人工放射線の年間1ミリシーベルトや、自然界から受ける同2.4ミリシーベルトを下回るという。
  東電は、2号機タービン建屋地下の汚染水が、毎時1000ミリシーベルト以上と極めて高い放射線量だったため、保管先の選定を最優先した。復水器への移動などに時間がかかることもあり、集中廃棄物処理施設への貯蔵を決めた。            (2011/04/04-18:38)  時事通信


保安院:海へ放射性排水を放出、大きな危険回避のため止む得ない(1)
             →http://www.bloomberg.co.jp/?JPIntro=jpintro
             →http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920017&sid=aJdtIKWCFSO0
 4月4日(ブルームバーグ):経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は4日午後の記者会見で、東京電力が福島第一原子力発電所の低レベル放射能に汚染された水1万1500トンを海に放出することについて「大きな危険回避のため止むを得ないと判断した」と述べた。
  保安院によると、東電から放射性物質を含む排水の海洋放出を実施したいとの連絡を受けたのは同日午後3時ごろ。保安院は原子力安全委員会の助言を得た上で、午後3時20分後ごろに東電に実施の了承を伝えたという。
  海洋への放出を認めた背景について西山審議官は、「海に出すことは何としてでも避けたく、あらゆる所を探した」ものの、移送先を確保できず「他の手段では間に合わない」と判断した説明した。
  保安院によると、原発周辺海域から1キロメートルの禁漁区域外で一番濃度が高い場所での放射性物質を取り込んだ魚を1年間に渡って食べ続けた場合の被爆量は年間0.6ミリシーベルトで、原子炉等規制法に基づく年間線量限度1ミリシーベルトを下回る。
  記事についての記者への問い合わせ先:東京 鈴木偉知郎  更新日時: 2011/04/04 18:17 JST
                           Bloomberg.co.jp


東京電力の原発危機、「想定外」は本当に想定外か?
                        
 -法と経済のジャーナルAsahi Judiciary
              →http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/
              →http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2011040200004.html
             2011年04月02日


大前研一  炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後
  2011年04月04日-日経BPネット
            →http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110404/265766/?ST=business&P=1



福島原発、洗浄が次の難題-「作業は数カ月ではなく数年間」 2011年 4月 4日  10:30 JST
                           
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 
                    →http://jp.wsj.com/
                    →http://jp.wsj.com/Japan/node_215588

  日本の政府当局や原発関係者が福島第1原子力発電所の損傷した原子炉を安定させようと四苦八苦している中で、国際チームは既に次の大きな難題、つまり原子炉の洗浄に向けて日本に手を貸そうと集結しつつある。
  福島第1原発の原子炉の正確な状況はいまなお不透明だが、東京電力は、1979年に事故を起こしたスリーマイル島原発と86年のチェルノブイリ原発の放射線災害に対応した経験を持つ専門家を関係国から呼び寄せつつある。
  放射線の放出と原子炉の過熱への対応に苦慮している東電は、原子炉洗浄戦略策定のため、原子炉建設・エンジニアリング会社のショー・グループを雇った。東芝とバブコック・アンド・ウィルコックス社を含むコンソーシアム(企業連合)の構成企業だ。
  米エネルギー省傘下のアイダホ・ナショナル・ラボラトリーの物理学者ダグラス・アッカーズ氏は日本の福島原発の洗浄について、大地震の際に原子炉3基が稼働していた事実を挙げ、「スリーマイル島によく似たものだろうが、福島にはその3倍ある」と述べた。同氏はスリーマイル島の洗浄努力で13年間携わった経験がある。
  スリーマイル島原発事故の際には、わずか4カ月前に稼働したばかりの第2原子炉が破壊された。機器の不具合と人為的なミスが重なって、炉心の半分が過熱し、溶融した。
  専門家たちは、日本にとってはスリーマイル島の事故のほうがチェルノブイリ事故よりも良い先例になると指摘している。チェルノブイリの場合は原子炉が爆発し、放射性廃棄物が広範囲にわたって飛散した。破壊された原子炉は最終的には、砂、鉛、コンクリート、そして鋼鉄を混合した石棺によって封じ込められた。現在、国際チームが石棺の上にもっと強固な構造物を建設中で、100年続く見通しだ。
  ただしオーク・リッジ・ナショナル・ラボラトリー(テネシー州)の原子力科学者ジョージ・フラナガン氏は、スリーマイル島事故の経験は役に立つだろうが、「エンジニアたちは一部の仕事については自ら新規の手段を考案しなければならないだろう」と指摘する。
  予想される主な仕事は、水のあふれた地域からの排水と、そこから放射性物質を除去する処理だ。原子炉内部の空間は不純物を除去する必要があり、水も同様の処理が必要だ。最終的に核燃料を除去して安全で長期的な貯蔵庫に格納しなければならない。
  ショー社のジェフ・マリフィールド上級副社長は、この原子炉洗浄作業を完了する期間は「数カ月ではなく、数年とみるべきだ」と述べた。同氏は米原子力規制委員会(NRC)の元委員で、この作業のため今週日本に向けて飛び立った。
  スリーマイル島の場合、損傷調査のためロボットが原子炉の炉心に送り込まれたのは3年経過したあとだった。最初のロボットが汚染分野である原子炉の圧力容器の下に入ったのは1984年になってからだった。同島原発では圧力容器は依然として元の場所にある。

 福島原発の場合、原子炉の圧力容器は、放射能を低下させる期間が必要なため、これが数十年間で除外される公算はないという。
  福島原発の作業がとりわけ複雑なのは、損傷した原子炉が少なくとも3基あり、使用済み核燃料プールも損傷しているとみられるからだ。付近の道路と町が地震による損害を受けているため、ロジスティクスも遅れる恐れがある。
 30年前にスリーマイル島原発の浄化作業に携わった経験のあるショー社のプロジェクトマネジャー、ジョー・ボゼラ氏は「スリーマイル島にいた時、わたしはホテルから食事を届けさせていたが、日本ではそのようなインフラがすべて失われてしまっている」と述べた。

記者: Rebecca Smith  
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2011年4月4日(月)
残念、きょうの一品
  カエルを追い、クモを狙う猫♀がアスパラを起こしてしまった。早く喰わないアンタが悪いよ、と云ったとか云わなかったとか。

  きょうはアスパラを散らしたスープだわ、とは連れ合い。そりゃこればかりでは浮き身だな。

  廃品回収車のように、連日「お騒がせいたしております、○○でございます」、廃炉回収してまわれ!と思う。


  羽化したテントウムシの抜け殻。毎朝、アイスプラントでサナギになったテントウムシが羽化している。この中で、幼虫がドロドロに溶けて、テントウムシに変わっていく。
  写真の左が上。逆さにぶら下がって、右のほうが頭。これも不思議。

  大震災・福島原発、今、私の頭の中も斯様なありさま。数日内で、整理しよう。
2011年4月1日(金)
後始末


  猫♀だって後始末する。家の前の畑、ハウスの中、まだビニールを被せていない。穴を掘ってウンチする。匂って土を被せる。決して垂れ流しなどしない。

  政府も、東電も保安院も、報道機関も、ネットで調べたり、確かめたりできるレベルのことですら充分説明できないでいる。
  彼らが垂れ流す汚染物資が、どんどん拡散している。

  IRSNのHP →http://www.irsn.fr/EN/Pages/home.aspx
        -以下のIRSN からの引用-
     
IRSN について http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-about-irsn.pdf

  フランス放射線防護原子力安全研究所 (Institute de Radioprotection et de Surete Nucleaire-IRSN)は商工業公社(Public Establishment)の性格を持ち、放射線によるリスクを任務としています。IRSNの専門技術知識はあらゆる分野における電離放射線リスク(事業、医療、自然放射線)を網羅しています。

専門技術支援、研究の分野
(1)環境放射線モニタリングと放射線緊急事態における介入、支援
(2)人体の放射線防護
(3)原子力施設の大型事故防止
(4)原子炉の安全対策
(5)工場、研究所、運送、核廃棄物の安全対策
(6)核防衛の専門知識
  これらの研究活動により(主に多国間プログラムの一環として行われている)IRSN の専門技術開発、推進は保たれ、上記の分野でのリスクの国際的専門機関としての立場を維持し続けています。
  2011年3月11日に三陸沖で起きた東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた一連の福島第一原子力発電所事故は世界中の注目を浴びています。事故発生直後からIRSN では危機管理機関を立ち上げ、フランスの提携機関(ASN, Meteo France)と海外の提携機関(NRC, GRS, AIEA)より情報を収集し、原子炉事故現状の把握、放射線リスクの解析、これからの環境、人体への危険性アセスメントを地球規模の計算シミュレーションで行っております。

  このサイトは IRSN がまとめた福島原子炉事故関連のデータ解析、環境汚染シミュレーション情報等をフランスに住む皆様により早く、より正確に提供することを目的としています。収集したデータの解析果に基づく現在の放射能被爆状況アセスメント(日本国内)、またIRSN が独自に行っている計算、シミュレーション結果から考えられる今後の放射能雲の動向(日本国内、全世界)とその環境に及ぼす影響の予測等が報告されています。他にもフランス国内からIRSN に寄せられた沢山の質問に対する答えFAQ)を日本語と英語に翻訳して皆様に提供しています。

Document in japanese (PDF files) :
 [22/03/2011]
IRSNについて
Download the PDF file →http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-about-irsn.pdf

 [22/03/2011] 2011年3月12日より福島第一原子炉から放出された放射能雲大気中拡散シミュレーション
Download the PDF file  →http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-simulation-dispersion-jp.pdf
   この中のシュミレーション
       →http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_dispersion_rejets_19mars.aspx

[22/03/2011]
日本から流れる放射能雲の移動:IRSNは環境の監視を強化 ― 予想される空気中セシウム137は微量
Download the PDF file
  →http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-monitoring-radioactivity-level-jp.pdf

[22/03/2011]
よくある質問
Download the PDF file  →http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-QA-jp.pdf

[23/03/2011]
IRSNによる3月22日迄に福島第一原子力発電所から放出された放射能の見積もり評価発表
Download the PDF file 
http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/IRSN_fukushima-radioactivity-released-assessment-JP.pdf


  -上の引用とリンクは、次のURLから行いました。-
               →http://www.irsn.fr/EN/news/Pages/201103_seism-in-japan.aspx


フランス放射線防護原子力安全研究所
(Institute de Radioprotection et de Surete Nucleaire-IRSN)


 http://www.irsn.fr/EN/Pages/home.aspx

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